執筆者:水口貴博

高校生がしておきたい30のこと

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万能人間になれないと気づくことも、成長の1つ。

万能人間になれないと気づくことも、成長の1つ。 | 高校生がしておきたい30のこと

幼いころは、やれば何でもできるような気がするものです。

時間が無限にあるような気がしました。

まだ現実や自分のことをよくわかっていなかった時期です。

無知であるゆえに、大きな考えを持っているのです。

しかし、高校生になったくらいから、感じ方が変わり始めます。

万能人間にはなれないことに気づくのです。

人生は有限です。

すべてを完全にしたくても、時間が足りません。

現実的に、自分の性格や能力に気づき、適正と不適正が見えてきます。

受験もスポーツも人間関係も、すべてを完全にしたいが、難しいとわかり始めます。

万能人間になれないとわかったとき、どうするかです。

落ち込むのではありません。

「気づけてよかった」と思うことです。

万能人間になれないと気づけるのは、成長しているからです。

自分をよく見つめ、現実をより深く知ることができた意味で、前に進んでいます。

大切なことは、気づいた現実にきちんと立ち向かうことです。

適正と不適正がわかれば、対策も立てやすいはずです。

どうしてもできないことがあれば、避けて進む方法もあります。

ダメだと思うことは、早々に見切るのも、1つの手です。

人生の無駄遣いをせずに済みます。

それでいいのかと思いますが、万能人間にはなれないのですから。

できないことに執着し続けるのは、賢くありません。

その代わり、余った体力や時間は、できることに回しましょう。

適正がわかれば、専念して得意に仕上げます。

人生には限りがあるのですから、やるべきことを絞ることが大切です。

万能人間になれないとわかったとき、自分の集中を絞るときです。

狭く深くです。

万能になれないと気づいたときこそ、一歩成長できるのです。

高校生がしておきたいこと(15)
  • 万能人間になれないことに、気づく。
度胸試しの万引をする人こそ、一番度胸がない。

高校生がしておきたい30のこと

  1. 高校生活の初日こそ、自分を変えるチャンス。
  2. 高校時代は、いつも何かに焦る時期。
  3. あなたは今、世界観を広げるために、勉強している。
  4. 平凡な通学路も、大事な高校生活の一部。
  5. 学生服には、それなりの意味がある。
  6. 自分の進路は、学校では教えてくれない。
  7. 制服デートは、学生のうちしかできない。
  8. 正解のない問題を、ほうっておかない。
  9. あらゆる学校行事は、すべて出席する。
  10. 学校行事は、本気になるから、いい思い出になる。
  11. ささいなことほど、先生に質問しに行ったほうがいい。
  12. ため息をついた後の暗い雰囲気を、何とかしたい。
  13. 夏休みに名前をつけると、集中しやすくなる。
  14. 友情は、いつからできるのか。
  15. 万能人間になれないと気づくことも、成長の1つ。
  16. 度胸試しの万引をする人こそ、一番度胸がない。
  17. 高校時代にアルバイトは、必要ない。
  18. 大雨は、強い精神力を養うチャンス。
  19. 友人の誕生日は、あなたのためにある。
  20. 高校生活は、頑張っても、頑張りすぎないこと。
  21. 受験勉強するなら、ついでに検定。
  22. 高校時代に受けたい検定と、受けなくてもいい検定。
  23. 学生時代のうちに、裁判所の傍聴を経験しておく。
  24. 勉強は、1人でしても、孤立はしない。
  25. やる気が出ない本当の原因は、想像力が足りないから。
  26. 心がもんもんとしたときは、ライブコンサート。
  27. 受験期は、親からのささいな一言でいらいらさせられる。
  28. 恋愛に縁がなければ勉強しろ。
    高校時代に勉強した分、大学で取り返せる。
  29. なぜ高校生は、情緒不安定なのか。
  30. いつの時代も、若者は大人たちから、侮辱されるもの。

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