執筆者:水口貴博

忍耐力を鍛える30の方法

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有酸素運動を習慣にすれば、強い忍耐力を獲得できる。

有酸素運動を習慣にすれば、強い忍耐力を獲得できる。 | 忍耐力を鍛える30の方法

忍耐力を鍛えるなら、体を鍛えることが効果的です。

心と体はつながっています。

筋トレで体を鍛えて筋肉量を増やすことは、忍耐力を鍛えることに効果的です。

ただし、筋トレだけでは不十分です。

大切な運動としてもう1つ取り入れたいのが、有酸素運動です。

有酸素運動とは、体に十分な酸素を取り入れながら行う運動のことです。

たとえば、ウォーキング・ジョギング・ランニング・エアロビクス・サイクリングです。

有酸素運動は、心臓の筋肉を鍛えます。

心臓の1回の拍動で送り出す血液が増えるため、体力や持久力を養うのに効果的です。

有酸素運動といえば、体力や持久力を養う効果が代表的ですが、ほかにも副次的な効果があります。

それは「ポジティブになれる」という効果です。

有酸素運動のように連続して体を動かすと、脳から「ベータエンドルフィン」という物質を分泌するようになります。

ベータエンドルフィンは、別名「幸せ物質」「快楽物質」とも呼ばれています。

体の苦痛が消え、爽快な気分になり、考え方が前向きになります。

長時間のランニング中に起こる「ランナーズハイ」と呼ばれる陶酔状態も、同じ仕組み・同じ物質によって起こる現象です。

また有酸素運動を習慣として続けることで「やればできる」「体力・持久力がついた」という自己評価が上がります。

自分に自信がついて、ポジティブに考える力が強化された結果、忍耐力も鍛えられるのです。

有酸素運動は、最初こそ大変ですが、慣れてしまうとむしろ快感です。

苦しさをイメージするのは、過度の有酸素運動ではないでしょうか。

適度な有酸素運動は、苦しいものではなく、楽しくて気持ちがいいものです。

忍耐力の強化だけでなく、健康にもつながります。

有酸素運動を習慣にすれば、強い忍耐力を獲得できます。

忍耐力を鍛える方法(3)
  • 有酸素運動で、忍耐力の平均値を上げる。
自分が自分に与えた課題は、忍耐力を鍛えやすい。

忍耐力を鍛える30の方法

  1. 「忍耐力を鍛えて生まれ変わる!」と宣言しよう。
  2. 忍耐力を鍛えるには、あえて厳しい環境に身を置くことも必要。
  3. 有酸素運動を習慣にすれば、強い忍耐力を獲得できる。
  4. 自分が自分に与えた課題は、忍耐力を鍛えやすい。
  5. 間違いや失敗を隠したりごまかしたりすると、忍耐力が弱くなる。
  6. トラブルを楽しむ心を持てば、忍耐力が鍛えられる。
  7. 身銭を切ってストレスを経験すると、忍耐力を鍛えやすくなる。
  8. 自己暗示をかける3つのポイント。
  9. 「面倒だな」と思ったときこそ、忍耐力を鍛える絶好のチャンス。
  10. いらいらしたときににっこりするのも、メンタルトレーニング。
  11. 諦めそうになったときは、忍耐力を鍛えるチャンス。
  12. 義務感でメンタルトレーニングをしない。
  13. 受け流す力も、忍耐力の1つ。
  14. 人のために行動するとき、自然と忍耐力も強くなる。
  15. 文句・悪口・不平不満ばかり言っていると、忍耐力が鍛えられない。
  16. 取り組むのではなく、のめり込む。
    のめり込まないと、忍耐力は鍛えられない。
  17. 迷ったときは、いつもと違う選択肢を選ぶ。
  18. 「無理です」「できません」という一言は、忍耐力に悪影響。
  19. 自分から嫌いな人に挨拶をするだけで、忍耐力が鍛えられる。
  20. 自分は悪くないのに謝らなければいけない経験が、忍耐力を鍛える。
  21. 不安や寂しさを取り除く最良の手段は、多忙。
  22. つまらない無駄話をにこにこしながら聞くことで、忍耐力が鍛えられる。
  23. 嫌なことがあっても、八つ当たりしない。
  24. 嫌いなものをおいしいと思って食べると、苦手意識を克服しやすくなる。
  25. 落ち込むなら、明るく落ち込む。
  26. 切羽詰まったとき、一発逆転を促す一言。
    「さあ、楽しくなってきたぞ」。
  27. 周りのペースに惑わされない。
    マイペースを貫くにも、強い忍耐力が必要。
  28. 不言実行は、忍耐力を鍛える習慣。
  29. 「苦しい」「つらい」という口癖があると、忍耐力を鍛えるのは難しい。
  30. 忍耐力のベストな鍛え方は、人によって異なる。

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