執筆者:水口貴博

受験時代に経験しておきたい30の気づき

27

勉強ができる人の部屋、3つの共通点。

勉強ができる人の部屋、3つの共通点。 | 受験時代に経験しておきたい30の気づき

学生時代には、さまざまな友人の部屋を見せてもらいました。

その中で成績がいい人の部屋には、3つの共通点があることを発見しました。

  1. 教科書や参考書が並んだ本棚
  1. カレンダー
  1. 標語

まず第1の共通点は「教科書や参考書が並んだ本棚」です。

必ず目にする光景でした。

学校で使う教科書や参考書だけでなく、塾で使っている教材や通信教育の教材などが、ずらりと本棚に並べられているものでした。

その本棚を見れば「日頃からよく勉強しているんだな」と見てすぐわかります。

手の届く範囲に教科書が置かれているので「いつも勉強しているんだな。さっきまで勉強していたのかな」と思わせるほどです。

どれだけ日頃から勉強しているのか、その本棚を見ているだけで伝わってきます。

第2の共通点は「カレンダー」です。

カレンダーの種類はさまざまですが、とにかく勉強ができる人の部屋に置いてあるお決まりのアイテムでした。

勉強スケジュールが書き込まれていたり、模擬試験や受験日の日程が書き込んであったりしていました。

おそらく勉強の計画を立てるために、カレンダーを活用していたのでしょう。

丸印や色が塗られてあり、時間管理のうまさがうかがえました。

第3の共通点は「標語」です。

これが一番驚いたものでした。

人間は、時間が経てば、だれるようになっています。

楽なほうへと心が傾いてしまい、初めは真面目にやっていたことも、サボり始めてしまいます。

その傾き欠けた心を立て直すために、やる気が出るような標語を書いた紙を壁に貼っている人が多かったです。

「飽くなき挑戦」

「絶対に合格」

「自分に負けない!」

友人は「あまり標語は気にしないで」と恥ずかしがっていましたが、私はとても印象的でした。

その人の心の様子や目指している目標がなんとなく伝わってきます。

不思議なことに、成績がいい人の部屋にいると、なぜか澄み切った気持ちになり、自然と勉強がしたくなります。

そういう気持ちにさせてくれる部屋の環境が整っていました。

さて、あなたの部屋はどうですか。

客観的に自分の部屋を見てみましょう。

なかなか勉強がはかどらないのは、あなたが悪いのではなく、部屋の状態が悪いのかもしれません。

勉強の妨げになるような物が置いてあれば、当然勉強に集中できないのも無理はありません。

勉強がしにくい部屋なら、勉強がしたくなるように模様替えです。

今からでも間に合います。

部屋は、あなたの意志で変えることができます。

いつもいる場所だからこそ心理的には大きな影響を及ぼすのです。

受験時代に経験しておきたい気づき(27)
  • 自然と勉強したくなるような部屋にする。
10代は、みな革命家。
理想は高く持て!

受験時代に経験しておきたい30の気づき

受験時代に経験しておきたい30の気づき
  1. 受験勉強を通して、ボキャブラリーをたっぷり増やす。
    受験勉強を通して、ボキャブラリーをたっぷり増やす。
  2. 髪型の意外な大切さに、気づく。
    髪型の意外な大切さに、気づく。
  3. 「徹夜型の勉強」の限界に、ようやく気づく。
    「徹夜型の勉強」の限界に、ようやく気づく。
  4. 筋力には限界はあっても、脳力には限界がない。
    筋力には限界はあっても、脳力には限界がない。
  5. 成長曲線は、きれいな右肩を描くとは限らない。
    成長曲線は、きれいな右肩を描くとは限らない。
  6. 勉強が大変だと思ったら、勘違い。<br>勉強ほど、贅沢なことはない。
    勉強が大変だと思ったら、勘違い。
    勉強ほど、贅沢なことはない。
  7. 本に折り目をつけるのも、勉強の1つ。
    本に折り目をつけるのも、勉強の1つ。
  8. おしゃれの余裕のなさは、大逆転の前触れ。
    おしゃれの余裕のなさは、大逆転の前触れ。
  9. 受験勉強は、モグラ叩きゲームである。
    受験勉強は、モグラ叩きゲームである。
  10. 協力者は、現れるものではなく、変わるもの。
    協力者は、現れるものではなく、変わるもの。
  11. いくら得意科目とはいえ、完璧を求めつつ、完璧を目指さない。
    いくら得意科目とはいえ、完璧を求めつつ、完璧を目指さない。
  12. 勉強に才能は関係ない。<br>やるか、やらないかの差。
    勉強に才能は関係ない。
    やるか、やらないかの差。
  13. 参考書を買っただけで満足しない。<br>買った後こそ重要。
    参考書を買っただけで満足しない。
    買った後こそ重要。
  14. 最初から立派な参考書があるのではない。<br>立派な参考書へと仕上げていくものなのだ。
    最初から立派な参考書があるのではない。
    立派な参考書へと仕上げていくものなのだ。
  15. 目を背けたくなる部分こそ、直視しなければいけない部分。
    目を背けたくなる部分こそ、直視しなければいけない部分。
  16. いらいらしてもいい。<br>大切なのは、どこに向けて吐き出すか。
    いらいらしてもいい。
    大切なのは、どこに向けて吐き出すか。
  17. 勉強道具を統一すると、勉強効率が向上する。
    勉強道具を統一すると、勉強効率が向上する。
  18. 「わかる」と「覚える」は、意味が全然違うことに気づく。
    「わかる」と「覚える」は、意味が全然違うことに気づく。
  19. 勉強は「小→中→大」ではなく「大→中→小」で進める。
    勉強は「小→中→大」ではなく「大→中→小」で進める。
  20. 受験期は、自分らしい勉強法に気づく時期。
    受験期は、自分らしい勉強法に気づく時期。
  21. どんなに間違っても、命まで取られるわけではない。
    どんなに間違っても、命まで取られるわけではない。
  22. 大好きな部活なら、勉強のために無理にやめる必要はない。<br>むしろやめないほうがいい。
    大好きな部活なら、勉強のために無理にやめる必要はない。
    むしろやめないほうがいい。
  23. 勉強以外のもう1つの課題。<br>「いかにストレスを吐き出すか」
    勉強以外のもう1つの課題。
    「いかにストレスを吐き出すか」
  24. 他の受験生より有利になるのは、睡眠時間を削ったときではなく、増やしたとき。
    他の受験生より有利になるのは、睡眠時間を削ったときではなく、増やしたとき。
  25. 言い訳をする人は成長できない。<br>言い訳をやめないかぎり、成績は絶対に向上しない。
    言い訳をする人は成長できない。
    言い訳をやめないかぎり、成績は絶対に向上しない。
  26. 勉強が苦手な人の部屋、3つの共通点。
    勉強が苦手な人の部屋、3つの共通点。
  27. 勉強ができる人の部屋、3つの共通点。
    勉強ができる人の部屋、3つの共通点。
  28. 10代は、みな革命家。<br>理想は高く持て!
    10代は、みな革命家。
    理想は高く持て!
  29. 寝る直前に考えていたことは、夢に出てきやすくなる。
    寝る直前に考えていたことは、夢に出てきやすくなる。
  30. どんなに他人の助けがあっても、最後に勉強するのは自分。
    どんなに他人の助けがあっても、最後に勉強するのは自分。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION