あなたが仕事をする目的は何ですか。
仕事をする目的は人それぞれでしょう。
注目したいのは「誰のために仕事をするか」です。
誰のための仕事なのか意識することは、仕事をするうえで大切なポイントです。
まず基本は「自分のため」という目的でしょう。
もちろん自分のために仕事をするのはいいのです。
むしろなくてはならないポイントです。
自分に得やメリットがあれば、いっそう仕事に力が入るでしょう。
自分のためになっている実感があれば、仕事のモチベーションも倍増です。
しかし「自分のため」はいいですが「自分のためだけ」となると、注意が必要です。
自分のためだけに仕事をすると、近視眼的になるため、仕事と社会のつながりが意識できなくなります。
自分の利益しか考えていない状態は、エゴであり、自分本位です。
立派に仕事はできていても、人や社会に対する貢献意識が希薄では成功できない。
自己利益しか頭にない状態では、自分に関係することしか興味が持てなくなるため、本当にいい仕事ができません。
使命感が持てず、仕事の目的意識を失う恐れがあります。
趣味の範囲ならいいですが、対価をいただいているかぎり「自分以外の人のため」を意識した仕事が大切です。
そのため、仕事をするなら、自分以外のために働くことも大切です。
たとえば「お客さまのため」です。
「お客さまの悩みを解決したい」
「お客さまに喜んでほしい」
「お客さまがもっと幸せになってほしい」
自分以外の目的を持つことです。
「自分のため」という目的に「お客さまのため」という目的が加われば、仕事の意味が深まります。
さらに仕事の価値にも深みが出て、ますますモチベーションが高くなるでしょう。
「社会のため」という理由も、素晴らしい目的です。
「国の発展に寄与したい」
「社会の発展に役立ちたい」
「次世代につながる仕事をしたい」
「社会のため」という目的を意識すれば、やる気も責任感も高まります。
自分の仕事に社会を発展させる意味があるとわかれば、仕事に誇りと喜びを持てます。
仕事の目的は、多ければ多いほどいい。
「お客さまのため」「社会のため」など、自分以外の目的を加えて仕事をすれば、ますます社会人らしくなります。
これが「使命感を持って仕事をする」ということです。
小さくても構わないので、自分以外のためを意識しながら働くことが大切です。
人や社会の発展に貢献できるとわかれば、仕事に取り組む姿勢も一段と真剣になれます。
自分のためだけに仕事をする人は成功できません。
自分以外のために仕事をする人が成功するのです。