執筆者:水口貴博

高校生がしておきたい30のこと

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受験期は、親からのささいな一言でいらいらさせられる。

受験期は、親からのささいな一言でいらいらさせられる。 | 高校生がしておきたい30のこと

受験期は、ナイーブです。

受験は、人生を決める一大イベントです。

受験勉強では、勉強にも気合が入ります。

ただ、将来を決める受験だからこそ、将来への不安が常にのしかかります。

緊張感も高まり、周りからのささいな一言にいらいらさせられます。

特に厄介なのが、親からの一言です。

たとえば「本当に大丈夫なの?」という発言です。

親は、子どもの成績を心配しただけです。

しかし、受験生には、しゃくに障る言葉です。

たった一言ですが、繊細な受験生の心に突き刺さり、いらいらが大きくなるのです。

問題は、親から何か傷つく言葉を言われたときに、どう対応するかです。

ただ「うるさい」と怒鳴るだけでは、いけません。

気持ちはわかりますが、親を余計に心配させ、小言を増やすだけです。

では、どうするかというと、正直に気持ちを伝えるのです。

「今ぴりぴりしているから、そういうことは言わないでほしい」と、はっきり言いましょう。

感情的ではなく、落ち着いて冷静に伝えます。

言葉をあやふやにせず、はっきり言ったほうが、お互いのためです。

親も過去に、受験を経験したことがあるはずです。

子どもの受験を邪魔したい親なんていません。

あなたがきちんと主張しないと、親はどういう言葉で傷つけているのか、わかりません。

あなたがきちんと主張するから、親も態度を改めてくれます。

子どもから発言を注意されれば、受験を応援したい親は、今後、発言に気をつけてくれるのです。

高校生がしておきたいこと(27)
  • 親から傷つく言葉を言われたときは「そういうことは言わないでほしい」と、はっきり伝える。
恋愛に縁がなければ勉強しろ。
高校時代に勉強した分、大学で取り返せる。

高校生がしておきたい30のこと

  1. 高校生活の初日こそ、自分を変えるチャンス。
  2. 高校時代は、いつも何かに焦る時期。
  3. あなたは今、世界観を広げるために、勉強している。
  4. 平凡な通学路も、大事な高校生活の一部。
  5. 学生服には、それなりの意味がある。
  6. 自分の進路は、学校では教えてくれない。
  7. 制服デートは、学生のうちしかできない。
  8. 正解のない問題を、ほうっておかない。
  9. あらゆる学校行事は、すべて出席する。
  10. 学校行事は、本気になるから、いい思い出になる。
  11. ささいなことほど、先生に質問しに行ったほうがいい。
  12. ため息をついた後の暗い雰囲気を、何とかしたい。
  13. 夏休みに名前をつけると、集中しやすくなる。
  14. 友情は、いつからできるのか。
  15. 万能人間になれないと気づくことも、成長の1つ。
  16. 度胸試しの万引をする人こそ、一番度胸がない。
  17. 高校時代にアルバイトは、必要ない。
  18. 大雨は、強い精神力を養うチャンス。
  19. 友人の誕生日は、あなたのためにある。
  20. 高校生活は、頑張っても、頑張りすぎないこと。
  21. 受験勉強するなら、ついでに検定。
  22. 高校時代に受けたい検定と、受けなくてもいい検定。
  23. 学生時代のうちに、裁判所の傍聴を経験しておく。
  24. 勉強は、1人でしても、孤立はしない。
  25. やる気が出ない本当の原因は、想像力が足りないから。
  26. 心がもんもんとしたときは、ライブコンサート。
  27. 受験期は、親からのささいな一言でいらいらさせられる。
  28. 恋愛に縁がなければ勉強しろ。
    高校時代に勉強した分、大学で取り返せる。
  29. なぜ高校生は、情緒不安定なのか。
  30. いつの時代も、若者は大人たちから、侮辱されるもの。

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