高校生は、情緒が不安定になる時期です。
嬉しいことがあったかと思えば、ささいなことでいらいらします。
昼間は楽しくて大笑いする一方、夜になると急に悲しい気分になり、胸が苦しくなります。
嬉しくなったり、いらいらしたりです。
楽しかったり、悲しくなったりです。
気分の上下が激しいのです。
なぜでしょうか。
高校生とは、不安と期待が入り交じる時期だからです。
「受験で大学に失敗したらどうしよう」という不安で胸が苦しくなり、プレッシャーやストレスに押しつぶされそうになります。
その一方で、大学受験に合格して、明るい未来を切り開く希望もあります。
すべては、受験の結果しだいです。
受験の結果しだいで、未来の白と黒が決まります。
光と闇が隣り合わせのため、不安定な気分が続く時期です。
情緒不安定なのは、あなただけではありません。
実はみんな、情緒不安定です。
明るく振る舞っているのは、苦しさを紛らすための反対行動です。
大切なことは、とにかくうまくいくところだけを意識することです。
イメージは、現実になる力があります。
受験に失敗して、暗い未来を想像していると、本当にそうなってしまいます。
受験に合格して、明るい未来を進んでいるところだけ想像すればいいのです。
いかに悪い印象を吹き飛ばし、明るい印象に集中するかです。
不安と期待の両方に引っ張られますが、期待ばかりを考えるのが正解です。
合格のことだけ考えるのも、受験対策の1つなのです。