かっこいいことなら、誰でもやりたがります。
しかし、恥ずかしいことは、誰もがやりたがりません。
誰もが「恥をかきたくない」「ばかと思われたくない」という意識があるからです。
恥ずかしいことを進んでやろうとする姿は、普通は考えられない光景です。
誰もが嫌がることをやる姿は「おや?」と思います。
注目を浴びるのは、当然です。
しかし、恥をかくことがわかっていながら、挑戦する姿は、不思議とかっこよく映るのです。
誰もが近づきたくないことに、進んで近づく人は、正体のわからない「余裕」を感じるからです。
「恥ずかしいことをするくらいだから、実は心に余裕のある人なんだろうな」と思ってしまうからです。
かっこいいことをやっている人より、さらにかっこよく映ります。
笑われて恥をかくことを知っていながら、それを承知で挑戦する人には、強烈な強さと余裕を感じてしまうのです。
恥ずかしいことを自分から進んでやるというのは、頭ではわかっていますが、なかなか行動にできないものです。
「笑われてもいい」という心の余裕があって、初めて進んで恥ずかしいことにトライできるようになります。
恥ずかしいことを進んで挑戦する姿は、かっこいい姿なのです。