「苦しい」「つらい」という言葉をむやみに使わないことです。
苦しいとき「苦しい」と思うのは普通ですが、落とし穴があります。
「苦しい」「つらい」という言葉は、不快感を増幅させる作用があります。
たとえば「生きるのが苦しくてつらい」と言ってみてください。
心で思うのではなく、実際に言葉にして言ってみます。
「生きるのが苦しくてつらい」と言った瞬間、少し暗い気持ちになったはずです。
無力感・脱力感が生まれ、体がだるくなったように感じたでしょう。
「苦しい」「つらい」という言葉が、不快感を増幅させたのです。
安易に「苦しい」「つらい」という言葉を言っていると、ささいなことでも苦しく感じます。
「苦しい」「つらい」という言葉は日常的ですが、安易に使わないほうがいい。
特に口癖になっている人は、今すぐやめたほうがいい。
たとえ冗談であっても、現実に悪影響を及ぼします。
禁句とまではいきませんが、積極的に使うのは避けるのが賢明です。
本当に必要な場面に限って使うのが賢明です。
では、苦しいときは、どう言えばいいのでしょうか。
「メンタルが鍛えられている」と言えばいいのです。
ポジティブな言葉で言い換えると、感じ方が楽になります。
忍耐力が鍛えられているイメージができると、ポジティブなストレスに感じることができます。