執筆者:水口貴博

高校生がしておきたい30のこと

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いつの時代も、若者は大人たちから、侮辱されるもの。

いつの時代も、若者は大人たちから、侮辱されるもの。 | 高校生がしておきたい30のこと

清少納言の『枕草子』に、ユニークな場面が登場します。

若者の言葉の乱れを嘆く場面です。

笑ってしまいませんか。

枕草子は、1000年ごろに書かれたと言われる、大昔の作品です。

「今も昔も、大人たちが嘆く言葉は同じなのだな」と、わかります。

こうした言葉は、いつの時代でも聞かれます。

学生は、大人たちから、ひどい言葉を言われることでしょう。

「最近の若者は、言葉も態度もなっていない」と。

そう言われても、腹を立てないことです。

そう言われるのが、運命です。

年上の人から見れば、学生はなめられるのが普通です。

年齢や経験に、大きな差があるのですから、言われて当然なのです。

いちいち腹を立てていると、なおさら「最近の若者はなっていない」と思われるだけです。

大人からなめられたときは、腹を立てるのではなく、モチベーションに変えましょう。

本当のことを言えば、大人たちは学生に、期待しているのです。

「もっと頑張れ。期待しているぞ」と応援です。

「もっと勉強してくれ。これからの未来を頼むぞ、おい」という意味です。

期待をしているから、厳しい言葉も出てきます。

侮辱された言葉を、力に変える学生が、成長します。

非難ではなく、応援されているのです。

高校生がしておきたいこと(30)
  • 大人から侮辱された言葉は、応援と受け止める。
まとめ

高校生がしておきたい30のこと

  1. 高校生活の初日こそ、自分を変えるチャンス。
  2. 高校時代は、いつも何かに焦る時期。
  3. あなたは今、世界観を広げるために、勉強している。
  4. 平凡な通学路も、大事な高校生活の一部。
  5. 学生服には、それなりの意味がある。
  6. 自分の進路は、学校では教えてくれない。
  7. 制服デートは、学生のうちしかできない。
  8. 正解のない問題を、ほうっておかない。
  9. あらゆる学校行事は、すべて出席する。
  10. 学校行事は、本気になるから、いい思い出になる。
  11. ささいなことほど、先生に質問しに行ったほうがいい。
  12. ため息をついた後の暗い雰囲気を、何とかしたい。
  13. 夏休みに名前をつけると、集中しやすくなる。
  14. 友情は、いつからできるのか。
  15. 万能人間になれないと気づくことも、成長の1つ。
  16. 度胸試しの万引をする人こそ、一番度胸がない。
  17. 高校時代にアルバイトは、必要ない。
  18. 大雨は、強い精神力を養うチャンス。
  19. 友人の誕生日は、あなたのためにある。
  20. 高校生活は、頑張っても、頑張りすぎないこと。
  21. 受験勉強するなら、ついでに検定。
  22. 高校時代に受けたい検定と、受けなくてもいい検定。
  23. 学生時代のうちに、裁判所の傍聴を経験しておく。
  24. 勉強は、1人でしても、孤立はしない。
  25. やる気が出ない本当の原因は、想像力が足りないから。
  26. 心がもんもんとしたときは、ライブコンサート。
  27. 受験期は、親からのささいな一言でいらいらさせられる。
  28. 恋愛に縁がなければ勉強しろ。
    高校時代に勉強した分、大学で取り返せる。
  29. なぜ高校生は、情緒不安定なのか。
  30. いつの時代も、若者は大人たちから、侮辱されるもの。

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