リンゴを食べるときといえば「カット済み」が多いのではないでしょうか。
カット済みのリンゴは一口サイズになっていて食べやすいものです。
フォークを使えば手が汚れる心配もありません。
もちろんカット済みのリンゴもいいのですが、リフレッシュしたいときは、ちょっと豪快な食べ方にチャレンジしてみましょう。
「リンゴの丸かじり」です。
大きく口を開け、がぶりとかぶりつき、むしゃむしゃ食べる。
豪快な食べ方ですが、これがいいのです。
かぶりついた瞬間、リンゴの甘酸っぱい果汁が口の中いっぱいに広がります。
フレッシュ感をたっぷり味わえるため、よいリフレッシュになるでしょう。
リンゴ1個は、小腹を満たすにはちょうどいいサイズです。
リフレッシュしたいときは小腹がすいていることも多いですから、リンゴ1個の丸かじりはベストチョイスです。
リフレッシュだけでなく小腹を満たすこともできて一石二鳥です。
リンゴは、私たちの健康を保つ上でも有効な食べ物です。
ヨーロッパのことわざに「1日1個のリンゴで医者いらず」という言葉があります。
毎日リンゴ1個を食べていると、医者が必要なくなるくらい健康維持に効果があるとされています。
リンゴは栄養価が豊富です。
ビタミンC、カリウム、カルシウム、ナトリウム、マグネシウム、ベータカロテンなど、さまざまな栄養が含まれています。
これらの栄養は、動脈硬化・高血圧の予防にも効果があるとされています。
ビタミンCは、ストレスを感じるときに大量消費されるため、十分取っておく必要があります。
リンゴには、食物繊維の一種「ペクチン」が豊富に含まれているのが特徴です。
ペクチンは水に溶けるとゼリー状になって膨張するため整腸作用があります。
便をやわらかくして排便を促すため、便秘に悩んでいる人には改善を期待できるでしょう。
リンゴには「リンゴポリフェノール」と呼ばれる抗酸化物質も含まれています。
ペクチンやリンゴポリフェノールは皮部分に集中しているため、丸かじりで食べるのが最も効率よく吸収できます。
リンゴは「天然の歯ブラシ」ともいわれています。
丸かじりすると唾液の分泌が増えて歯肉も丈夫になるため、虫歯や歯肉炎などの予防効果も期待できます。
しっかり噛む必要があるので顎の筋肉も鍛えられます。
リンゴは、こうした数多くの健康メリットがたくさんそろったフルーツです。
まさに「1日1個のリンゴで医者いらず」です。