「自分の人生には愛がない」
「不幸ばかりで幸せなことがない」
愛も幸せもない人生を嘆いていませんか。
自分の恵まれない環境に落ち込み、くよくよしていませんか。
たしかに、愛や幸せを感じにくい環境があるのかもしれません。
親と仲が悪いかもしれない。
貧乏な家で、お金がないかもしれない。
家は小さく、部屋は狭く、住み心地が悪いかもしれない。
友人と仲良くなっても、進学や引っ越しで離ればなれになるかもしれない。
せっかく異性と親しくなっても、いいところでダメになってしまうかもしれない。
もめたり騙されたり裏切られたりなど、つらく悲しい経験をすることもあるでしょう。
恵まれていないことに注意が向くと「自分の人生は愛や幸せが乏しい」と感じることが多くなります。
しかし「愛や幸せがない」というのは思い込みです。
愛も幸せも、日常にたくさんあります。
自分から見つけようとしないだけです。
自分から接しに行こうとしていないだけです。
きちんと探せば、愛も幸せもたくさんあり、触れる機会もたくさんあります。
たとえば、人です。
すべての人には愛があります。
その人から愛を引き出せるかは、あなた次第です。
知り合いを増やしたいなら、話しかければいい。
自分から心をオープンにすれば、どんどん仲良くなれます。
仲良くなれば、友情が湧きます。
親密になれば、愛情が湧きます。
励ましてくれたり助けられたり教えてもらったりするのも、愛情表現の1つです。
1人暮らしをして、親から仕送りを受け取ることがあるでしょう。
仕送りも、親からの愛情表現の1つです。
親から離れて暮らすことで、今までどれだけ親にお世話になっていたか気づけるでしょう。
幸せを運んでくるのも、人です。
楽しい話をしてくれるから、笑顔になれます。
自分から楽しい話をすれば、相手を幸せにできるでしょう。
あなたの環境にも目を向けてください。
友人がいることも幸せです。
先輩や後輩がいることも幸せです。
勉強ができることも幸せです。
着るもの・食べるもの・住むところがあるのも幸せです。
時間があること、健康があること、命があることも幸せです。
愛や幸せがないなんて誰が言ったのか。
むしろそこら中に存在しています。
自分を「かわいそうな人」と思わないことです。
悲劇のヒーローになったとこで、何の役にも立ちません。
身の回りにある愛と幸せに気づいてください。
不足や不幸には目を向けなくていい。
恵まれていることだけを見て、感謝していれば十分です。
自分の恵まれた環境に気づけば、愛や幸せはそこら中にあると気づけます。