傷つく言葉を言われたとき。
大事な試合で負けたとき。
仕事でうまくいかないことがあったとき。
悲しい出来事があれば、元気がなくなり、気分が沈みます。
出来事がショッキングであればあるほど、深く落ち込むでしょう。
自分のふがいなさに落ち込むこともあれば、ただただ悲しくて落ち込むこともあります。
体中から力が抜け、大きなため息が出る。
落ち込むと表情は暗くなりがちですが、この瞬間が大切です。
落ち込んで暗くなってはいけません。
暗くなると、さらに心が沈み、ますます落ち込みます。
落ち込んでいると、人を寄せ付けない雰囲気が出て、周りの人が離れていきます。
では、どうするか。
落ち込むなら、明るく落ち込むのです。
忍耐力を鍛えるトレーニングです。
傷つく一言を言われても、にこにこしながら「ひどいな」と言い返す。
試合に負けても「こういう日もあるさ」と自分に言い聞かせ、明るく振る舞う。
仕事でうまくいかないことがあっても「今日はとんでもない1日だったな」と笑い飛ばす。
自分の失敗を雑談のネタにして笑ってもいい。
もちろん自分の悪い点は素直に認めて反省すべきですが、ずっと落ち込むのはかえって毒です。
本当は落ち込んでいたとしても、表向きは明るく振る舞います。
本当は泣きたくても、にこにこしましょう。
たとえ泣きそうなほど落ち込んでいたとしても、頑張って明るく振る舞う。
難しいかもしれませんが、忍耐力を鍛える機会としてぜひ挑戦してみてください。
自分の心に反抗することで、心や精神力に負荷がかかり、鍛えられます。
実際に明るく振る舞っていると、だんだん本当に明るい気分になります。
悲しい出来事は、落ち込むものではなく、笑い飛ばすもの。
落ち込むなら、明るく落ち込みましょう。