日常では、大きな不安や寂しさに悩まされることがあります。
重要な試験が近づき、合格できるかどうか不安になる。
大切な恋人と別れ、どん底の寂しさを味わい、涙が止まらない。
大きな不安や寂しさに襲われたとき、ひとまず1人で休みたくなります。
もちろん呼吸を整えたり冷静を取り戻したりするなら効果的ですが、実際はあまりおすすめできない方法です。
大きな不安や寂しさに襲われたとき、1人でじっとしていると、ますます悪い方向に考えてしまいます。
しんとした雰囲気の中では、孤立感や無力感が強調されます。
「自分は情けない。恥ずかしい人間だ」と自分を責めてしまう。
あれこれ余計なことを考えてしまうため、不安や寂しさが何倍も強調されます。
沈んだ気分の回復が遅くなるのです。
じっとしている間はするべき仕事も中断され、後から遅れた仕事を取り戻すのに苦労します。
では、どうするか。
とにかく忙しくすることです。
不安や寂しさを取り除く最良の手段は、多忙です。
しなければいけない仕事に集中しましょう。
一心不乱に仕事をする。
時間を忘れるくらい、夢中で取り組むことです。
周りから「仕事をしすぎ。たまには休憩したほうがいい」と言われるくらい、熱心に仕事をすることです。
不安や寂しさでたまらないときは、とにかく忙しくするのが一番効果的です。
忙しくしている間は、不安も寂しさも考える余裕がなくなるため、心が楽になります。
多忙を心がけていれば、仕事を中断させる悪影響もありません。
時間はあっという間に過ぎます。
気づくと、すっかり落ち込みから立ち直っているのです。