執筆者:水口貴博

忍耐力を鍛える30の方法

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自分は悪くないのに謝らなければいけない経験が、忍耐力を鍛える。

自分は悪くないのに謝らなければいけない経験が、忍耐力を鍛える。 | 忍耐力を鍛える30の方法

社会で仕事をしていると、まれに矛盾を経験することがあります。

その矛盾の1つが「自分は悪くないのに謝らなければいけない」という経験です。

他人の失敗を、事情があって自分が負うことになった。

自分が悪くないのに謝らなければいけないことがあります。

相手から叱られたり怒られたりするのは、納得がいかないでしょう。

時には謝るだけでなく、自分が責任を取らなければいけない状況もあります。

「自分は悪くないのに、なぜ謝らなければいけないのだろうか。責任を取りたくない。不条理だ」

損な役を引き受けるのですから、誰でも不満を感じて当然です。

「あってはならない」と思う状況ですが、ここが社会の難しいところ。

社会人として仕事をしていると、事情のため、自分は悪くないのに謝らなければいけない場面に遭遇することがあります。

大きな矛盾で、不快な経験になるでしょう。

しかし、この経験は無駄になりません。

自分は悪くないのに謝らなければいけない経験が、忍耐力を鍛えます。

矛盾を抱えたストレスは、普通のストレス以上に忍耐力を鍛えます。

「大事な社会経験の1つ」と考えることです。

矛盾を知り、実際に経験することで、心の器も大きくなります。

できるだけ避けたい事態ですが、じたばたもがいても、余計にストレスとトラブルが増えるだけ。

もし経験することになれば、せめて前向きに受け入れましょう。

「仕事の一環」「忍耐力のトレーニングにもなってラッキー」と思えば、受け入れやすくなります。

忍耐力を鍛える方法(20)
  • 自分は悪くないのに謝らなければいけない経験を通して、忍耐力を鍛える。
不安や寂しさを取り除く最良の手段は、多忙。

忍耐力を鍛える30の方法

  1. 「忍耐力を鍛えて生まれ変わる!」と宣言しよう。
  2. 忍耐力を鍛えるには、あえて厳しい環境に身を置くことも必要。
  3. 有酸素運動を習慣にすれば、強い忍耐力を獲得できる。
  4. 自分が自分に与えた課題は、忍耐力を鍛えやすい。
  5. 間違いや失敗を隠したりごまかしたりすると、忍耐力が弱くなる。
  6. トラブルを楽しむ心を持てば、忍耐力が鍛えられる。
  7. 身銭を切ってストレスを経験すると、忍耐力を鍛えやすくなる。
  8. 自己暗示をかける3つのポイント。
  9. 「面倒だな」と思ったときこそ、忍耐力を鍛える絶好のチャンス。
  10. いらいらしたときににっこりするのも、メンタルトレーニング。
  11. 諦めそうになったときは、忍耐力を鍛えるチャンス。
  12. 義務感でメンタルトレーニングをしない。
  13. 受け流す力も、忍耐力の1つ。
  14. 人のために行動するとき、自然と忍耐力も強くなる。
  15. 文句・悪口・不平不満ばかり言っていると、忍耐力が鍛えられない。
  16. 取り組むのではなく、のめり込む。
    のめり込まないと、忍耐力は鍛えられない。
  17. 迷ったときは、いつもと違う選択肢を選ぶ。
  18. 「無理です」「できません」という一言は、忍耐力に悪影響。
  19. 自分から嫌いな人に挨拶をするだけで、忍耐力が鍛えられる。
  20. 自分は悪くないのに謝らなければいけない経験が、忍耐力を鍛える。
  21. 不安や寂しさを取り除く最良の手段は、多忙。
  22. つまらない無駄話をにこにこしながら聞くことで、忍耐力が鍛えられる。
  23. 嫌なことがあっても、八つ当たりしない。
  24. 嫌いなものをおいしいと思って食べると、苦手意識を克服しやすくなる。
  25. 落ち込むなら、明るく落ち込む。
  26. 切羽詰まったとき、一発逆転を促す一言。
    「さあ、楽しくなってきたぞ」。
  27. 周りのペースに惑わされない。
    マイペースを貫くにも、強い忍耐力が必要。
  28. 不言実行は、忍耐力を鍛える習慣。
  29. 「苦しい」「つらい」という口癖があると、忍耐力を鍛えるのは難しい。
  30. 忍耐力のベストな鍛え方は、人によって異なる。

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