忙しい20代ですが、1つ、してほしいことがあります。
プロフェッショナルと呼ばれる能力を身につけることです。
誰にも負けないくらい、圧倒的に秀でた知識や技です。
基準としては「会社で1番うまくできる」という状況です。
社会人として仕事をするとき、何でもできる人になるのは、おすすめしません。
何でもできる人になると、集中が分散され、中途半端な能力になります。
中途半端な能力は、代わりに誰でもいます。
単価の安い人に仕事を頼むことになり、解雇の対象になる可能性があります。
何か1つ、徹底した能力を磨き、プロフェッショナルになるのです。
人付き合いのプロフェッショナルでもいいです。
営業のプロフェッショナルでもいいでしょう。
人脈、経理、ITなど、自分が得意とする分野で、プロフェッショナルになります。
会社で1番うまくできるようになると「○○のことなら、この人だね」と言われるようになります。
これが20代のうちに身につくと、30代は楽になります。
自動的に上に昇るエスカレーターに乗ったようなものです。
社内では尊敬の対象になり、頼りにされます。
少なくとも、首になることはありません。
「○○のことなら、この人だね」と言われる人が、首の対象になることはありません。
得意は、1つでいいのです。
本当に得意なことが1つあれば、首になる心配がなくなり、堂々と仕事ができるようになります。
場合によっては、独立の道も開けるのです。