私たちはあるとき、突然差し迫った事態に陥ることがあります。
ピンチです。
追いつめられて余裕がなくなり、非常に苦しい状態になります。
まだ重大なトラブルにはなっていませんが、すでに危うい状態です。
トラブルの一歩手前であり「このままでは大変なことになる!」とあたふたします。
もしピンチに直面したら、こう考えましょう。
「英雄になるためのチャンスがやってきた」と。
映画に登場する英雄を思い出してください。
英雄は、最初から無条件に英雄になったわけではないはずです。
映画の主人公が英雄らしくなるのは、ピンチを乗り越えたときです。
差し迫った事態がやってきて厳しい状況に陥りますが、主人公は諦めず、勇敢に立ち向かいます。
もがき苦しみながらも必死になり、ピンチを乗り越えたとき、英雄になります。
ピンチを乗り越えることで成長して、周りからは「よくやった」「素晴らしい」「あなたこそ英雄だ!」と称賛されます。
つまり、英雄になるためにはピンチが必要なのです。
これは、私たちの人生でも同じです。
ピンチに直面したときは「英雄になるチャンスがやってきた」と考えましょう。
神様があなたに、英雄になるチャンスをプレゼントしてくれました。
表向きはピンチに見えますが、実は「神様からのプレゼント」です。
逃げることもできますが、できれば勇敢に立ち向かったほうがあなたのためになるでしょう。
こういうところで、人生の差がつきます。
「ピンチを乗り越えられない」と思うなら誤解です。
神様は、乗り越えられない困難をあなたに与えません。
神様が与えたチャンスなのですから、難易度の設定が適切であるはずです。
難しく見えるなら、難しそうに見えるだけです。
きちんと頑張れば、ぎりぎり乗り越えられるはずです。
せっかく英雄になるチャンスをいただいたのですから、ありがたく取り組みましょう。
「ピンチは、英雄になるチャンス」と考えれば、神様もほほ笑んでくれます。