「自分が壊れそう!」
そう思う瞬間はありませんか。
プライベートで嫌なことがあって、猛烈にむしゃくしゃすることがあるでしょう。
そんなとき「自分が壊れそう!」と思うことがあります。
思考を整理できなくなったり、感情の波が激しくなったりして、正常な自分を保てなくなるのです。
もし自分が壊れそうになったなら、1つ言えることがあります。
それは「ブレーキを踏め」のサインです。
壊れそうなのは、スピードを出しすぎていて、許容範囲をオーバーしている状態です。
壊れそうになっているのですから、ブレーキを踏んで、スピードを落とさなくてはなりません。
壊れそうな状態を放置していると、ますます状況が悪化します。
それ以上アクセルを踏むのはやめておくことです。
自分が壊れそうになっているときにアクセルを踏むと、自分の限界を超えてしまい、本当に壊れてしまいます。
もっとアクセルを踏みたくても、壊れてからではいけません。
仕事が多すぎるなら、ブレーキを踏んで減らしましょう。
仕事が忙しすぎるなら、休暇を入れましょう。
いっぱいいっぱいの状態ですから、余裕を作らなければいけません。
休むことに罪悪感を持つ必要はありません。
「休むのも仕事の1つ」と考えることです。
休みにくい雰囲気もあるかもしれませんが、健康以上に大切なものはないのですから、優しく自分をいたわってください。
今すぐ有給休暇の申請を出しましょう。
大量の仕事を抱え込んでいるなら、誰かにお手伝いをお願いしましょう。
1人で仕事を抱え込みすぎている状態ですから、誰かと手分けをするのが正解です。
複数人で手分けしたほうが、結果として仕事の質も高まります。
「ちょっと手伝ってもらえるかな」という一言を言うだけのことです。
気分転換をするのもいいアイデアです。
気分転換も、ブレーキを踏む1つになります。
趣味を楽しんだり、温泉に浸かったりすれば、心身がリラックスします。
「誰かが自分を救ってくれる」と期待しないことです。
みんな自分のことで精いっぱいです。
あなたのことにかまっている暇はありません。
壊れそうな自分を救うのは、自分です。
責任感や使命感があって、ブレーキを踏むのにためらうこともあるでしょう。
責任感や使命感があるのは素晴らしいことですが、壊れそうなときは例外です。
壊れそうなときは「緊急事態」ですから、自分の健康を最優先に考えるのが正解です。
そういうときに踏むブレーキは、神様も許してくれます。
「きちんとブレーキを踏めて偉い!」と褒めてくれるでしょう。
仕事に悪影響が出るかもしれませんが、ブレーキを踏まなければ、もっと大きな悪影響が出るでしょう。
自分のためであり、これからの人生のためでもあります。
壊れてからでは遅いのです。
いったん壊れてしまうと、普通のことすら普通にできなくなり、後悔することになるでしょう。
まだ壊れていない今なら、ぎりぎり間に合います。
壊れそうになったときの振る舞い方で、あなたの人生が決まります。
自分が壊れそうになったときは「ブレーキを踏め」のサインなのです。