サングラスをかけてみましょう。
普通はまぶしいときにかけますが、その限りではありません。
何でもないときにかけてもいいのです。
サングラスは、リフレッシュや気分転換したいときにも役立つアイテムです。
サングラスをかけると、見え方が一変します。
カラフルな視界からグレーな視界に変わります。
まぶしさを防ぐ効果がある一方で、見えにくかったり色がわかりにくかったりなどの違和感を覚えるでしょう。
普段と違った視界があって不思議な感覚があります。
サングラスをかけたまま街を歩いてみましょう。
人や建物も何もかもグレーに見えます。
見えるものすべてがグレーに見えて面白い。
昼間なのに夜のように感じます。
きれいな青空が、灰色の空に見えます。
看板の赤い警告文字がグレーに見えて、迫力がなくなります。
色が判別しにくい不便さはありますが、これはこれで新鮮です。
まぶしいときには役立つサングラスですが、普通のときにかけるのも悪くありません。
じっくりグレーの視界を堪能してください。
違和感を覚えますが、これはこれで普段と違った感覚を楽しめます。
さて、しばらくサングラスをかけていると、だんだんグレーの視界にも慣れてくるでしょう。
グレーな視界に見慣れたら、次は外してみましょう。
グレーな視界からカラフルな視界に戻ります。
今度はカラフルに見えることの大切さに気づかされます。
今までカラフルに見えるのは当たり前に感じていましたが、いかにありがたいことか実感できるでしょう。
「わあ、きれいだなあ!」
「色がわかる。カラフルな世界がある。なんてきれいなのだろう!」
本来の視界に戻っただけのことですが、驚きと喜びを感じるでしょう。
普通の平凡な景色であっても感動するに違いありません。
色がわかるからこそ識別できたり感動できたりします。
鮮やかであることがいかに美しいことか痛感します。
私たちにとって色は判別できて当たり前のことですが、なかなかその恩恵に気づく機会がありません。
サングラスを賢く利用することで、カラーで見えることの素晴らしさを実感できます。
サングラスは、まぶしさを防ぐためにつけるものではありません。
当たり前の幸せに気づくアイテムです。
色の素晴らしさを再認識するためのアイテムです。
色がわかることは、それだけで素晴らしいことなのです。