デパートの売り場に行き、いつも買っているものを買いに来ました。
食料品、衣料品、日用生活品。
私たちが買う日用品は、だいたい決まっています。
「これが好き」「これが一番」「これが気に入っている」というものがあるでしょう。
お気に入りのものが決まっていれば、たいてい毎回同じものを買うことになるはずです。
ところが、たまたま売り切れていることがあります。
あるはずの棚のところに、商品が1つもありません。
売り切れているならどうしようもありません。
注文しようにも時間がかかります。
わざわざほかの店舗まで探しに行くのも、手間がかかります。
あなたならこんなとき、どうしますか。
仕方ないので、諦める人も多いのではないでしょうか。
こうした場面で気づいてほしいことがあります。
売り切れているのは「たまには違うものを買ってみよう」という神様からの提案です。
いつも同じものばかり買っていては、パターンが固定され、変化が乏しくなります。
毎回お気に入りのものを買うのはいいことに思えますが、長期的に考えると、人生経験の範囲を狭めることになります。
そこで神様は、わざと「売り切れ」というイベントを作り出しました。
別の選択肢にあなたを導こうとしているのです。
売り切れているときは、代用できる範囲で別のものを買ってみましょう。
売り切れているから諦めるのではありません。
別のもので代用してみるのです。
初めて買うものなら当たり外れがあるかもしれませんが、それもまた面白さです。
神様からの提案ですから、いつもと違うものを買うと、きっと何か「いいこと」があるでしょう。
新しい発見ができるかもしれません。
ユニークな体験ができるかもしれません。
意外な味わいを知って感動するかもしれません。
思わぬところには、思わぬ出会いが待ち受けているもの。
思わぬ運が舞い込んできて、あなたを幸せに導いてくれるでしょう。
売り切れは、それはそれで「ラッキー」といえるのです。