「恥ずかしがり屋で勇気が出ない」
「周りに笑われるのが怖い」
「恥ずかしくて心臓が飛び出そう!」
ときどき日常では、恥ずかしくて行動できないことがあります。
代表的なのは、初めての経験です。
初めての経験は雰囲気や方法がわからず、失敗するかもしれません。
恥ずかしい気持ちが出てきて、おっくうになります。
羞恥心は、誰にでもあるのが普通です。
特に恥ずかしがり屋の人にとっては、心臓が飛び出そうなくらいどきどきするはずです。
しかし、恥ずかしいと思うと、ますます恥ずかしくなります。
弱気になると、心のガードが弱くなり、ますます弱気になってしまいます。
こうしたとき、あるポジティブな考え方があります。
「いい思い出作り」と考えてみるのです。
あなたの人生を振り返り「あのときは恥ずかしかった」という出来事を思い出してみてください。
告白、スピーチ、プレゼン。
初めての立候補、初めてのデート、初めての一人旅。
「恥ずかしくて大変だった」と思う経験ほど、今となってはいい思い出になっているのではないでしょうか。
きっと今となっては笑い話にもなっていることでしょう。
恥ずかしければ恥ずかしいほど強く記憶に残って、自信の一部になっているでしょう。
つまり、恥ずかしいことに挑戦することは、いい思い出作りでもあります。
「恥ずかしいことをする」と思うとなかなか勇気が出ません。
「いい思い出作り」と思えば勇気が出やすくなります。
恥ずかしいことに挑戦することは、人生の質を高めることでもあります。
「恥ずかしいから嫌」という価値観から「恥ずかしいからよい」という価値観に変わります。
「心の傷になったらどうしよう」と思うのはナンセンスです。
心の傷を恐れていれば、何も行動できなくなります。
「少しくらい心の傷ができてもいい」と思うほうが、楽になれます。
心が傷ついても、笑って吹き飛ばせば、すぐ回復します。
思い出を作るつもりで挑戦してみましょう。
自分が大げさに考えているだけで、実際に挑戦してみると、意外とあっさり済んでしまうかもしれません。
恥ずかしいことは、いい思い出作りなのです。