執筆者:水口貴博

有意義な浪人生活を送る30の方法

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浪人生活がうまくいくかどうかは「モチベーションの維持」が鍵を握る。

浪人生活がうまくいくかどうかは「モチベーションの維持」が鍵を握る。 | 有意義な浪人生活を送る30の方法

浪人生活を送るうえで、一番重要なことは何か。

こう聞かれれば、私は自信を持って「モチベーションの維持」と即答します。

浪人生活がうまくいくかどうかは、ひとえに、これだけといっても過言ではありません。

私が浪人を経験して、ひどく痛感しています。

もちろん勉強法・勉強時間・環境なども重要です。

しかし、それ以上に大切な要因は、やはり「モチベーション」です。

モチベーションのない人は、優れた勉強法、たくさんの勉強時間、どんな環境であろうと、何をやってもダメです。

モチベーションはガソリンです。

ガソリンのない車は、絶対に前に進みません。

しかし、モチベーションさえあれば、何をやってもうまくいきます。

勉強法・勉強時間・環境も、自然とうまくいきます。

本人にやる気があれば、条件の悪さは大したことありません。

予備校に通う場合であろうと、自宅浪人をする場合であろうと、一番大切なことはモチベーションの維持です。

浪人生活で判断に迷ったときには「どちらの選択のほうがモチベーションを維持できるか」と自分に問いかけてみましょう。

たとえば「浪人中の友人との付き合い」について、よく論議が交わされています。

浪人中の友人との付き合いは、一長一短です。

友人との付き合いによって悩みを共有できたり寂しさを紛らしたりできます。

一方、友人との付き合いが多くなったため、勉強時間が減ってしまうという問題です。

友人に近づくか、離れるか。

これに明確な答えはありません。

人・場所・状況によって、答えはさまざまです。

そういうときこそ「どちらのほうがモチベーションを維持できるか」です。

友人との付き合いをしたほうがモチベーションを維持できるなら、そうすればいい。

友人とは距離を置いたほうがいいなら、そうすればいい。

どちらが自分にとってモチベーションを維持できる選択であるかです。

この判断基準で進めていけば、おのずから答えは見えてきます。

「予備校か、自宅浪人か」

「部屋で勉強するか、図書館で勉強するか」

「朝型か、夜型か」

その判断は、ひとえに「モチベーションが維持できるかどうか」という基準で決めるべきです。

これが浪人生活を送るうえで、最も重要なポイントなのです。

有意義な浪人生活を送る方法(6)
  • モチベーション維持を最重視する。
浪人をすれば、得意な科目を伸ばしやすい。

有意義な浪人生活を送る30の方法

  1. 浪人生活ほど、つらい時期はない。
  2. 悲しみに暮れるだけでは合格しない。
    肝心なのは、すぐ勉強を始めること。
  3. 自分に合った浪人スタイルで、浪人生活を乗り越えろ。
  4. 浪人スタイルを考えるヒントは、得意なスポーツに隠されている。
  5. 都会に引っ越してまで、予備校が必要とは限らない。
  6. 浪人生活がうまくいくかどうかは「モチベーションの維持」が鍵を握る。
  7. 浪人をすれば、得意な科目を伸ばしやすい。
  8. 焦りや不安は、無理にごまかさない。
    ごまかそうとするほうが、余計に悪化する。
  9. 浪人生は、夜から逃げろ。
  10. 太陽の光には、神なる力が存在する。
  11. 依存から卒業し、孤独に耐えられる人間になる。
  12. 頂上への道は、1つとは限らない。
  13. ゲームをするなら、アクション系やシューティング系がいい。
  14. うっかりRPGに夢中になれば、集中して終わらせ、二度とやらないと誓う。
  15. 羨ましい話を聞いて、勉強へのやる気につなげる。
  16. 意志が強ければ、必ず道は開ける。
  17. 大学に進学した友人からの話は、イメージを膨らませる鍵になる。
  18. 悪条件を言い訳にしているなら、その程度の弱い意志にすぎない。
  19. 浪人をすれば成長するかどうかは、本人しだい。
  20. 浪人生活を必死に乗り越えた後は、現役生合格者以上に素晴らしい人生を送ることができる。
  21. 浪人生には「適当な人生を送らない」という覚悟がある。
  22. 1日全体のリズムを決めるのは、寝起きの瞬間だ。
  23. 単純ミスをしたときこそ、油断していた自分を反省するチャンス。
  24. 泣くだけ泣けば、すっきりする。
    一番よくないのは我慢をし続けること。
  25. 受験とはまったく関係のない時間があるから、勉強がスムーズに進む。
  26. 現役中に見つけられなかった夢を、浪人中に見つけてしまった私の行動。
  27. 浪人生の苦しみは、浪人生にしかわからない。
  28. 勉強と息抜きの区切りがあやふやになると、ストレス管理もあやふやになる。
  29. 力強い言葉を壁に貼り、モチベーションを維持させる。
  30. 地味でみすぼらしい段階を受け入れる。
    アゲハチョウになるために。

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