忍耐力を鍛える機会は、普段の雑談にあります。
それは、つまらない無駄話です。
雑談では、ときどき無駄話をされることがあります。
楽しい話や役立つ話ならまだ聞く価値はありますが、つまらない無駄話は、本当につまらない。
聞いてもいない話が突然始まる。
自分に関係のない話を延々とされる。
時間がどんどん過ぎていき、しなければいけない仕事が遅れていく。
つまらない無駄話を聞いていると、いらいらしてきます。
貧血になりそうな気分に襲われるでしょう。
いつ終わるかわからないのが、ますますつらい。
しかしこの瞬間は、忍耐力を鍛えるチャンスです。
いらいらしても、顔に出さないようにします。
つまらない無駄話でも、にこにこしながら聞きましょう。
簡単そうに思えますが、意外と難しいはずです。
負の感情を押し殺し、ましてやにこにこした笑顔で聞くのは、相当な精神力を必要とします。
大変ですが、だからこそよいトレーニングになります。
つまらない無駄話をしている人は「忍耐力を鍛える先生」と思いながら接すると、耐えやすくなります。
長時間にわたることもありますが、ひたすら耐え抜きましょう。
つまらない無駄話が終わるまで耐え抜けば、あなたの勝ちです。