執筆者:水口貴博

忍耐力を鍛える30の方法

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トラブルを楽しむ心を持てば、忍耐力が鍛えられる。

トラブルを楽しむ心を持てば、忍耐力が鍛えられる。 | 忍耐力を鍛える30の方法

日常では、思わぬトラブルが発生することがあります。

電車が遅延して、到着時間が狂った。

仕事でミスをしてしまい、一部をやり直すことになった。

急な体調不良に襲われ、思うように仕事が進まない。

切羽詰まった状況では余裕が失われ、気持ちが動揺します。

入念に立てた予定が変更になるのはやるせないでしょう。

思うように進まない現実に、いらいらしやすくなるのも当然です。

しかし、トラブルにいらいらしたところで、何もいいことはありません。

神経が高ぶって心の余裕がなくなると、さらにミスや間違いが増え、二次被害を招きます。

ますます不快感が大きくなり、気分も体調も表情も悪くなります。

解決できるトラブルが、解決できないトラブルへと発展してしまいます。

では、どうするか。

忍耐力を鍛えるには、トラブルを楽しむことが大切です。

トラブルが発生したとき「楽しむ余裕なんてない」と思うかもしれませんが、そう思うだけで、実際はできます。

見方を変えると、突然のトラブルは、予定外の出来事を楽しむチャンスです。

じたばたしても仕方ありません。

「トラブルも自然な流れの1つ」として楽しみましょう。

「たまにはこんなこともあるか」と考えましょう。

「改善点を見つけることができた」と喜ぶこと。

中断が発生すれば「よい休憩になる」と思えばいい。

トラブルにいらいらするのではなく、楽しもうと思えば、心に余裕が生まれます。

心が柔らかくなり、不安定だった情緒が落ち着いてきます。

トラブルを楽しむことが、忍耐力を鍛えることでもあります。

器が大きくなり、普段よりストレスに強くなります。

忍耐力を鍛える方法(6)
  • トラブルが起こったときこそ、冷静になる。
身銭を切ってストレスを経験すると、忍耐力を鍛えやすくなる。

忍耐力を鍛える30の方法

  1. 「忍耐力を鍛えて生まれ変わる!」と宣言しよう。
  2. 忍耐力を鍛えるには、あえて厳しい環境に身を置くことも必要。
  3. 有酸素運動を習慣にすれば、強い忍耐力を獲得できる。
  4. 自分が自分に与えた課題は、忍耐力を鍛えやすい。
  5. 間違いや失敗を隠したりごまかしたりすると、忍耐力が弱くなる。
  6. トラブルを楽しむ心を持てば、忍耐力が鍛えられる。
  7. 身銭を切ってストレスを経験すると、忍耐力を鍛えやすくなる。
  8. 自己暗示をかける3つのポイント。
  9. 「面倒だな」と思ったときこそ、忍耐力を鍛える絶好のチャンス。
  10. いらいらしたときににっこりするのも、メンタルトレーニング。
  11. 諦めそうになったときは、忍耐力を鍛えるチャンス。
  12. 義務感でメンタルトレーニングをしない。
  13. 受け流す力も、忍耐力の1つ。
  14. 人のために行動するとき、自然と忍耐力も強くなる。
  15. 文句・悪口・不平不満ばかり言っていると、忍耐力が鍛えられない。
  16. 取り組むのではなく、のめり込む。
    のめり込まないと、忍耐力は鍛えられない。
  17. 迷ったときは、いつもと違う選択肢を選ぶ。
  18. 「無理です」「できません」という一言は、忍耐力に悪影響。
  19. 自分から嫌いな人に挨拶をするだけで、忍耐力が鍛えられる。
  20. 自分は悪くないのに謝らなければいけない経験が、忍耐力を鍛える。
  21. 不安や寂しさを取り除く最良の手段は、多忙。
  22. つまらない無駄話をにこにこしながら聞くことで、忍耐力が鍛えられる。
  23. 嫌なことがあっても、八つ当たりしない。
  24. 嫌いなものをおいしいと思って食べると、苦手意識を克服しやすくなる。
  25. 落ち込むなら、明るく落ち込む。
  26. 切羽詰まったとき、一発逆転を促す一言。
    「さあ、楽しくなってきたぞ」。
  27. 周りのペースに惑わされない。
    マイペースを貫くにも、強い忍耐力が必要。
  28. 不言実行は、忍耐力を鍛える習慣。
  29. 「苦しい」「つらい」という口癖があると、忍耐力を鍛えるのは難しい。
  30. 忍耐力のベストな鍛え方は、人によって異なる。

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