公開日:2012年11月5日
執筆者:水口貴博

50代がしておきたい30のこと

  • 50代の可能性は、
    重点の置き方で決まる。
50代がしておきたい30のこと

50代の可能性は、重点の置き方で決まる。

「年齢を取るほど可能性が小さくなる」
世間でよく聞かれる言葉です。
50代は、20代や30代に比べて、可能性が小さいと考える人も多いのではないでしょうか。

最も出費が多い50代。
考えるべきポイントは、消費ではなく投資。

50代は、人生で最も出費が多い10年間です。
子どもは大学生になり、学費が急に増えます。
一戸建てを購入すれば、毎月のローンが重くのしかかります。

年相応という意味を、誤解していませんか。

人間は、年齢にふさわしい行動を取ろうとします。
10代は学生らしく振る舞い、20代になれば社会人らしく振る舞います。
年齢に合った行動から、自然に従って生きている様子がうかがえます。

「今が人生の半分」と考えてみる。

50代になると、人生の後半に入って、しばらく時間が経ちます。
人生を80年とすれば、50代は、とっくに半分を超えています。
自分の人生の終点を意識する人も、多いのではないでしょうか。

年齢による印象は、口にするときの態度で決まる。

あなたが年齢を口にするとき、どういう態度ですか。
50代になれば「自分の年齢を口にしづらい」と感じる人も、多いのではないでしょうか。
ネックになるのは、年齢の高さです。

50代は、いま一度おしゃれを意識する時期。

あなたは普段、どのような服装を身につけていますか。
若いころに比べると、だいぶ地味な服装になっていないでしょうか。
これは無意識に起こります。

白髪を隠すおしゃれもあれば、白髪を見せるおしゃれもある。

50代にもなれば、黒髪の中に、白いものが目立ち始めます。
白髪です。
今、どのくらい白髪が目立っていますか。

満足のいく人生のために、今、何ができるか。

後悔には、変わった特徴があります。
「しばらくしてから感じる」という特徴です。
経験している最中は、感じられないのです。

健康維持のキーポイントは、高い健康意識を維持すること。

50代は、健康への意識が崩れつつある年ごろです。
「健康が崩れる」というより「健康への意識が崩れる」です。
「もう人生はそれほど長くない。今から健康を気にしても意味がない」と思い、健康に気遣う意識が低下します。

礼儀があるから、いい人間関係が、いつまでも続く。

50代になると、パートナーとの付き合いも、かなりの年月になります。
20代で結婚すれば、30年ほどの付き合いになります。
30代で結婚しても、20年ほどの付き合いになります。

節目を迎える結婚記念日は、自分の誕生日より大切。

50代になると、夫婦の結婚記念日の大きな節目を迎えます。
20周年や30周年の、結婚記念日です。
毎年ある結婚記念日の中でも、大きな節目を迎える結婚記念日は、特別です。

どれだけ社会的に成功しても、家族と仲が悪くなれば、失敗。

成功するためには、熱心に、仕事に打ち込むことが必要です。
夢中になって、一心不乱に集中することで、いい仕事ができます。
仕事に打ち込むと、私生活に余裕がなくなる一方、成功に近づけます。

子どもの学費は、最優先する。

50代は、出費が多くなります。
特に大きな負担になるのが、子どもにかかる費用でしょう。
50代になるころといえば、子どもがちょうど高校や大学に進学する時期です。

自立したがる子どもを、無理に引き止めない。

50代になれば、子どもが大学に進学する時期と重なるでしょう。
大学の進学を親と相談するとき、子どもから地元から離れた大学を希望することがあります。
「地元から離れた大学に進学したい」「大学では一人暮らしをしたい」などです。

責任もストレスも多い50代だからこそ、羽目を外す時間が必要。

あなたの生活に、羽目を外す瞬間はありますか。
おそらく「少ない」と答える人が多いのではないでしょうか。
人生の中で50代は、最も羽目を外しにくい年ごろです。

今度はあなたが、よき助言者になる番。

若い時期は、よき助言者を求めていました。
人生に行き詰まったとき、迷ったときなど、自分の考えだけでは限界があります。
そこで、経験豊富な人からの助言を求め、自分の人生に役立てていました。

楽しそうに仕事を頑張る姿が、部下への手本。

雰囲気の悪い職場は、ある特徴があります。
上司より部下のほうが頑張っていることです。
部下は一生懸命になっているにもかかわらず、上司はデスクでぼうっとしています。

自分の言い分が正しくても、強要させるのはよくない。

年を取ってから嫌われるのは、どんな人でしょうか。
自分の考えを強要させる人です。
長く生きていればいるほど、たくさんの経験を積みます。

そこそこの生き方では、そこそこの喜びしか味わえない。

50代は、緊張感が抜け「そこそこ」になってしまいがちです。
仕事に手を抜いたり、子育てを諦めたりなどです。
性格が丸くなり、体力の衰えもあるため「無理をするのは控えよう」と思います。

趣味が、あなたを幸せにする。

「あなたの趣味は何ですか」
そう聞かれて、すぐ答えられますか。
「趣味がない」という人もいるでしょうが、やはり趣味はあったほうがいいです。

故郷に感謝すると、心に力がみなぎる。

今のあなたの原点は、どこにあるのでしょうか。
生まれ育った故郷です。
幼少期を過ごした故郷を思い出してください。

あなたがこれから歩むべき道は、古い友人が知っている。

50代とは、仕事や人生に迷いが生じやすい時期です。
「どうすればいいのか」「これからどうしていけばいいのか」と迷う人もいるでしょう。
その答えを知っているのは、意外な存在です。

同窓会ができるのも、最後になるかもしれない。

ある日、古い友人から集まりの連絡がやってきます。
同窓会の誘いです。
あなたは同窓会に、喜んで出席するタイプでしょうか。

両親の前で笑顔になるのが、よい子ども。
わが子の前で笑顔になるのが、よい親。

家族と一緒にいるとき、どのような表情をしていますか。
50代は、いろいろな仕事が重くのしかかる時期です。
責任、家事、子育て、人付き合い、ローンなど、山ほどあります。

「なぜ」を口癖にするだけで、哲学者になれる。

あなたにとって、人生で大切なものは何ですか。
自分でしょうか。
パートナーでしょうか。

ショック療法で、再び緊張感を取り戻す。

最近、驚いたのはいつですか。
年を取れば取るほど、驚く機会が少なくなります。
経験量が増えるため、何を見聞きしても「知っている」という状態になるからです。

「収入と支出」「資産と負債」について、きちんと考えておく。

お金の管理について、どのくらい把握できていますか。
50代はお金の出入りが激しくなる時期です。
お金の管理については、今のことだけを考えるのではなく、これからのことも考えなければいけません。

空の巣症候群にならないために、子ども以外の生きがいを持つ。

「子どもが生きがいです」
親御さんの中には、子どもを生きがいとする声を、よく耳にします。
やはり大事なわが子ですから、なにより第一に考えることでしょう。

満足に仕事をやり遂げるから、気持ちのいい定年が迎えられる。

50代は、少しずつ定年を意識し始める年ごろです。
早く定年を迎えたいタイプですか。
それとも、定年後も仕事をしたいタイプですか。

定年退職の後は、どういう過ごし方をする予定ですか。

定年退職の後、どのような暮らしをする予定ですか。
考えるには早すぎると思うかもしれませんが、50代になれば、考え始めてもいい時期です。
「定年が近づく」ということは「定年後の準備も必要になる」ということです。

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