高校生は、本格的に進路を考える時期です。
小学生は中学に行くのが当たり前であり、中学になると高校に行くのが当たり前でした。
進路とはいえ、決まっているようなものです。
しかし、高校は違います。
高校の進路は、自分が考えて決めることが必要です。
就職するのか、進学するのか。
進学するなら、どの大学に行くのか。
大学にも、私立と国立があります。
学部によって難易度も違います。
大きな決断を迫られます。
逃げることができません。
この答えは、学校では決めてくれませんし、教えてもくれません。
親も希望は言いますが、参考程度です。
あなたの意思が頼りです。
自分は将来、何をしたいのかです。
はっきり言えるようにならないと、困るのは自分です。
高校生は、自分の進路をじっくり考えなければいけない時期です。
早く進路が決まるほど、早く手を打てます。
逆に進路の決定が遅れるほど、対策が遅れる可能性が出てきます。
個人差はありますが、高校1年が終わる段階までに、何らかの進路を決めることです。
早すぎるのではないかと思いますが、まったく早くありません。
進路の希望に、早すぎることはないのです。
「これからも成績は変化するから、今は具体的に決められない」ではありません。
大まかでいいですから、進路を決める段階に来ています。
高校生活が残り2年ですから、一定の方向性が必要です。
もし、具体的な進路が決められなければ、せめて大まかな進路だけでも決めましょう。
進路の決断からは、逃げられないのです。