毎日学校に行くだけで、あなたは偉いです。
小学生として、立派です。
小学校での勉強に、無駄は1つもありません。
ゲームは面白い。
一度やり始めると、止まりません。
ゲームは、すればするほど腕が上達して、成績が良くなったりレベルアップしたりします。
「つまらないなあ」と思うことはありませんか。
つまらないと感じることといえば、やはり勉強ですね。
つまらないことは、やる気も出ません。
やる気が出ないときは、制限時間をつくりましょう。
つまらないことは、さっさと終わらせたほうがいいです。
だらだらやっていると、もっとつまらなくなります。
「どうせ無理」という言葉を使っていませんか。
「難しくてできない」と思ったとき、うっかり口にしてしまう言葉ですね。
学校で勉強していると、思うようにいかないことも、たくさんあるでしょう。
小学生は、一生懸命に遊ぶことも、勉強です。
たくさん遊ぶほど「見たことある。聞いたことある」という気持ちが増えます。
知っていることが増えると、先生の話やテストの問題も、わかりやすくなります。
授業中に、友人が手を挙げて発表することがありますね。
勇気を出して発表したのですが、答えを間違えてしまうことがあります。
「ばかだ」と思って、笑ってしまいそうになりますが、ここが大切です。
授業中や勉強中、頰づえをつくことはありませんか。
授業中や勉強中がつまらないと、頭が重く感じて、頰づえをつきたくなりますね。
つまらないと疲れやすく、肘を立てて、手のひらで顔を支えたくなります。
幼いときは、本音だけ言えば、大丈夫でした。
思ったことを、そのまま口にするだけで、大人たちは許してくれました。
しかし、小学生になれば、本音だけではうまくいかないことに気づきます。
何かを決めるとき、じゃんけんで決めるときがあります。
じゃんけんをする様子を見ると、実にユニークです。
やる気のある人と、ない人が、はっきりわかれるのです。
「親の目が気持ち悪いなあ」
そう感じることはありませんか。
10歳ごろになると、親からの目が気になり始めることでしょう。
小学生になったら、1人で買い物ができるようになりましょう。
1人で買い物をしたことはありますか。
すでに何度もあるという人ならいいのですが、まだ一度もしたことがないという人は、そろそろチャレンジしてみましょう。
冒険をしたことはありますか。
冒険に、船や飛行機が必要とは限りません。
自転車が1つあれば、冒険ができます。
小学生の目標の1つは、勉強ができることです。
頭が良くなって、成績が良くなればなるほど、親や先生からも褒められます。
小学生にとって勉強は、いちばん大切なことです。
小学校では、ときどき大きなイベントがあります。
「運動会」「文化祭」「修学旅行」などです。
そのほか「音読の発表会」「音楽の演奏会」「演劇の発表会」などもあるでしょう。
小学校のうちに、一度や二度、友人から裏切られることがあるでしょう。
仲のいい友人から突然嘘をつかれたり、約束を破られたりなどです。
友人から裏切られると、悲しい気持ちになり、涙が出そうになりますね。
1日のうち、どのくらい想像をしていますか。
想像とは何でしょうか。
想像とは、頭の中で、あれこれと思い描くことです。
たくさん想像するのは、いいことです。
想像すればするほど、よく考えるため、頭が良くなります。
しかし、想像していると、ときどき周りの人から、変な注意をされることがあります。
給食で嫌いな食べ物が出たとき、どうしていますか。
嫌いな食べ物を食べると、嫌な味が口の中に広がって、吐き気がしますね。
だからとはいえ、食べないと、親や先生に叱られます。
小学生の中学年になると、衝撃の事実を知ります。
いると信じていたサンタクロースが、本当は、いないことに気づくのです。
サンタクロースの正体は、親です。
新学期が始まると、ときどき転校生がやってくることがあります。
都合があり、ほかの学校から移ってきた生徒です。
新学期が始まると同時に、クラスに今まで見たこともない人が増えると、驚きますね。
ときどき親が、疲れた顔をしているときはありませんか。
仕事が原因です。
家族を養うため、朝から晩まで仕事をしていて、疲れています。
「ごちそうさま」と言った後、そのまま席を離れていませんか。
きちんと「ごちそうさま」が言えるのは、素晴らしいことです。
頑張って食事を作ったお母さんも、喜んでくれることでしょう。
小学生のうちに、一度は「まとめ役」を経験しましょう。
学級委員長でもいいでしょう。
生徒会長でもいいでしょう。
学校では、物事を「多数決」で決めることがあります。
多数決とは、賛成の多い意見によって物事を決めることです。
教室で、先生がみんなに向かって意見を求めます。
電車やバスの中で座っていると、お年寄りや妊婦が乗ってくることがあります。
座るところがあればいいのですが、満席のときは、仕方なく立つことになります。
こういうときは、席を譲りましょう。
小学生のころ、クラスのみんなと、先生の誕生日祝いをしたことがあります。
先生の誕生日が近いと知った、ある女子生徒の数人が、計画を始めました。
もちろん先生には、内緒です。
学校で、悪さをしている人を、見かけることがあります。
悪さをしている人を見かけると「自分もやっていいのかな」と思います。
悪いことだとわかっていても、楽しそうだったり面白そうだったりすると、少しやってみたくなるでしょう。
先生から叱られたとき、うまい言い訳をする生徒がいます。
たとえば、友人と一緒に悪さをして、先生から叱られたときです。
「悪いことをしたのは自分だけじゃない。なぜ自分ばかり叱るのか」と言うのです。
幼稚園や保育園に通っていたころがあるでしょう。
そのときは、いらいらすれば、すぐけんかをしました。
悲しいことがあったら、すぐ大声で泣きました。
毎日学校に行くだけで、あなたは偉いです。
小学生として、立派です。
小学校での勉強に、無駄は1つもありません。
勉強は、学校の授業だけではありません。
登校や下校も、勉強です。
車や自転車に気をつけながら道を歩くことで「安全意識」を学べます。
みんなで一緒に歩いて帰ることで「団体行動」を学べます。
休み時間も、勉強です。
休み時間は短いからこそ、使い方に頭を使います。
休み時間に、誰とどんな遊びをするか考えます。
休み時間に友人と話したり遊んだりすることで、会話の仕方が学べます。
給食の時間も、勉強です。
「今日はどんな順番で食べようか」と考えるのは、楽しいですね。
嫌いな食べ物は、どう食べようかと考え、悩みます。
好きなものはゆっくり食べてよく味わい、嫌いなものは小分けにして飲み込んだりです。
小学校は、あらゆることが勉強です。
授業だけでなく、授業以外もすべて勉強です。
そういう意味で、風邪をひいて1日でも学校を休むのは、もったいないことです。
自分が成長するチャンスを、失うからです。
あらゆることが自分のためになるのですから、できるだけ学校は休まずに通うことが大切です。
風邪をひかずに毎日学校に通うだけで、立派な小学生になれます。
ゲームは面白い。
一度やり始めると、止まりません。
ゲームは、すればするほど腕が上達して、成績が良くなったりレベルアップしたりします。
頑張る分だけ見返りがあれば、やりがいも出て、気分が良くなります。
しかし、考え方を切り替えてみてください。
実は、あなたが生きている世界も、ゲームと似ています。
あなたは「人生」という世界の主人公です。
自分を操っているのは、自分です。
自分をどう操るのかは、自分しだいです。
ぼうっとしているだけでは、物語は前に進まず、成長もできません。
頭もよくなりませんし、運動も上達しません。
暗い未来になってしまうでしょう。
その代わり頑張れば、未来も明るくなります。
勉強は、すればするほど、成績が上がります。
スポーツも、練習をすればするほど、うまくなります。
その結果、あなたはレベルアップして、褒められたり賞状をもらったりできます。
将来進むことができる道も増え、自由が手に入るのです。
ゲームと同じですね。
だから、何事も一生懸命になりましょう。
テレビゲームへの集中力を、勉強に向けるだけです。
どうせ夢中になるなら、テレビゲームより現実のほうが、未来につながります。
集中する方向を少し変えるだけで、これからの人生が大きく変わるのです。
「つまらないなあ」と思うことはありませんか。
つまらないと感じることといえば、やはり勉強ですね。
つまらないことは、やる気も出ません。
逃げたくなります。
しかし、つまらないとはいえ、ほったらかしにするのは良くありません。
勉強がつまらなくても、やらなければいけません。
では、どうするのかというと、楽しくなるような工夫を考えましょう。
どんな方法でもかまいません。
取り組み方を変えて、気持ちの変化を感じてみます。
たとえば、勉強道具を変えてみましょう。
かっこいい勉強道具にすると、道具を使いたくなって、勉強もしたくなるでしょう。
机をきれいに掃除するのも、いい方法です。
机がきれいになると、椅子に座りたくなって、勉強も集中しやすくなるでしょう。
机の上に、本をたくさん並べるのもいいアイデアです。
自分は頭がいいような雰囲気が出るため、勉強の意欲が出てくるでしょう。
楽しくなる工夫ができれば、勉強しやすくなり、成績も上がります。
何でも楽しくなり、この世からつまらないことがなくなるのです。
どんな工夫がいいのかは、試してみないとわかりません。
さあ、実験です。
あれこれと、試してみましょう。
自分の体を使って実験して、楽しくなるような工夫を探すのです。
やる気が出ないときは、制限時間をつくりましょう。
つまらないことは、さっさと終わらせたほうがいいです。
だらだらやっていると、もっとつまらなくなります。
しかし、制限時間をつくるのは、もっと大切な意味があります。
自然と楽しくなるからです。
たとえば、宿題がつまらないときは、制限時間を決めましょう。
「1時間以内に終わらせる」「夕ご飯までに終わらせる」という決め方です。
制限時間があると、宿題に対する感じ方が変わります。
少しでも早く終わらせることが目的になるため、ゲーム感覚になります。
ゲーム感覚になると、自然とやる気が出てきます。
1時間で終わらせることができれば、次は50分で終わらせることを目指しましょう。
50分で終わらせられれば、次は40分で終わらせることを目指しましょう。
制限時間があると、つまらないことが楽しく思えてきます。
「やる気が出ないときは制限時間」と覚えましょう。
生活の至る所で、役立ちます。
「どうせ無理」という言葉を使っていませんか。
「難しくてできない」と思ったとき、うっかり口にしてしまう言葉ですね。
学校で勉強していると、思うようにいかないことも、たくさんあるでしょう。
しかし、小学生が「無理」という言葉を使うには、若すぎます。
小学生は、やれば何でもできる時期です。
自分ではそういう気はないかもしれませんが、大人から見ると、小学生は可能性でいっぱいです。
もちろん難しいこともあるでしょうが、諦めずに挑戦すれば、だんだんできるようになるはずです。
完璧を求めなくてもいいのです。
100点を目指すのではなく、60点でも70点でもいいですから、できるようになることが大切です。
難しくてわからない問題は、勇気を持って先生に尋ねれば、解き方を教えてもらえます。
できないと思うスポーツも、もっと練習すれば、うまくできるようになります。
難しいなと思ったら、諦めるのではなく、もう少し頑張ります。
小さな頑張りでも、積み重ねれば、大きくなります。
「どうせ無理」という言葉を使わないようにしましょう。
「どうせ無理」ではなく「きっとできる」です。
挑戦しようという気持ちが強くなり、うまくいきやすくなるのです。
小学生は、一生懸命に遊ぶことも、勉強です。
たくさん遊ぶほど「見たことある。聞いたことある」という気持ちが増えます。
知っていることが増えると、先生の話やテストの問題も、わかりやすくなります。
たくさん遊ぶほど、頭が良くなるのですから、簡単ですね。
たくさん遊びを楽しみましょう。
ただし遊びをするとき、1つ注意があります。
画面を見つめるゲームは、あまり良くありません。
テレビゲームや、携帯電話のゲームなどです。
部屋でじっとしたり画面を見つめたりするだけでは、頭にも体にも良くありません。
ときどき楽しむのはいいのですが、いつも小さな画面ばかり見つめていると、あなたの成長も小さくなってしまうのです。
本当にためになる遊びとは、外に出て、友人と一緒に遊ぶことです。
外の世界は、刺激でいっぱいです。
自転車で出かけたり、公園で遊んだりしましょう。
野球、サッカー、テニスなど、体を使うスポーツもおすすめです。
外で遊ぶことで、体からの刺激が大きくなり、頭もよくなります。
外で遊んでいると、運動神経もよくなります。
遊びも勉強ですから、思いきり楽しみましょう。
授業中に、友人が手を挙げて発表することがありますね。
勇気を出して発表したのですが、答えを間違えてしまうことがあります。
「ばかだ」と思って、笑ってしまいそうになりますが、ここが大切です。
自分がされたときのことを想像してみましょう。
一生懸命に考えたことを人前で発表したとき、間違えてみんなから笑われると、恥ずかしいですね。
逃げ場がなく、笑われるのをじっと我慢するだけです。
嫌な気持ちになって、泣きそうになります。
友人の気持ちに気づくことが大切です。
友人の間違った答えに笑いそうになっても、ぐっと我慢です。
友人が答えを間違っても、笑わないようにしましょう。
友人の間違いを笑わない人が、優しい人です。
授業中や勉強中、頰づえをつくことはありませんか。
授業中や勉強中がつまらないと、頭が重く感じて、頰づえをつきたくなりますね。
つまらないと疲れやすく、肘を立てて、手のひらで顔を支えたくなります。
気持ちはわかりますが、勘違いがあります。
つまらないから、頰づえをつくのではありません。
頰づえをつくから、つまらなくなるのです。
たとえば今、頰づえをつきながら、この文章を読んでみましょう。
急に、だらしない気持ちになることでしょう。
読みにくいですし、集中しにくくなりますね。
たとえ大好きなゲームでも、頰づえをついていると、つまらなく感じてきます。
頰づえのせいです。
頰づえをついていると、あらゆることがつまらなくなります。
授業中に頰づえをついていると、先生から「やる気のない生徒」と思われます。
癖になっているなら、今日からやめにしましょう。
背筋をまっすぐ伸ばすのが、理想的な姿勢です。
頰づえをやめれば、学校も生活も、もっと面白くなるのです。
幼いときは、本音だけ言えば、大丈夫でした。
思ったことを、そのまま口にするだけで、大人たちは許してくれました。
しかし、小学生になれば、本音だけではうまくいかないことに気づきます。
本音のほかに、建前が必要になるのです。
建前とは、何でしょうか。
建前とは、その場をスムーズにするための、小さな嘘です。
嘘はいけませんが、本当のことを言うと、人間関係では小さな嘘が必要です。
たとえば、誰かに食事をつくってもらったときです。
おいしくないと思っても、正直に「おいしくない」と言うのはよくありませんね。
食事を作った人の心を、傷つけてしまうでしょう。
こういうときは「変わった味ですね」と言い換えるのが、ポイントです。
顔かたちの整っていない人を見て「うわっ、あなたはかっこ悪いですね」と言うわけにもいきません。
その人は怒ってしまい、人間関係にひびがはいるでしょう。
こういうときは、本音は隠して、あえてルックスの話には触れない心がけが必要です。
何でも本音を言えばいいとは限りません。
わざわざ相手に合わせるのは面倒だと思いますが、人間関係に必要な技能です。
建前を身につけることで、人間関係がスムーズになるのです。
何かを決めるとき、じゃんけんで決めるときがあります。
じゃんけんをする様子を見ると、実にユニークです。
やる気のある人と、ない人が、はっきりわかれるのです。
やる気のある人は、じゃんけんに力を入れます。
体を構えたり、歯を食いしばったり、差し出す手に力を入れたりしています。
「絶対に勝ってやるぞ」という雰囲気が、よく伝わってきます。
一方、やる気のない人は、じゃんけんに力がありません。
だらりとした表情や姿勢だったり、差し出す手が弱かったりします。
「どうせ運だから、やる気になっても仕方ない」と思っているのです。
たしかにじゃんけんは、運任せです。
やる気があってもなくても、勝敗には関係ありません。
しかし、違うのです。
勝敗に関係しなくても、かっこよさに関係します。
やる気のあるじゃんけんは、負けてもかっこいいです。
力を入れて差し出す手には、気持ちを込めて、全力を出したような雰囲気があります。
頑張っているように見えるため、周りの人への印象が良くなります。
じゃんけんで負けても、かっこよく見えるのです。
一方、やる気のないじゃんけんは、勝ってもかっこ悪いです。
やる気のない様子から「運のおかげで勝てただけ」という印象があります。
やる気の様子から、そういうふうに見えてしまいます。
運任せだから、態度が大切です。
じゃんけんをするときは、やる気を見せましょう。
やる気は出したほうが、結果がどうであろうと、人としての印象が良くなります。
やる気を見せれば、負けてもかっこいいのです。
「親の目が気持ち悪いなあ」
そう感じることはありませんか。
10歳ごろになると、親からの目が気になり始めることでしょう。
おかしなことではありません。
あなたが成長しているからです。
誰でも10歳くらいになると「一人になれる空間が欲しい」と思い始めるものです。
自分の部屋を持てば、親の目を気にせずに、本を読んだり勉強したりできます。
自由が手に入るのです。
家の事情もありますが、狭くてもいいですから、自分の部屋を持たせてもらうことが大切です。
10歳にもなれば、自分の部屋を持つのに、ふさわしい時期です。
自分の部屋を早く持てば、クラスのみんなにも自慢ができます。
もし親が許してくれないようなら、効き目のある一言があります。
「部屋を持たせないと、子どもが成長しないよ」です。
この一言を言えば、必ず親は心を動かされます。
どんな親でも、子どもに成長してほしいと願っています。
「子どもの成長のためなら」と思い、許してもらいやすくなるのです。
小学生になったら、1人で買い物ができるようになりましょう。
1人で買い物をしたことはありますか。
すでに何度もあるという人ならいいのですが、まだ一度もしたことがないという人は、そろそろチャレンジしてみましょう。
1人でお店に行き、1人で支払いを済ませるのは、少し恥ずかしくて勇気がいるものですね。
「うまくできるかな」「間違えたらどうしよう」と不安になるのも自然なことです。
お金の使い方は、本を読んでいるだけでは身につきません。
実際にお金を使う経験があると、お金の使い方や社会のルールがよくわかります。
1人でお店に行くこと、商品を買い物かごに入れること、レジでお金を払うこと、レシートをもらうこと。
どれも大切な経験です。
買い物は親に任せればいいと思いがちですが、小学生になれば、1人で買い物ができるようになりたいものです。
もちろん1人で初めて買い物をするのは、心細くてどきどきするでしょう。
お店には知らない人がたくさんいて、少し緊張するでしょう。
レジでも、知らない大人とお金のやりとりをしなければなりません。
しかし、まったく怖がることはないし、難しいこともありません。
お店に行き、欲しいものを買い物かごに入れ、レジでお会計をするだけです。
やってみると、意外と簡単なことに気づくでしょう。
まったく慣れていないなら、最初は、100円くらいの商品を1つ買うところから始めてみてもいいでしょう。
好きなお菓子1個やジュース1本でもかまいません。
あらかじめぴったりの金額を用意しておくと、さらに安心です。
支払いで困ったら、きちんとお店の人が助けてくれるので安心です。
あなたが支払いに戸惑っていれば、すぐ声をかけてくれ、助けてくれます。
お店の店員さんは、みんな、優しい人ばかりです。
小学生でも、お店にとっては大事なお客さんです。
1人で買い物ができる人には、勇気があります。
買い物をするのは、社会の中に飛び込んでいくことです。
小学生とはいえ、あなたも社会の一員です。
買い物を経験することで、社会の仕組みが理解できるのです。
冒険をしたことはありますか。
冒険に、船や飛行機が必要とは限りません。
自転車が1つあれば、冒険ができます。
自転車で、冒険をしてみましょう。
遠くに行って、自分の知らない世界を見ておきましょう。
どのくらい遠くまで行くのかというと、数キロ離れた隣町までです。
電車やバスを使いたいところですが、あえて使わないのがポイントです。
電車やバスでは、小回りができません。
お金も必要ですから、小学生には少し難しいことでしょう。
自転車なら、途中で止まったり寄り道できたりなど、小回りができるメリットがあります。
もちろんいくら使っても、無料です。
見たこともない街並みを見たり、知らないところに行ったりすると、視野が広がります。
比べることができるようになるからです。
隣町まで行って、知らない土地を見ると、客観的に自分の町と比べることができます。
思っていたより、自分の町が田舎だと気づくかもしれません。
逆に、都会だと気づくこともあるでしょう。
街並みの違いもあるでしょう。
ほかの町を知るから、比べることができ、自分の町の姿が詳しくわかります。
その結果、自分の町への愛情を深めることにもつながるのです。
ただし冒険をするとき、1つ気をつけたいことがあります。
迷子にならない程度の冒険です。
きちんと自分の家まで戻れるように、無理をしない範囲で冒険をしましょう。
きっといい経験ができるに違いありません。
小学生の目標の1つは、勉強ができることです。
頭が良くなって、成績が良くなればなるほど、親や先生からも褒められます。
小学生にとって勉強は、いちばん大切なことです。
勉強という目標もいいですが、もう1つ、加えてほしい目標があります。
「1年間、風邪をひかない」という目標です。
誰かに言われてから心がけるのではなく、自分から心がけましょう。
小学生にとって、風邪をひかないだけで、素晴らしいことです。
小学生はまだ抵抗力が弱いため、風邪をひきやすいです。
大人ですら熱をよく出しますが、小学生で1年間風邪をひかないのは、自慢になります。
「スーパー小学生」と呼んでいいでしょう。
365日間、まったく風邪をひかないことを心がけましょう。
1年間、風邪をひかなければ、自慢になります。
「きちんと体の管理ができていた」ということです。
お風呂上がりは、体を冷やさないように注意しましょう。
夏は、エアコンの使いすぎに注意しましょう。
冬は、温かくして眠りましょう。
風邪をひかなければ、毎日学校に通えます。
それだけよく勉強ができる状態になります。
風邪をひかないことで、結果としてほかの友人より、よく勉強ができるようになるのです。
小学校では、ときどき大きなイベントがあります。
「運動会」「文化祭」「修学旅行」などです。
そのほか「音読の発表会」「音楽の演奏会」「演劇の発表会」などもあるでしょう。
大きなイベントは、わくわくしますね。
ただし、楽しいことばかりではありません。
自分も参加者の1人ですから、嫌な役を引き受けなければいけないときがあります。
「やりたくない。逃げ出したい」と思いますが、ここが大切です。
運悪く、嫌な役をするときこそ、実はチャンスです。
嫌だなと思う役は、誰もがやりたくないはずです。
それを自分が引き受けたということは、誰よりも目立ち、自信を身につけるチャンスです。
誰もが嫌がる役をすればするほど、周りのみんなから「すごいね。よく頑張っているね」と注目を集めるでしょう。
先生や友人からも褒められるに違いありません。
たしかに恥ずかしいですが、褒められることもたくさんあります。
自分が大きく成長するチャンスだと考えましょう。
「嫌だ、逃げたい」と思っているほど、もっと嫌になってしまうだけです。
「やりたくないけど、与えられた役は頑張ろう」と考える人が、偉い人です。
乗り越えようと積極的になれば、何でもやる気が出てくるのです。
小学校のうちに、一度や二度、友人から裏切られることがあるでしょう。
仲のいい友人から突然嘘をつかれたり、約束を破られたりなどです。
友人から裏切られると、悲しい気持ちになり、涙が出そうになりますね。
仲良くしている友人ほど、裏切られたときのショックは大きくなります。
悲しい気持ちになった後、あなたなら、どうしますか。
友人から裏切られると「悔しい。やり返したい」という気持ちになるかもしれませんが、そのときが大切です。
やり返すと、あなたも同じになります。
「嫌な人だな」と思っても、やり返してしまえば、あなたも嫌な人になってしまうのです。
やり返したところで、褒められることもありません。
どんなに友人から裏切られることはあっても、自分からは裏切らないことが大切です。
ただし、我慢するだけでは、気持ち悪いだけですね。
そういうときは、お父さんやお母さんに悩みを打ち明けましょう。
友人からの裏切りに我慢した分、お父さんとお母さんは、たっぷり褒めてくれます。
お父さんとお母さんは、常にあなたの味方です。
正しい行いは、大人は、わかってくれます。
裏切られても、ぐっとこらえて我慢できる人が、本当に強い人なのです。
1日のうち、どのくらい想像をしていますか。
想像とは何でしょうか。
想像とは、頭の中で、あれこれと思い描くことです。
一見すると、想像している姿は、ぼうっとしているように見えますね。
しかし、そう見えるだけで、頭の中は違います。
想像しているとき、頭の中はフル回転しています。
私たちは黙っていても、頭の中でいろいろなことを考えています。
本の物語を読みながら、登場人物の姿や表情を思い浮かべることでしょう。
学校の宿題をしながら、先生に「よくできましたね」と褒められる姿を想像することもあるでしょう。
学校からの帰り道「次の曲がり角から、車が飛び出してくるのではないか」と予想することもあるでしょう。
想像するのは、素晴らしいことです。
想像すればするほど、頭の中の世界が広がります。
実は、偉い人ほど、若いときからよく想像する習慣があります。
物理学者のアインシュタインは、授業中、窓の外をぼうっと見ながら、いろいろな想像を働かせていたと言います。
その想像力が下積みになり、物理学の力をめきめきつけていきました。
発明王エジソンも、上を向きながら想像する癖がありました。
いつも上を向いているので、寝ているのか考えているのか、よく間違えられたそうです。
たくさん想像するあなたも、才能があるのかもしれません。
もっともっと想像して、いろいろなことを考えましょう。
想像すればするほど、あなたはどんどん頭が良くなるのです。
たくさん想像するのは、いいことです。
想像すればするほど、よく考えるため、頭が良くなります。
しかし、想像していると、ときどき周りの人から、変な注意をされることがあります。
「ぼうっとするな」という注意です。
想像する姿は、ぼうっとしている姿とそっくりです。
自分は一生懸命に考えていても、周りの人は、それをわかってくれないことがあります。
時には、笑われたり叱られたりするのです。
落ち込んでしまいそうになりますね。
しかし、やはり想像するのは、悪いことではありません。
偉人と言われる人ほど、若いうちからよく想像していた共通点があります。
他の人から「ぼうっとしない」と注意されても、きちんと想像力を働かせているなら、気にしなくて大丈夫です。
自分の頭の中は、自分しかわかりません。
他の人にわかるはずがないのですから、理解されないのが当たり前なのです。
笑われても叱られても、ほうっておきましょう。
あなたの頭の中は、誰にも見られることはありません。
誰もが考えない世界を想像していれば、将来は、誰もが考えないことを成し遂げるようになるでしょう。
「ぼうっとするな」と注意される人ほど、才能があるのです。
給食で嫌いな食べ物が出たとき、どうしていますか。
嫌いな食べ物を食べると、嫌な味が口の中に広がって、吐き気がしますね。
だからとはいえ、食べないと、親や先生に叱られます。
自分の体の成長にも、良くありません。
嫌いな食べ物ほど、体の成長に必要な栄養がたっぷり詰まっているものです。
では、どうするのかというと、飲み込めばいいのです。
飲み込むことも、食べるうちです。
飲み込めば、噛む必要もなくなります。
ポイントは、薬だと思うことです。
薬を飲むつもりになり、飲み物と一緒に飲み込んでしまいましょう。
たとえば、ジュースです。
薬の苦味も、ジュースの甘みがあれば、和らぎますね。
甘いジュースと一緒に飲み込めば、口にしやすくなります。
もし、一口が大きすぎるなら、2つに分ければ、小さくなります。
まずい味がしても、栄養がいっぱい詰まっている食べ物です。
どんな方法であろうと、嫌いな食べ物を食べれば、親や先生から「偉い」と褒められるのです。
小学生の中学年になると、衝撃の事実を知ります。
いると信じていたサンタクロースが、本当は、いないことに気づくのです。
サンタクロースの正体は、親です。
12月24日、あなたが夜眠ってから、親がこっそり枕元にプレゼントを置いていきます。
幼いときは、サンタクロースが本当にやってきたと信じますが、あるときから、実は親であると気づくのです。
気づくきっかけはさまざまですが、多くの場合、友人からの話です。
一部の友人が「本当は、サンタクロースなんていないよ。親なんだよ」と、言いふらしてしまうのです。
さて、本当のことを知って、どうするかです。
親の前で「本当は親がサンタクロースなんでしょ」と言ってしまえば、もうプレゼントはもらえなくなるかもしれません。
正体がばれてしまえば、親は「プレゼントをあげる必要もないね」と考えるかもしれません。
それは自分が損をします。
では、どうするのがいいのでしょうか。
知らないふりをするのです。
サンタクロースの正体に気づいても、親の前では知らないふりをしましょう。
知らないふりをしていれば、いつまでもプレゼントがもらえます。
年に1回、願ったものをもらえるイベントですから、演技も必要です。
わざと知らないふりをして、プレゼントをもらい続けましょう。
新学期が始まると、ときどき転校生がやってくることがあります。
都合があり、ほかの学校から移ってきた生徒です。
新学期が始まると同時に、クラスに今まで見たこともない人が増えると、驚きますね。
教室の雰囲気が、少し堅苦しくなり、不安になります。
しかし、本当に不安になっているのは、転校生です。
あなたが知らないのは、転校生1人だけですが、転校生が知らないのは、全員です。
あなたは学校のことをよく知っていますが、転校生はまだ何も知りません。
本当に不安な気持ちになっているのは、転校生なのです。
だからこそ、転校生がやってきたときは、優しく接しましょう。
「どこから転校してきたの」
「どんな遊びが好きなの」
「家はどこにあるの」
会話のネタを考え、自分から話しかけましょう。
転校生は、きっと喜びます。
心が不安定になっている転校生にとって、最初に声をかけてくれる人は好印象です。
嬉しくて、仲良くなりやすいのです。
転校生に誰より早く話しかければ、誰より仲良くなれます。
仲間外れにするのではなく、むしろ早く仲間になってもらいましょう。
友人を増やすチャンスです。
友人が増えると、もっと学校も楽しくなります。
転校生に優しくする人が、本当に優しい人なのです。
ときどき親が、疲れた顔をしているときはありませんか。
仕事が原因です。
家族を養うため、朝から晩まで仕事をしていて、疲れています。
元気がない親を見ていると、自分も不安になりますね。
「自分に何かできることはあるかな」
そう思ったときは、肩叩きをしましょう。
親の肩を叩くだけですが、大喜びします。
愛するわが子から肩を叩かれると、親はどんなに疲れていても、元気になります。
いつでもどこでも、できますね。
では、さっそく今日からやってみましょう。
親を元気づけるのは、あなたの仕事なのです。
「ごちそうさま」と言った後、そのまま席を離れていませんか。
きちんと「ごちそうさま」が言えるのは、素晴らしいことです。
頑張って食事を作ったお母さんも、喜んでくれることでしょう。
そこまでできているなら、あともう1つ加えると、お母さんはもっと喜びます。
食べ終わった食器を、台所まで持っていくことです。
食べたままほうっておかず、台所まで運ぶだけでいいのです。
食べ残しがあったときも、台所まで持っていきましょう。
食べ物に、感謝の気持ちがある姿勢です。
これだけで、お母さんからの印象はずいぶん変わります。
余裕があれば、食器の後片付けもお手伝いしましょう。
まだ背が低く、台所まで手が届かないかもしれませんが、踏み台を使えば洗いやすくなります。
お母さんは感動して、もっと食事を頑張ってつくるようになります。
すると、もっとおいしい食事が食べられるようになります。
後片付けをすると、お母さんの食事がもっとおいしくなるのです。
小学生のうちに、一度は「まとめ役」を経験しましょう。
学級委員長でもいいでしょう。
生徒会長でもいいでしょう。
大きなまとめ役である必要はありません。
小さなまとめ役でも、大丈夫です。
班長や生き物係のトップでもいいのです。
「自分にはできない。まとめ役になっても、まとめ方がわからない」と思うでしょう。
それは当然です。
最初はみんな、まとめ方がわかりません。
「自分にはまとめ役ができない」と思うのは、まだ経験していないからです。
まとめ方がわからないという人ほど、まとめ役を経験しましょう。
誰かに「やりなさい」と言われてから動くのではなく、自分から立候補するのが理想です。
まとめ方は、まとめ役を経験するうちに、わかってきます。
考える機会があるから、考えます。
しばらくすれば「こうすればいいのか」「こうしたほうがうまくいくのか」など、調子が良くなるでしょう。
間違えることも、勉強です。
もし、まとめ方がわからなければ、親や先生に相談しましょう。
頼りになる先輩がいるわけですから、ぜひ相談です。
たとえ失敗しても、けがをするわけでも死ぬわけでもありません。
少し恥ずかしい思いをする程度です。
親や先生のアドバイスを頼りにすれば、だんだんうまくまとめられるようになります。
まとめ役を経験するから、まとめ方がわかるようになるのです。
学校では、物事を「多数決」で決めることがあります。
多数決とは、賛成の多い意見によって物事を決めることです。
教室で、先生がみんなに向かって意見を求めます。
「賛成の人は右手を挙げてください。反対の人は左手を挙げてください」
みんなが、一斉に手を挙げます。
このとき、自分は反対と思っても、賛成のほうが圧倒的に多いと、不安になります。
「自分の考えは間違っているのかな。やっぱり賛成にしようかな」と思ってしまうのです。
みんなの様子を見てから、自分の考えを決める人もいるかもしれません。
みんなと同じのほうが、仲間意識があり、安心できます。
気持ちはわかりますが、ここなのです。
みんなと同じかどうかは、気にしなくてかまいません。
大切なことは、自分の心に正直かどうかです。
みんなと違ってもいいのです。
自分の心に正直なのですから、立派です。
自分が思ったことを正直に答えたのですから、間違っていても、正解です。
いちばんよくないのは、自分に嘘をつくことです。
自分に嘘をついていると、自分のことがわからなくなります。
自分らしくない行動では、何をやっても間違いです。
嘘をついて正解しても、面白くもありませんし、成長もできません。
自分の心とまっすぐ向き合い、正直に生きることです。
多数決では、周りの目は気にせず、自分の正直な考えを表現しましょう。
電車やバスの中で座っていると、お年寄りや妊婦が乗ってくることがあります。
座るところがあればいいのですが、満席のときは、仕方なく立つことになります。
こういうときは、席を譲りましょう。
おじいさん・おばあさんは足腰が弱いので、ずっと立っていると疲れます。
立っているだけでも、体に大きな負担がかかります。
妊婦さんも、おなかに赤ちゃんがいるので、立ったままでは疲れます。
体のバランスが取りにくく、少しの揺れでも体が不安定になるのです。
つり革につかまっていても、うっかり転んでしまう可能性もゼロではありません。
バスは、急にブレーキがかかることもあります。
妊婦さんが転んで、赤ちゃんにもしものことがあると危険です。
だからこそ、席を譲ることには大きな意味があります。
「自分も疲れている」「ずっと座っていたい」と思うこともあるでしょう。
そう思うのは自然なことだし、悪いことでもありません。
それでもやはり、お年寄りや妊婦さんの立場を考えれば、席を譲ったほうがスマートです。
譲るのは難しいことではありません。
自分が席を立ち「どうぞ」と一言声をかけるだけでいいのです。
席を譲る人は、優しくてかっこいい人です。
思うだけでなく、きちんと実行できたことは素晴らしいことです。
席を譲るたびに、自分の心もどんどんきれいになっていくのです。
小学生のころ、クラスのみんなと、先生の誕生日祝いをしたことがあります。
先生の誕生日が近いと知った、ある女子生徒の数人が、計画を始めました。
もちろん先生には、内緒です。
先生の誕生日当日、突然プレゼントを渡し、驚かせようという計画です。
もちろん小学生ですから、あまりお金のかかるプレゼントは買えません。
そこで、ある女子生徒が「プレゼントのお金は、クラスの全員から集めよう」と提案しました。
みんなの小さなお金もたくさん集めれば、大きな金額になり、大きなプレゼントも買えます。
そこまでは普通なのですが、ある一人の賢い女子生徒が、うまい提案をしました。
「メッセージ付きの色紙もプレゼントしよう」と考え出したのです。
「なるほど」と思いました。
有名人のサインをもらうときに使う、あの色紙です。
色紙1枚くらいは、わずかなお金で買えます。
文具店に売っていますから、手軽に買えます。
色紙に、クラス全員の祝いのメッセージを一言ずつ書いて、プレゼントに添えました。
計画は、大成功でした。
先生は大喜びをして、みんなの計画が報われた瞬間でした。
特に先生が喜んでくれたのは、やはりメッセージ付きの色紙でした。
たくさんのメッセージが書かれた色紙は、気持ちがたくさん込められています。
先生は「ずっと大事にします」と、色紙も抱きしめました。
そのことが、すごく嬉しかったのです。
学校で、悪さをしている人を、見かけることがあります。
悪さをしている人を見かけると「自分もやっていいのかな」と思います。
悪いことだとわかっていても、楽しそうだったり面白そうだったりすると、少しやってみたくなるでしょう。
友人に嘘をつく人がいると「自分も嘘をついてみようかな」と思います。
遅刻する人がいると「自分も遅刻しても大丈夫かな」と思います。
宿題をしない友人がいると「自分も宿題をサボろうかな」と思います。
周りに流されそうになりますが、ここが大切です。
いくら悪さをする人がいたとしても、自分もしていいわけではありません。
悪いことは、悪いのです。
悪いことをすれば、あなたも悪い人になってしまいます。
同じように親や先生から、叱られます。
たとえ、悪いことをする人がたくさんいても、自分だけは正しいことをしましょう。
悪いことをする人がいても、無視すればいいのです。
正しいことをする人が、偉い人です。
先生から叱られたとき、うまい言い訳をする生徒がいます。
たとえば、友人と一緒に悪さをして、先生から叱られたときです。
「悪いことをしたのは自分だけじゃない。なぜ自分ばかり叱るのか」と言うのです。
たしかに自分ばかり叱られるのでは、心がすっきりしませんね。
いじめた仲間も、先生の説教に巻き込みたい気持ちはわかります。
叱られる人が多ければ、先生の叱り方も軽くなるような気もします。
しかし、逆効果なのです。
自分が叱られているときに、ほかの人の話を出すと、先生は余計に叱ります。
逃げようとしている姿勢が伝わり「もっと叱らなければいけない」と思うからです。
自分が叱られているときは、黙って反省です。
悪いことをした人は、今叱られなくても、あとから叱られます。
叱り方は、先生に任せましょう。
自分が叱られているときは、自分の反省に集中です。
「悪いことをしてしまった。もう二度としない」と、自分の悪い点をしっかり反省します。
反省に集中すると、先生からの叱り方も小さくなるのです。
幼稚園や保育園に通っていたころがあるでしょう。
そのときは、いらいらすれば、すぐけんかをしました。
悲しいことがあったら、すぐ大声で泣きました。
傷つく言葉を言われたら、すぐ怒りを爆発させていました。
欲しいおもちゃを見つけたら「買って! 買って!」とだだをこね、親を困らせていたでしょう。
もちろんそれはまだ小さかったころなので当たり前のことだし、みんな同じことをしていました。
しかし、小学生になれば、そろそろ感情をコントロールしていきましょう。
感情のコントロールとは、大きく次の3つです。
たとえば、いらいらしても「怒るのは良くない」と自分に言い聞かせ、ぐっとこらえましょう。
友人から傷つく言葉を言われても「けんかをしても仕方ない」と考え、落ち着いた振る舞いを見せましょう。
感情的になったとき、ぐっと我慢できるようになるだけでいいのです。
欲しいおもちゃがあっても、だだをこねて親に買ってもらうのではありません。
「お金がないから買えない。だからお小遣いを貯めて買う」という考えができるようになりましょう。
高くてお小遣いで買えないものなら、誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントとしてお願いしてみるのもいいでしょう。
実を言うと、感情のコントロールは本当に難しいことです。
きっとできるときより、できないときのほうが多いでしょう。
脳にとって難しい作業なので、最初からきちんと感情のコントロールができる人はいません。
「次こそは我慢!」と思っても、つい気持ちが緩んでしまって、怒ったり泣いたりすることがあるものです。
それでも諦めず、少しずつ感情のコントロールを心がけていってください。
少しずつできるようになります。
以前は我慢できなかった怒りや悲しさを、きちんと我慢できるようになります。
たとえば、いらいらしたら「深呼吸をする」「10まで数える」「その場を離れる」といった方法も試してみましょう。
感情に振り回されるのではなく、きちんと感情を抑えて、落ち着いて行動しましょう。
時間をかけて少しずつ取り組んでいけば、だんだんできるようになります。
むかっとすることを言われても、にこにこできるようになっているのです。