執筆者:水口貴博

高校生がしておきたい30のこと

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あなたは今、世界観を広げるために、勉強している。

あなたは今、世界観を広げるために、勉強している。 | 高校生がしておきたい30のこと

高校の勉強になると、さすがに日常では使わない知識もたくさん出てきます。

そんなとき、ふと思います。

「こんなことを勉強しても、役立たないだろうな」と。

たしかに高校の勉強は、専門的な内容が目立ち始めます。

しかし、役立たないとはいえ、勉強から逃げるのはよくありません。

大切なことは、役立つかどうかではありません。

自分の世界観が広がるかどうかです。

勉強すればするほど、わからないことがわかるようになる快感を得ることができます。

理解力や想像力の強化です。

難しい化学や物理の勉強をすることで、宇宙の果てまで想像力を広げることができます。

日常では使わない漢文や古文を勉強することで、昔の人の心情や生活に、思いをはせることができます。

日常ではあまり縁のない地学も「地球はこうなっているのか」という理解が進みます。

「自分の世界観を広げるために、勉強している」

そう考えながら、勉強しましょう。

知識そのものは役立たなくても、知識を得ることで広がる世界観は、大いに役立ちます。

想像力が豊かになったり、器が大きくなったり、話の幅も広がったりします。

役立たないと思える知識をたくさん詰め込むから、できることです。

そういう意味で、世の中に役立たない勉強は、一切ありません。

すべての勉強が、自分の世界観を広げる手助けになります。

あなたは今、世界観を広げるために勉強しているのです。

高校生がしておきたいこと(3)
  • 世界観を広げるために、勉強する。
平凡な通学路も、大事な高校生活の一部。

高校生がしておきたい30のこと

  1. 高校生活の初日こそ、自分を変えるチャンス。
  2. 高校時代は、いつも何かに焦る時期。
  3. あなたは今、世界観を広げるために、勉強している。
  4. 平凡な通学路も、大事な高校生活の一部。
  5. 学生服には、それなりの意味がある。
  6. 自分の進路は、学校では教えてくれない。
  7. 制服デートは、学生のうちしかできない。
  8. 正解のない問題を、ほうっておかない。
  9. あらゆる学校行事は、すべて出席する。
  10. 学校行事は、本気になるから、いい思い出になる。
  11. ささいなことほど、先生に質問しに行ったほうがいい。
  12. ため息をついた後の暗い雰囲気を、何とかしたい。
  13. 夏休みに名前をつけると、集中しやすくなる。
  14. 友情は、いつからできるのか。
  15. 万能人間になれないと気づくことも、成長の1つ。
  16. 度胸試しの万引をする人こそ、一番度胸がない。
  17. 高校時代にアルバイトは、必要ない。
  18. 大雨は、強い精神力を養うチャンス。
  19. 友人の誕生日は、あなたのためにある。
  20. 高校生活は、頑張っても、頑張りすぎないこと。
  21. 受験勉強するなら、ついでに検定。
  22. 高校時代に受けたい検定と、受けなくてもいい検定。
  23. 学生時代のうちに、裁判所の傍聴を経験しておく。
  24. 勉強は、1人でしても、孤立はしない。
  25. やる気が出ない本当の原因は、想像力が足りないから。
  26. 心がもんもんとしたときは、ライブコンサート。
  27. 受験期は、親からのささいな一言でいらいらさせられる。
  28. 恋愛に縁がなければ勉強しろ。
    高校時代に勉強した分、大学で取り返せる。
  29. なぜ高校生は、情緒不安定なのか。
  30. いつの時代も、若者は大人たちから、侮辱されるもの。

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