10代に、失敗なんて、ありません。
勉強で、悪い点を取ったこと。
試合で、負けてしまったこと。
20代を楽しみにしていますか。
おそらく10代のほとんどの人が、将来を考えるとき、ぼんやりした状態ではないでしょうか。
「先のことはよくわからない」
子どものうちは、みな同じようなものです。
小学校に入学したばかりのころは、誰もが似たり寄ったりの成績で、あまり差がありません。
みんな一緒です。
若いうちから、大人たちをよく見ておきましょう。
立派な大人と、そうでない大人です。
人生で成功している大人もいれば、失敗している大人もいます。
10代でしなければいけないことを一言で言えば「全力」です。
10代は、ブレーキを踏む必要はありません。
コントロールも気にする必要はありません。
10代で最も頑張ってほしいことは、やはり勉強です。
学生時代は、勉強に専念できる時期です。
学生には、毎日勉強ばかりで、嫌になることでしょう。
勉強ばかりをして、知識を詰め込むことへの批判があります。
いわゆる詰め込み型の勉強です。
「勉強ばかりさせていては、遊ぶ時間がなくなる」
学校で勉強していると、ときどき急に興味が出てくる瞬間に出会うことはありませんか。
たとえば、理科の授業中、宇宙の話を聞いているうちに、もっと深く知りたくなった経験です。
「太陽系の外は、どうなっているのだろう」
「まったく勉強が頭に入らない」
自分の頭の悪さを嘆いたことはありませんか。
勉強で机に向かっても、思うように勉強の調子が出ないときがあります。
運動会は、常に全力で当たりましょう。
かけっこ、綱引き、障害物競走。
一生懸命になっても、結果は最下位かもしれません。
10代で経験しておきたいのは、お金の失敗です。
もちろんお金の失敗は、ないほうがいいです。
ないほうがいいですが、本当にお金の勉強をするには、お金の失敗が必要です。
10代は、勉強一色です。
しかも学校とは別に、塾に通う生徒も多いことでしょう。
昼間は学校で勉強をして、夕方からは塾へ通うことになります。
自分の友人を思い出しましょう。
思い出してほしいのは、出会い方です。
人生の出会い方は、2種類しかありません。
10代のうちに、大好きな漫画を全巻読破しておきましょう。
漫画とはいえ、人生の参考になるものがあります。
10代だからこそ、漫画が取り組みやすくて、おすすめです。
どの学校にもあるのが、校歌です。
終業式や卒業式などで、先生と生徒一同で歌うのが、恒例ですね。
「面倒だな」と思うでしょう。
若いうちに、何らかの事情で入院を経験することがあります。
ひどく体調を崩したり、事故によって大けがをしたりなどです。
実は私も、入院の経験があります。
学生時代は、アイドルにのめり込みやすい時期です。
テレビやインターネットでは、アイドルが人気で、自分も憧れを抱くものです。
ルックスがいいですし、スポットライトが当たって、かっこいいです。
恋愛は、思うだけでうまくいくなら、苦労しません。
恋愛とは人間関係です。
人間関係には、コミュニケーションが必要です。
10代で経験しておきたいのは「好きな人から振られる」という経験です。
思いきって勇気を出して告白したにもかかわらず「ごめんなさい」と断られます。
多感な青春時代に、好きな人から振られるのは、強い衝撃です。
それは本当に、できないことなのでしょうか。
いいえ、実はできるのです。
できないと思っているうちは、できる可能性があります。
先生から、ひどく叱られた経験はありますか。
10代は、先生から頻繁に叱られる時期です。
行儀や作法が十分に身についていない10代は、大人から見れば、叱りたいところがたくさんあるでしょう。
最後に叱られたのは、いつですか。
3日以内に叱られた記憶があるなら、大丈夫です。
あなたは、周りの人から期待されています。
両親の人物像を、どのくらい理解していますか。
幼いときは、両親のことをスーパーマンのように思えたものです。
何でもできて、何でも知っていて、頼りになる存在です。
「臨機応変」という言葉をご存じですか。
臨機応変とは、状況に応じて、適切な対応をすることです。
決まった行動ではなく、その場その場の様子を見て「最も良い」と思う行動を、自分が考えて行動することです。
授業を受けているなら、先生の話に耳を傾けます。
友人といるなら、友人と会話を楽しみます。
家族といるなら、親との会話を楽しみます。
若いうちしかできないのは、おしゃれです。
もちろん大人でもおしゃれはできますが、ここで言うのは「若々しいおしゃれ」です。
若々しいおしゃれは、若いうちだから、自然に見えます。
「サプライズ・パーティー」という言葉を聞いたことはありますか。
サプライズ・パーティーとは、主役には黙って、いきなり祝いのパーティーを開くことです。
たとえば、誕生会を開くとき、普通は前もって本人に知らせますね。
10代は、祖父母ときちんと話ができる、最後の時期です。
大げさと思いますが、事実、近い状況になるでしょう。
人の寿命は、有限です。
10代に、身近な人の死に直面することがあります。
よくあるのが、親戚の死です。
10代のうちに、親戚を何人か、亡くすことがあります。
受験時代は、将来の理想は高く持つ時期です。
今、考えられる最高の理想を思い描いてください。
「お金持ちになりたい」
10代に、失敗なんて、ありません。
勉強で、悪い点を取ったこと。
試合で、負けてしまったこと。
告白して、振られてしまったこと。
どれも失敗のように見えますが、失敗ではありません。
取り返しがつくからです。
10代は、希望にあふれる時期です。
間違えても負けても振られても、二度とチャンスがないわけではありません。
10代には、まだたっぷり取り返す時間があります。
やり直しのチャンスも、いくらでもあります。
むしろ失敗することで、改善点がわかりました。
10代のあらゆる失敗は、すべて成功につながります。
そういう意味で、10代に失敗はありません。
行動すれば、すべて成功です。
では、失敗とは何でしょうか。
本当の失敗とは、失敗を恐れて行動しないことです。
何も行動しなければ、何も得られません。
ただ無駄な時間を過ごしただけです。
これがいちばんよくないのです。
失敗を恐れて行動しないことが、いちばんの失敗です。
10代が失敗を怖がるなんて、ナンセンスです。
たくさんの成功を手にしたければ、とにかくたくさんの行動を心がけましょう。
恥ずかしがってはいけません。
控えめになってもいけません。
何事も「自分のため」と思い、積極的に当たりましょう。
さまざまな経験を積むことができ、たくさんの成功を手にできるのです。
20代を楽しみにしていますか。
おそらく10代のほとんどの人が、将来を考えるとき、ぼんやりした状態ではないでしょうか。
「先のことはよくわからない」
「今は、何も決められない」
「未来のことは、未来になればわかる」
気持ちはわかりますが、ぼんやりは良くありません。
ぼんやり楽しみにするのではなく、強く意識をして、はっきり楽しみにすることが大切です。
10代のうちから、20代の自分を想像しましょう。
大学生になり、より深い学問を楽しんでいるところ。
社会人になり、やりがいのある仕事に励んでいるところ。
異性との出会いがあり、大人のデートを楽しんでいるところもいいでしょう。
事実、20代は、激動の10年間です。
学生を卒業し、社会人になります。
人によっては、結婚し、子どもを持つ人もいるでしょう。
すると、立場が親に変わります。
10代も刺激がいっぱいですが、20代も刺激がいっぱいです。
だから20代を、楽しみにするのです。
20代を楽しみにすればするほど、早く20代になりたくなります。
すると、モチベーションがぐいぐい上がります。
もっと勉強がしたくなったり、部活動への力が出てきたりして、潜在的パワーがみなぎってきます。
20代になることを楽しみにしましょう。
20代を楽しみにすればするほど、素晴らしい10代が送れるのです。
子どものうちは、みな同じようなものです。
小学校に入学したばかりのころは、誰もが似たり寄ったりの成績で、あまり差がありません。
みんな一緒です。
そんな子どもから見れば、大人はみんな、立派な人間に見えるでしょう。
体が大きくて、物知りです。
力も強くて、勢いよく仕事をする姿は、スーパーマンのようです。
ところがです。
個人差はありますが、10代後半にもなれば、大人の「あること」について気づき始めます。
「必ずしも、すべての大人が立派とは限らない」ということです。
社会人としてかっこよく仕事をしている大人がいる一方、酒やギャンブルに明け暮れている大人もいます。
大きな家を建てて、資産を築いている大人もいる一方、家を失い、借金取りに追われている大人もいます。
健康で若々しく長生きしている大人がいる一方、酒やタバコで健康を損ない、苦しい人生を送っている大人もいます。
若いうちから、だらしない大人の様子をよく見ておくことは大切です。
もちろん反面教師として、見るのです。
いわば、勉強をサボった、未来の自分の姿です。
勉強しないと、人生で苦しみます。
勉強をサボれば、どうなるのか。
だらしない大人たちを見れば、よくわかります。
「こうは、なりたくない」
そう思えば、勉強です。
今の自分にできることは、勉強しかありません。
勉強こそ、未来の可能性を開く、唯一の手段です。
「こうなりたくない」と思うのも、立派なモチベーションです。
さあ、今からでも勉強を始めましょう。
積極的に勉強をする分だけ、未来が開けるのです。
若いうちから、大人たちをよく見ておきましょう。
立派な大人と、そうでない大人です。
人生で成功している大人もいれば、失敗している大人もいます。
その違いは、どこにあるのでしょうか。
学歴でしょうか。
お金でしょうか。
もちろんしっかりした大人ほど頭が良かったり、家がお金持ちだったりすることが多いのですが、実は違います。
本当の違いは「積極性」です。
頭が悪くても、諦めずに勉強すれば、成績は必ず上がります。
貧乏でも、積極的になっていれば、這い上がれます。
本を買うお金がなければ、図書館に行けばいいのです。
図書館まで行って勉強する積極性が、あるかどうかです。
わからない問題があれば、わかる人に聞けばいいのです。
わからないところをわざわざ聞きに行く積極性が、あるかどうかです。
人に言われたことだけするのではありません。
自分から考えて行動できる積極性が、あるかどうかです。
たしかに頭が悪かったり家が貧乏だったりするのは、差の1つではありますが、微々たるものです。
本当の差は、積極性です。
これしかありません。
人生で成功している人は、必ず積極的です。
同時に、若いあなたに足りないことも、積極性です。
自分では一生懸命のつもりでも、まだまだ足りません。
いかに積極的になるかが、あなたがどういう大人になるかを決定づけます。
もっともっと、積極的になりましょう。
だらしない大人になりたくなければ、若いうちから積極的になることです。
勉強も、人付き合いも、恋愛も、積極的になって損をすることはありません。
いろいろなことに積極的になればなるほど、さまざまなことを学べ、他の人より先に進めます。
人生は、面白い。
3歩進んで、3歩下がれば、ゼロになるのではありません。
6歩進んだことになります。
人生は、あらゆることが足し算です。
積極性の大切さに気づき、若いうちから努力する人が、立派な大人になれるのです。
10代でしなければいけないことを一言で言えば「全力」です。
10代は、ブレーキを踏む必要はありません。
コントロールも気にする必要はありません。
アクセルだけ、踏めばいいのです。
全力を出すことだけに、集中すればいい。
全力かつ直球で、勝負しましょう。
これで、十分なのです。
10代でブレーキを踏んでいると、自分の可能性を見つけることができません。
コントロールを気にしていると、ついブレーキがかかります。
10代でブレーキを踏むのは、可能性を捨てているのと同じです。
自分の可能性を広げるためには、思いきりアクセルを踏んで、全力を出さなければいけません。
勉強を思いきりするから、得意な科目ができます。
部活動に専念するから、得意技を身につけることができます。
友人とたっぷり遊ぶから、いい思い出ができます。
「もうこれが限界かな」と思っても「いいや、まだできる」と思って、もう少し頑張ってみましょう。
もし、全力を出しすぎてトラブルになれば、それもまた勉強です。
10代だから、失敗もトラブルも許されます。
トラブルを経験するから「これ以上、力を出すのはよくないのだな」ということがわかり、力加減ができるようになります。
20代で、取り返しのつかないトラブルを起こす前に、10代で小さなトラブルを経験しておくことです。
10代は、あらゆることが勉強です。
全力を出して、後悔することはありません。
コントロールは気にせず、全力を出すことだけに、集中しましょう。
全力を出すほど、自分の可能性が開かれていくのです。
10代で最も頑張ってほしいことは、やはり勉強です。
学生時代は、勉強に専念できる時期です。
学生には、毎日勉強ばかりで、嫌になることでしょう。
「勉強なんて、もうやりたくない」と、投げやりになる人も多いのではないでしょうか。
しかし、勉強に専念できる今は、恵まれている時期です。
社会人になると、一転して学生時代がうらやましくなります。
仕事で忙しく、勉強しようと思ってもできなくなります。
結婚すれば家事で忙しくなり、子どもができれば育児に忙しくなります。
大人になってから勉強しようと思っても、専念できるチャンスにはなかなか恵まれないのです。
にもかかわらず、大人になるにつれて、たくさんの知識が必要です。
国語も社会も語学の勉強も、社会人になってから、本当に役立ちます。
学校の勉強をするにつれて、仕事もスムーズに進み、ニュースも新聞もすらすら読めるようになります。
大人たちの多くは「学生時代は、もっと勉強しておくべきだった」と言います。
だからこそ、今、勉強してほしいのです。
10代は、勉強、勉強、また勉強です。
たくさん勉強すればするほど、将来の選択肢も可能性も広がります。
社会用語をよく知っているほど、仕事の会話にもついていけます。
結婚してから子どもに勉強を聞かれたときも、堂々と答えられます。
今勉強で苦しんだ分、将来は楽になるのです。
勉強ばかりをして、知識を詰め込むことへの批判があります。
いわゆる詰め込み型の勉強です。
「勉強ばかりさせていては、遊ぶ時間がなくなる」
「勉強ばかりでは、子どもらしさがなくなる」
たしかに勉強ばかりでは、遊ぶ時間が少なくなります。
しかし、やはり10代は、勉強を徹底して、知識を詰め込むことが必要です。
「詰め込み」という言葉に抵抗を感じるかもしれませんが、やはり詰め込みです。
10代は、知識の詰め込みが、最もスムーズな時期だからです。
人生の中で10代は、最も記憶力が高い時期です。
特に強いのが、単純な暗記です。
地名、名前、九九など単純な暗記には、著しい記憶力を発揮します。
どれだけ記憶力がいいのかは、10代では気づきません。
健康と同じように、最初から手に入れているため、ありがたさがよくわかりません。
年を重ねて「最近、物覚えが悪いな」と思い始めたとき、10代のころの記憶力がうらやましくなるのです。
人生には「ふさわしい時期」があります。
記憶力が最も高いときに、得意な単純な暗記をするほうが、より多くのことをスムーズに覚えられます。
だから10代は、詰め込みなのです。
どれだけ勉強しても、勉強しすぎることはありません。
ふさわしい時期に、ふさわしいことをするのが大切です。
「たくさん知識を詰め込んでも、どうせ忘れるだろう」と思いますが、意外に忘れません。
忘れたように思えても、大人になって再び情報に触れたとき「そういえば昔、習ったことがある」という感覚になります。
忘れたように思えるだけで、きっかけさえあれば、すぐ思い出せます。
「学んだことがある」という感覚が経験できるのは、素晴らしいことです。
10代の記憶力は、それほど強いのです。
学校で勉強していると、ときどき急に興味が出てくる瞬間に出会うことはありませんか。
たとえば、理科の授業中、宇宙の話を聞いているうちに、もっと深く知りたくなった経験です。
「太陽系の外は、どうなっているのだろう」
「宇宙は、どう誕生したのだろうか」
「宇宙で最も大きな星は、どのくらいの大きさなのだろうか」
なぜそういう興味が出てきたのかは、わかりません。
ただ、急に知りたくなったのです。
試験範囲ではないため、勉強しなくてもいいのですが、個人的な興味があり、体がうずくことがあります。
学生時代、こういう瞬間は、わりとよくあるものです。
この瞬間を見逃さないことです。
興味は、意外にすぐ冷めます。
「今度、時間があるときに調べよう」と思っていると、いつまでも調べないものです。
しばらくすれば興味がなくなり、調べることすら忘れてしまっているのです。
だからこそ、興味があるうちに調べることが大切です。
勉強には、ベストタイミングがあります。
興味が出てきた瞬間こそ、勉強するベストタイミングです。
興味が出れば、その日のうちに徹底して調べましょう。
少しくらい、学校の勉強から脱線してもかまいません。
興味は、突き詰めることが大切です。
たとえば、放課後に図書館へ行き、気が済むまで調べてみましょう。
たくさんの本があれば、かなり深くまで知ることができるはずです。
インターネットで調べるのも、いい方法です。
手軽に素早く調べられるメリットがあります。
心のエンジンに火がつけば、火が消えないうちに行動しましょう。
気が済むまで調べることで、さらに深くわかり「なるほど。そうか」と感動できます。
すると興味が、もっと出てきます。
感動できると、さらに勉強が楽しくなり、もっともっと興味が強くなるのです。
結果として、その分野に詳しくなり、得意や才能につながるのです。
「まったく勉強が頭に入らない」
自分の頭の悪さを嘆いたことはありませんか。
勉強で机に向かっても、思うように勉強の調子が出ないときがあります。
「自分は生まれつき頭が悪いせいだ」と諦めそうになりますが、違います。
この文章を読めているのは、きちんと理解も記憶もできている証拠です。
では、何が悪いのかというと、勉強法です。
単調に覚えようとしているのではないでしょうか。
今までは単調に覚えるだけで試験を乗り越えられましたが、10代になると違います。
10代になると、覚える量が多くなるうえ、内容も複雑になります。
勉強のレベルも高くなるため、単調な覚え方ではやっていけなくなります。
勉強法が必要になるのです。
効率のいい覚え方です。
たとえば、教科書が頭に入らないときは、声に出して読んでみましょう。
声に出しながら読めば、たくさんの感覚器官を刺激するため、頭に入りやすくなります。
知らない言葉が出てきたときは、電子辞書を使いましょう。
わからない言葉をすぐ調べることができるため、勉強のスピードが速くなります。
覚えにくい年号は、語呂合わせで覚えましょう。
覚えやすく忘れにくくなるうえ、楽しく勉強ができるようになります。
勉強法は、たくさんあります。
どの勉強法が自分に合っているかは、試してみなければわかりません。
いろいろな勉強法を試しながら、自分に合った勉強法を見つけていきましょう。
10代のうちに身につけた勉強法は、社会に出てからも役立ちます。
覚えられない言い訳で逃げるのではなく、覚えられる方法を見つけることが大切なのです。
運動会は、常に全力で当たりましょう。
かけっこ、綱引き、障害物競走。
一生懸命になっても、結果は最下位かもしれません。
負けてしまうかもしれません。
それでもいいのです。
全力を出せたからです。
10代で大切なことは、いちばんになれたかどうかではありません。
全力を出せたかどうかです。
いい結果とは、いちばんになることではなく、全力を出したことをいいます。
負けても最下位でも、全力を出せたなら、素晴らしいことです。
「よし。全力を出し切ったぞ」と、ガッツポーズをしましょう。
自分の中では、大勝利です。
よく頑張った自分へのご褒美として、今日は大好物を食べましょう。
全力を尽くした日は、大好物を食べて、自分を褒めたたえます。
おいしい物を食べれば、もっと元気とやる気が出てくるのです。
10代で経験しておきたいのは、お金の失敗です。
もちろんお金の失敗は、ないほうがいいです。
ないほうがいいですが、本当にお金の勉強をするには、お金の失敗が必要です。
人の話を聞いたり、本を読んだりしただけでは、お金のことは身につきません。
お金のことを知るには、自分が失敗を経験して悔しい思いをするのが、いちばんよく身につきます。
お金の失敗にふさわしい時期は、10代です。
10代なら、扱う金額が小さいため、お金の失敗も最小限に抑えられます。
たとえば、友人から「お金を貸してほしい」と言われて、気軽にお金を貸したとします。
「すぐ返してもらえるだろう」と思うのですが、なかなか返してもらえないものです。
「お金を返してほしい」とは言いづらいものです。
言ったとしても、なかなか返してもらえません。
しばらくして、友人との仲もぎくしゃくします。
「こんなことになるなら、お金を貸さないほうが良かった」と知るのです。
衝動買いも、いい失敗経験です。
「欲しい」と思った物を、深く考えることもなく衝動的に買ってしまいます。
買った後、まったく使うことがなく、買い物に失敗してしまうのです。
使わなければ、お金を捨てたのと同じです。
こうした失敗経験は、10代なら許されます。
親から「ばかだね」と言われつつも「次からは気をつけなさい」という注意くらいで済みます。
10代のうちに、お金の失敗をたくさん経験しておきましょう。
失敗するにつれて、お金の本質や性格がわかるようになり、お金の使い方が上手になります。
10代なら、お金の失敗も、いい勉強です。
授業料だと思い、次から同じ失敗を繰り返さないよう、注意すればいいのです。
10代は、勉強一色です。
しかも学校とは別に、塾に通う生徒も多いことでしょう。
昼間は学校で勉強をして、夕方からは塾へ通うことになります。
朝から晩まで勉強です。
友人と遊ぶ暇がありません。
「勉強ばかりでは友人と遊ぶ暇がない。友情が築けない」と思いますが、そうではありません。
勉強ばかりでも、友情は築けます。
むしろ勉強を通したほうが、いい友情が築けます。
たとえば、わからないところを教え合う瞬間です。
「この問題の解き方、わかる?」と聞いたとき「こうすればいいよ」というやりとりによって、友人との交流を深められます。
情報は、出し惜しみするのではなく、どんどんさらけ出しましょう。
勉強法を共有し合うことで、喜んだり喜ばせたりできます。
「ありがとう」と感謝されたり「すごいね」と尊敬されたりします。
勉強を通して、友人と競争するから、成績もぐいぐい上がります。
お互いに向上し合える喜びが、味わえます。
異性へのアプローチも「わからないから教えて」と言えばいいだけです。
勉強という口実があれば、いやらしさがなく、話しかけやすくなります。
学生は、勉強という同じ目標があるから、意識や考え方も合わせやすくなります。
お互いが同じ方向を向き、お互いに向上し合えるのは、素晴らしいことです。
勉強と友情を、別々に考えるのではありません。
友情は、勉強を通して築くものです。
一生懸命に勉強すればするほど、素晴らしい友情も築けるのです。
自分の友人を思い出しましょう。
思い出してほしいのは、出会い方です。
人生の出会い方は、2種類しかありません。
「相手から話しかけるか」「自分から話しかけるか」です。
今の友人と知り合ったのは、どちらのきっかけでしょうか。
話しかけられる機会が多ければ、まだ消極的である証拠です。
たまたま相手から話しかけられたから、良かったのです。
もし相手から話しかけられなければ、知り合うことも友人になることもありませんでした。
相手に助けられました。
出会いを、偶然に任せすぎています。
恥ずかしがって話しかけないことが、本当に恥ずかしいことです。
自分から知り合うきっかけを捨てるのは、もったいないことです。
話しかける人は、自分から出会いのきっかけをつくれます。
自分から人の輪を広げていくことができると、人間関係も豊かになります。
恥ずかしがらずに、話しかける人になりましょう。
出会いは、自分からつくるものです。
話しかける人は、心も豊かな人なのです。
10代のうちに、大好きな漫画を全巻読破しておきましょう。
漫画とはいえ、人生の参考になるものがあります。
10代だからこそ、漫画が取り組みやすくて、おすすめです。
一部だけ読むのではなく「全巻読破」が大切です。
できれば、10巻以上ある長編の漫画がおすすめです。
一部ではなく、全巻読み切ると、物語のひととおりの流れがわかります。
恋愛系でも、冒険系でもかまいません。
特にジャンルにこだわらなければ、歴史系が最もおすすめです。
完全に最後まで読み切ることで、物語の始まりから終わりまで、頭に入ります。
これが大切です。
最初から最後までがわかると、主人公の成長や心情の変化も、よくわかるようになります。
その結果、自分の人生と重ねることができるようになります。
自分が壁に当たったとき、漫画のワンシーンが頭に浮かび、気づかないところで支えになるのです。
また、漫画を全巻読破すると、達成感が得られます。
「よし、読み切ったぞ」という達成感があれば「やればできる」という自信がつきます。
読み切ることも、大きな達成です。
漫画だから、取り組みやすく、達成しやすいのです。
お気に入りの漫画を、全巻、読み切りましょう。
物語を読み切ることが、10代の財産です。
読み切った経験は、心の財産になるのです。
どの学校にもあるのが、校歌です。
終業式や卒業式などで、先生と生徒一同で歌うのが、恒例ですね。
「面倒だな」と思うでしょう。
刺激的な音楽を求める学生にとって、校歌ほど、つまらない曲はありません。
リズムは単調です。
歌詞も、理解しにくい単語や表現が数多く登場するでしょう。
しかし、違うのです。
リズムや歌詞の善しあしで、校歌の価値を判断するのは良くありません。
校歌とは何でしょうか。
校歌とは、その学校の教育理念、理想、校風などを歌にしたものです。
短い歌ですが、学校を設立した人の思いが、ぎっしり詰まっている歌です。
多くの生徒が、先生から「歌いなさい」と言われているから、仕方なく歌っている状態です。
いま一度、校歌をよく読んでみましょう。
自分が通っている学校なのですから、校歌の理解が必要です。
意味のわからない歌詞があれば、先生に聞いてみましょう。
校歌を理解できるようになれば、学校のことも理解できるようになります。
その結果、学校への誇りや愛着が持てるようになるのです。
若いうちに、何らかの事情で入院を経験することがあります。
ひどく体調を崩したり、事故によって大けがをしたりなどです。
実は私も、入院の経験があります。
19歳のころ、胃腸炎で倒れ、救急車で病院に運ばれたことがあります。
数日間ではありますが、病院のベッドで寝たきりの状態を経験しました。
そのときに気づいたのは「入院は、悪いことばかりではない」ということです。
もちろん入院をしないに超したことはありません。
学生時代の時間は、1分1秒が貴重です。
入院しているだけ勉強が遅れ、将来にも影響します。
しかし、何らかの事情で入院することになっても、あまり深く落ち込まないでほしいのです。
入院は、当たり前の感謝に気づける機会になるからです。
健康があることの大切さ、家族のありがたさ、友人がいることの大切さなどです。
今まで気づかなかった当たり前の大切さに気づき、感謝ができるようになります。
「体のどこにも痛みがない」というだけで、本当に嬉しくなります。
また、人生を見つめ直すきっかけにもなります。
10代は、勉強一色です。
若いうちは、あまり人生のことを考える機会はないものです。
しかし、入院すれば、人生について考えざるを得ない状況になります。
「自分はこれからどうなるのだろうか」「どういう生き方をすべきか」などです。
将来と人生について、より深く考える機会になります。
その結果、自分が本当にやりたいことに気づいたり、生き方が具体的になったりすることがあります。
不謹慎かもしれませんが、私は「若いうちに入院できて良かった」と思いました。
何を食べてもおいしいと感じる体質になったのも、入院経験がきっかけです。
私は、白米だけで、おいしく食べる自信があります。
入院中に落ち込んでも、回復が遅れるだけです。
もし入院することになっても、前向きに捉え、人生を変える転機にしましょう。
学生時代は、アイドルにのめり込みやすい時期です。
テレビやインターネットでは、アイドルが人気で、自分も憧れを抱くものです。
ルックスがいいですし、スポットライトが当たって、かっこいいです。
自分の理想に近いアイドルほど、気になって仕方ありませんね。
ただ、アイドルに夢中になるのもいいですが、夢中になりすぎていないでしょうか。
現実にも目を向けましょう。
どれだけアイドルに恋しても、やはり遠い世界の話です。
話すことすらできません。
付き合うことは、ほぼ不可能です。
かなうことのない恋なのです。
メディアの世界にのめり込みすぎると、現実の世界がおろそかになります。
アイドルにのめり込んでいるばかりに、身近な恋愛を見落としていないでしょうか。
「自分の周りにはいい人がいない」と思っても、よく見てみましょう。
きちんと現実を見れば、身近なところにも魅力的な人がいます。
いないと思うのは、探す努力をしていないからです。
現実に目を向け、現実の人と恋愛をしましょう。
恋愛は、思うだけでうまくいくなら、苦労しません。
恋愛とは人間関係です。
人間関係には、コミュニケーションが必要です。
「恋愛」という大げさな響きがありますが、基本はコミュニケーションの連続です。
思っているだけでは、仲良くなれません。
回りくどいことをすれば、かえって誤解を生むだけです。
仲良くなるためには、単純です。
まず普通に挨拶をして、ストレートに話しかけましょう。
お互いの言葉をやりとりする回数や量を増やすほど、関係も深くなります。
定期でも、不定期でもかまいません。
もちろん会話の内容も、気持ちの良い話題を心がけます。
気持ちのいいコミュニケーションが多くなればなるほど、親密になれます。
恋愛のつながりに関係するのです。
10代で経験しておきたいのは「好きな人から振られる」という経験です。
思いきって勇気を出して告白したにもかかわらず「ごめんなさい」と断られます。
多感な青春時代に、好きな人から振られるのは、強い衝撃です。
頭は真っ白になり、涙は止まらず、勉強にも集中できなくなるでしょう。
しかし、必ずしも「振られることが失敗」とは限りません。
10代の恋愛は、振られることもいい経験です。
むしろ10代の恋愛は、振られることも成功です。
アプローチは失敗でも、人生全体から見れば、いい経験になるからです。
振られたときの衝撃は、胸が痛い分、免疫になります。
10代のうちに好きな人から振られた経験があれば、ショックに慣れ、精神が強くなります。
1回告白した経験があれば、2回目は楽になります。
1回振られた経験があれば、2回目も楽になります。
ショックは早いうちに経験すればするほど、適用性があり、慣れやすくなります。
一度でも振られる経験をしておくと、度胸が身につくのです。
しかも、悔いが残りません。
振られた直後は悲しくて苦しいですが「あのとき行動しておいて良かった」と思えるようになります。
人生は、行動した後悔より、行動しなかった後悔のほうが長く残ります。
告白は、必ずしもうまくいくとは限りませんが、うまくいくように行動できたから、素晴らしいことです。
好きな人に告白する勇気を出し、一度でも振られることです。
「振られた話ができるようになった」と思えばいいのです。
それは本当に、できないことなのでしょうか。
いいえ、実はできるのです。
できないと思っているうちは、できる可能性があります。
本当にできないなら「不可能」という完全否定の言葉が出てきます。
「できない」という言葉は、弱い否定言葉です。
軽く口にしやすい言葉であるため、ささいなことで諦めがちです。
あなたが思っている「できない」は、「できないだろう」です。
断定ではなく、推定です。
「できない」と思いつつ、心の奥では「もしかしたらできるのではないか」という希望があります。
まだ、本当に全力を出していません。
全力を出していないのですから、可能性があります。
1%でも可能性があれば「できるかもしれない」です。
本当にできるかどうかは、歴史が決めることです。
歴史をつくるつもりで、全力で当たってみましょう。
先生から、ひどく叱られた経験はありますか。
10代は、先生から頻繁に叱られる時期です。
行儀や作法が十分に身についていない10代は、大人から見れば、叱りたいところがたくさんあるでしょう。
親や先生が、あなたの行儀の悪いところを見つけては、お説教が始まるのです。
「うんざりする。叱られた記憶なんて忘れたい」と思うでしょう。
しかし、忘れてしまっては、叱られた意味がなくなります。
10代は、たくさん叱られるほどいいのです。
若いうちなら、まだ行儀作法の悪いことがあっても、許してもらえます。
特に大切なのは、ひどく叱られた経験です。
ひどく叱られた経験があると「これは本当に悪いことなんだ」という意識が強くなります。
記憶の深くに残り、死ぬまでずっと気をつけることができるのです。
私が、ひどく叱られた経験の1つは、小学6年生のときでした。
所属していたクラブ活動で、先生からクラブ活動の感想を書くように言われたときのことです。
私は、クラブ活動に不満を持っていました。
批判ばかりを書きつらねた文章で提出すると、先生が顔を真っ赤にして怒ってきました。
放課後、先生に教室へ呼ばれました。
学校で最も怖いと言われる女性の先生2人に挟まれ、私は2時間ほど、みっちり叱られました。
「先生やクラブ活動を、侮辱しているのか」
「批判するような文章は、読者の気分が悪くなる」
先生からの厳しい言葉が、耳に残っています。
その苦い経験があるため、今でも批判を書きそうになったときは「いけない、いけない」と思います。
ひどく叱られた記憶がよみがえり、忘れようにも忘れられません。
ひどく叱られた経験があるからこそ、私は今、批判する文章は書きません。
先生のおかげです。
先生からひどく叱られた経験があるからこそ、今の自分がいます。
10代のころに叱られた経験は、大事です。
いつまでも心に留めておくことで、その後の人生が良くなるのです。
最後に叱られたのは、いつですか。
3日以内に叱られた記憶があるなら、大丈夫です。
あなたは、周りの人から期待されています。
親や先生が叱るのは、あなたが嫌いだからではありません。
期待しているからです。
「あなたには立派な大人になってほしい。だから、ここはこうしてほしい」
期待しているから、細かいことを叱ってきます。
叱る身になればわかるのですが、叱るのは面倒です。
体力も使います。
避けられるものなら、避けたいです。
しかし、これから未来を担う子どもたちのためを思うと、ほうっておくわけにもいきません。
だから、大人たちは叱ります。
期待の表れなのです。
もし10代で叱られなくなったら、最後です。
「見捨てられた」という意味です。
「この人に言ってもわからない。どうせ言っても言うことを聞かないだろう。改善の見込みがない」と思われています。
「本当のダメな人間」と言われているようなものです。
無視されるのが、いちばんつらいのです。
叱られるのは、ありがたいことです。
叱られたときはむかむかしますが、ゆっくり言葉を消化していきましょう。
落ち着いて考えると、大人たちの言葉は、必ず意味があります。
それに気づくかどうかは、あなたしだいです。
両親の人物像を、どのくらい理解していますか。
幼いときは、両親のことをスーパーマンのように思えたものです。
何でもできて、何でも知っていて、頼りになる存在です。
しかし、10代になってしばらくすると、そんな両親にも欠点があることに気づきます。
自分の見識が広まったせいで、今まで見えなかった両親の裏側が見えてくるのです。
お金使いが荒かったり、情に弱かったり、話に流されやすかったりなどです。
人間は、普段は隠れている性格が、1つや2つあるものです。
親とはいえ、完全な人間ではありません。
いいところだけでなく悪いところも含めて、両親をもっと深く理解することが必要です。
まず、両親のいいところは、徹底的に真似をしましょう。
真似をして、両親のいいところはマスターできるようになることが理想です。
一方、悪いところは、反面教師にしましょう。
反面教師にしつつも「人間だからそういうこともあるよね」と考え、悪いところも受け止めることが大切です。
長所と短所だけではありません。
最終的には、両親の人物像すべてを、理解できるようになりましょう。
両親の友人関係、働き方、年収、趣味。
性格、習慣、考え方、口癖などです。
両親のことを知るほど、自分にとってプラスになります。
両親の人物像をしっかり理解することは、自分の生き方を考えるとき、役立ちます。
あなたには、さまざまな人間関係があります。
相手をどれだけ理解できるかは、仲の深さによりますが、両親だけは完全に理解したいところです。
世界でたった1人しかいない、父親と母親です。
両親のことだけは、世界の誰より詳しくなり、人物像を完全に理解できるようになりましょう。
「臨機応変」という言葉をご存じですか。
臨機応変とは、状況に応じて、適切な対応をすることです。
決まった行動ではなく、その場その場の様子を見て「最も良い」と思う行動を、自分が考えて行動することです。
10代の人たちに意識してほしいのが、臨機応変です。
これほど大切なことはありません。
なぜ大切なのかというと、あなたの将来を決める哲学だからです。
臨機応変を身につけておかないと、ロボットのような大人になります。
仕事でも人間関係でも、答えは1つではありません。
仕事の仕方は、状況によって変わります。
人間関係も、人によって性格が違いますから、接し方も違います。
世の中の答えはたくさんありますし、常に変化しています。
どれがいちばん適切かを考えるようにならないと、失敗や間違えをしやすくなるのです。
言われた行動しかできないのは、もう卒業です。
立派な大人になるため、10代のうちに臨機応変を身につけておくことが必要です。
その場その場で、いちばんいい答えを、自分で考えるようになりましょう。
親にも先生にも頼らず、自分の頭で考え、答えを出します。
自分で考えて答えを出すと、やる気が出て、人生も楽しくなります。
臨機応変ができるようになれば、立派な大人になれます。
授業を受けているなら、先生の話に耳を傾けます。
友人といるなら、友人と会話を楽しみます。
家族といるなら、親との会話を楽しみます。
問題は、1人になったときです。
生活には、至る所で、1人になる瞬間があります。
着替えをしているとき。
電車やバスを待っているとき。
トイレで用を足しているとき。
お風呂に入っているとき。
友人の都合が悪く、1人で学校から帰ることもあるでしょう。
1人になったとき、あなたならどうしますか。
話し相手がいないため、ぼうっとしていることが多いのではないでしょうか。
しかし、それではよくないのです。
ぼうっとしていても、無駄な時間が過ぎるばかりです。
もったいないことです。
1人のときは、考え事をしましょう。
何でもかまいません。
1人だから、はかどる考えがあります。
勉強のこと、友人のこと、将来のこと。
家族のこと、週末のこと、食事のこと。
何でもいいですから、気になることを考えましょう。
考え事は、手ぶらでできます。
1人のときは、1人の世界を楽しめばいいのです。
1人の時間は、一つひとつは短くても、集めれば長い時間になります。
考え事を積み重ねることで、考え方も少しずつ進みます。
一瞬考えるだけでもいいのです。
一瞬考えるから、ひらめくこともあります。
少し考えるだけでもいいのです。
少し考えるから、よく頭に入ります。
1人の時間に、ぼうっとするか考え事をするかで、あなたは大きく変わるのです。
若いうちしかできないのは、おしゃれです。
もちろん大人でもおしゃれはできますが、ここで言うのは「若々しいおしゃれ」です。
若々しいおしゃれは、若いうちだから、自然に見えます。
これは、大人になってから気づくことです。
年を重ねるにつれて、若々しいおしゃれがしづらくなります。
大人になってから若々しいおしゃれをしようと思っても、自分の年齢では、不自然に見られやすいことに気づきます。
若々しいおしゃれは、若い人だから、似合います。
若い今のうちに、若々しいおしゃれを楽しみましょう。
男性なら、装飾の多い服装や少し荒っぽい髪型です。
派手な服装でも、若いうちなら自然に見えます。
女性でも、若いうちだから自然に見えるメイクがあります。
ラメやリップグロスなどです。
輝きを強調したメイクは、若いうちだから自然に見えます。
大きなリボンも、フリルのついたスカートも、若いうちだからよく似合います。
若い今のうちに、若々しいおしゃれを楽しむことは、大切な経験になります。
若いうちは、おしゃれの失敗も勉強になります。
おしゃれに失敗しても、若いからこそ自然ですし、勉強になった分、身につきます。
おしゃれのセンスは、たくさん失敗しながら、身につけていけます。
たくさんおしゃれを経験して、センスを磨きましょう。
「サプライズ・パーティー」という言葉を聞いたことはありますか。
サプライズ・パーティーとは、主役には黙って、いきなり祝いのパーティーを開くことです。
たとえば、誕生会を開くとき、普通は前もって本人に知らせますね。
ここを工夫します。
わざと本人には知らせないで準備を進め、当日は本人を驚かすように、いきなり誕生会を始めるのです。
驚かす意味があることから「サプライズ(surprise)」と呼ばれます。
サプライズの素晴らしい点は、2つあります。
誕生日に祝ってくれれば「喜び」だけですが、サプライズ・パーティーは「驚き+喜び」になります。
つまり、サプライズ・パーティーは、感動をより大きくする力があるのです。
サプライズ・パーティーを計画してみるとわかるのですが、本人だけでなく、計画する側も楽しめます。
本人を喜ばせるための計画を、こそこそとするのは、独特の緊張感があり楽しめます。
悪いことをこそこそするのはよくありませんが、喜ばせる計画をこそこそするのはOKです。
どうせ誕生会を開くなら、相手だけでなく、自分も楽しみたいと思いませんか。
そういうときこそ、サプライズ・パーティーなのです。
10代は、祖父母ときちんと話ができる、最後の時期です。
大げさと思いますが、事実、近い状況になるでしょう。
人の寿命は、有限です。
いくら祖父母が元気とはいえ、年を重ねるごとに衰え、いつかは死を迎えます。
祖父母の年齢や病状もありますから、一概には言えません。
しかし、自分が20代になるころには、祖父母は高齢になっているはずです。
祖父母が生きていたとしても、きちんとした会話ができるかというと、疑問があります。
ぼけてしまったり体が弱っていたりして、きちんとした会話ができないことが多いのです。
つまり10代は、祖父母ときちんと会話ができる最後のチャンスです。
10代のうちに、当たり前に存在する祖父母と、たくさん会話をしておくことをおすすめします。
たわいない会話でいいのです。
祖父母の昔の遊び方を聞いたり、昔の町の様子を聞いたりなどです。
「へえ、そうだったのか」と、意外な話をたくさん聞かせてくれることでしょう。
おすすめしたいことがあります。
祖父母と一緒に、家の周りを散歩しましょう。
散歩をしながら、会話を楽しむのです。
家の周りをぶらぶら散歩していれば、町の風景をネタにして、祖父母との会話を楽しめます。
「この川は、昔はもっときれいだった」
「この神社の辺りは、昔から」
祖父母は、町のことを古くから知っていますから、散歩をしながら、昔の話をたくさんしてくれます。
たわいない会話でしょう。
このありふれた経験が、祖父母が亡くなってから、貴重な思い出に変わるのです。
10代に、身近な人の死に直面することがあります。
よくあるのが、親戚の死です。
10代のうちに、親戚を何人か、亡くすことがあります。
ついこの前まで元気だった人が死んでしまうのは、衝撃的です。
信じられない気持ちになるでしょう。
それは仕方ありません。
10代はまだ、死という概念が抽象的な時期だからです。
死に接する機会がなければ、わからなくて当然です。
葬式に出るかどうか選択を迫られたとき、あなたなら、どう答えますか。
「葬式に出席するなんて、面倒くさいだけだ」と思う人が多いのではないでしょうか。
面白くも楽しくもありません。
しかし、面倒でも、できるだけ葬式に出席してほしいのです。
亡くなった人への弔いもありますが、本当はもっと別の理由です。
死について考えるきっかけになるからです。
葬式に出席すると、実際に死んでいる人を見たり触れたりします。
火葬すれば、本物の骨を見ることにもなるはずです。
その様子を見ながら、今まで抽象的だった「死」という概念が、だんだん具体的になります。
「死とはどういうことなのか」と考えるきっかけになります。
同時に「生きるとは何か」を考えるきっかけにもなるはずです。
お葬式に出席するのは、自分の人生の終点を見ることです。
誰にでも、いつか死を迎えます。
絶対に逃れられない現実です。
葬式で本物の死者と接することで、生きる意気込みが強くなるはずです。
「死んだ人の分まで頑張って生きよう。やりたいことをやり、悔いのない人生を送ろう」などです。
葬式に出席した後は、生きる姿勢がまっすぐになるのです。
受験時代は、将来の理想は高く持つ時期です。
今、考えられる最高の理想を思い描いてください。
「お金持ちになりたい」
「もっと人気者になりたい」
「有名国立大学に受かって、モテモテになる」
「大学に入り、学問を究めて、有名な学者になる」
そのくらい理想は高くていい。
その理想は、口に出して、親や友人に伝えましょう。
恥ずかしければ、心の中で思い描くだけでもいいでしょう。
とにかく高い理想を持つことが重要です。
もっと高くてもかまいません。
「政治家になり、革命を起こしてやる!」
「世界を変えるような商品を開発したい!」
「世の中から、あらゆる差別と偏見をなくしたい!」
そのくらい高くてちょうどいい。
まったく恥ずかしいことではありません。
なぜ理想を高くするのかというと、勉強へのやる気が出るからです。
「適当な勉強で適当な人生を歩もう」というような低い理想だと、気を抜いてしまいます。
その状態では、エンジンはかかりません。
エンジンをかけるには、気合が必要です。
理想を高くすることで、エンジンをヒートアップさせます。
あなたの理想が高いからこそ「勉強をやってやろうじゃないか」とやる気が出てきます。
10代はみんな、革命家です。
最も可能性にあふれる時期です。
大人から見れば、若者が高い理想を持っていると安心します。
「将来は有望な人材が育っていく。まだまだこの国は捨てたもんじゃない」と思うのです。