神様は平等に人を助けません。
「神様だから平等に人を助けてくれる」と思っているなら大間違い。
むしろ神様だからこそ、シビアです。
厳密には全員に助けの手を差し伸べますが「助ける優先順位」が変わります。
神様は、しなければいけない仕事で大忙し。
すべての人を一度に助けるのは、神様すら不可能です。
そこで神様は、その人の普段の行いから、助ける優先順位を決めます。
行いが優れている人は助ける優先順位を上げて、そうでない人は優先順位を下げます。
神様にも、苦手なタイプの人がいます。
神様が苦手なのは、愚痴や悪口を言う人です。
ぶつぶつ愚痴を言っていませんか。
相手のいないところで、悪口を言うのが癖になっていませんか。
不平不満があると、愚痴や悪口を言いたくなることもあるでしょう。
しかし、いつも愚痴や悪口を言っているなら要注意です。
愚痴や悪口を言う人は、暗い雰囲気が漂い、神様すら抵抗を感じます。
「変な助け方をすると、自分まで愚痴を言われそうだ」
「あまりこの人に関わると、今度は自分の悪口まで言われそうだ」
神様は不安を感じて、助けにくくなります。
変に関わると、愚痴や悪口の矛先が自分に向かいそうなので、神様すら近づきにくい。
悪く言われると、神様も不快です。
「余計なことはしないでおこう」「助けるのは後回しにしよう」と思います。
一応助けてはくれますが、優先順位を下げられ、助けるのは後回しにされます。
愚痴や悪口は、心で思うことはあっても、口に出して言うのは要注意です。
愚痴や悪口を言えば言うほど、神様はあなたから離れていき、運やチャンスが巡ってこなくなります。
愚痴や悪口がひどいと、助ける順番は、ほぼ最後のほうになるでしょう。
さて、神様に存在するのは苦手なタイプばかりではありません。
苦手なタイプの人がいれば、好きなタイプの人もいます。
神様が好きなのは、感謝と称賛の言葉を言う人です。
小さなことにもきちんと感謝する。
相手の素晴らしいところを丁寧に褒める。
普段から感謝と称賛を言う人は、神様も好感を持ちます。
「この人を助けると、きちんと感謝されそうだ。たっぷり褒められそうだ」
神様はポジティブな期待を膨らませます。
助ける優先順位を上げてくれ、幸運やチャンスが巡りやすくなるのです。
神様に助けてもらう優先順位を上げたいなら、できるだけ愚痴や悪口は控えつつ、感謝と称賛の言葉を心がけましょう。
愚痴や悪口を言うか、感謝や称賛を言うか。
口にする一言で、運命が変わるのです。