執筆者:水口貴博

高校生がしておきたい30のこと

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高校生活の初日こそ、自分を変えるチャンス。

高校生活の初日こそ、自分を変えるチャンス。 | 高校生がしておきたい30のこと

中学を卒業した私は、高校生活が楽しみでした。

高校には、中学のころから強い憧れがありました。

テレビや雑誌などで、楽しく過ごす高校生を見ていた影響を受け、高校が待ち遠しくてたまりませんでした。

特に大きかったのは「高校で自分を変えてやる」という意気込みです。

中学までの私は引っ込み思案でした。

勉強嫌いで、消極的で、マイナス思考でした。

高校生になったのを機に、絶対に自分を変える決意をしていました。

今でも覚えている、印象的な出来事があります。

高校生活、初日のことです。

クラスの担任する先生は、簡単な挨拶をした後、さっそくクラスの係を決めようとしました。

先生も生徒も、お互いのことをよく知らない状態です。

どうやって決めるのかと思っていると、先生は、うまいアイデアで決めようとしました。

黒板に係の名前だけを書き、みんなに希望する係のところに名前を書いてもらおうとしたのです。

私は「ここだ」と思ったのです。

学級委員の欄に、自分で自分の名前を書いたのです。

あえて大変なことに、自分から飛び込んでみました。

「そのくらいやらないと、自分は変われない」と思ったのです。

高校初日で、テンションが上がっていたので、勢いもありました。

学級委員を立候補したのは、私だけでした。

その日から「委員長」というあだ名で呼ばれ、高校生活がスタートしたのです。

委員長と呼ばれる立場上、しっかりしなければなりません。

そのプレッシャーがちょうどよく、いい高校生活がスタートできたのです。

高校生がしておきたいこと(1)
  • 学級委員に、立候補する。
高校時代は、いつも何かに焦る時期。

高校生がしておきたい30のこと

  1. 高校生活の初日こそ、自分を変えるチャンス。
  2. 高校時代は、いつも何かに焦る時期。
  3. あなたは今、世界観を広げるために、勉強している。
  4. 平凡な通学路も、大事な高校生活の一部。
  5. 学生服には、それなりの意味がある。
  6. 自分の進路は、学校では教えてくれない。
  7. 制服デートは、学生のうちしかできない。
  8. 正解のない問題を、ほうっておかない。
  9. あらゆる学校行事は、すべて出席する。
  10. 学校行事は、本気になるから、いい思い出になる。
  11. ささいなことほど、先生に質問しに行ったほうがいい。
  12. ため息をついた後の暗い雰囲気を、何とかしたい。
  13. 夏休みに名前をつけると、集中しやすくなる。
  14. 友情は、いつからできるのか。
  15. 万能人間になれないと気づくことも、成長の1つ。
  16. 度胸試しの万引をする人こそ、一番度胸がない。
  17. 高校時代にアルバイトは、必要ない。
  18. 大雨は、強い精神力を養うチャンス。
  19. 友人の誕生日は、あなたのためにある。
  20. 高校生活は、頑張っても、頑張りすぎないこと。
  21. 受験勉強するなら、ついでに検定。
  22. 高校時代に受けたい検定と、受けなくてもいい検定。
  23. 学生時代のうちに、裁判所の傍聴を経験しておく。
  24. 勉強は、1人でしても、孤立はしない。
  25. やる気が出ない本当の原因は、想像力が足りないから。
  26. 心がもんもんとしたときは、ライブコンサート。
  27. 受験期は、親からのささいな一言でいらいらさせられる。
  28. 恋愛に縁がなければ勉強しろ。
    高校時代に勉強した分、大学で取り返せる。
  29. なぜ高校生は、情緒不安定なのか。
  30. いつの時代も、若者は大人たちから、侮辱されるもの。

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