公開日:2009年12月19日
執筆者:水口貴博

有意義な浪人生活を送る30の方法

  • 浪人生活ほど、
    つらい時期はない。
有意義な浪人生活を送る30の方法

浪人生活ほど、つらい時期はない。

最初にこれを書こうと思ったのは、偶然の出来事がきっかけでした。
実は昨日、読者のかたから嬉しいお便りのメールをいただきました。
「もっと早く、せめて10年前にこのサイトに出会えていればよかった」

悲しみに暮れるだけでは合格しない。
肝心なのは、すぐ勉強を始めること。

不合格となった瞬間に訪れるのは、深い落ち込みです。
「これからどうしよう」
「何もしたくない」

自分に合った浪人スタイルで、浪人生活を乗り越えろ。

センター試験を受け終わった直後「ああ、ダメだな」と思いました。
手応えで結果がわかり、すぐ浪人生活の準備に入りました。
学校を卒業する前から、浪人生活が始まっていたようなものです。

浪人スタイルを考えるヒントは、得意なスポーツに隠されている。

浪人生活を送るうえで迷うのは、浪人生活のスタイルです。
「予備校に通うスタイル」にするか。
それとも「予備校に通わず、自宅で勉強をやりくりするスタイル」にするか。

都会に引っ越してまで、予備校が必要とは限らない。

自宅浪人では自信がないため、予備校に通う受験生も多いことでしょう。
もちろん予備校に通うことは、悪いことではありません。
予備校には、浪人生に特化したカリキュラムがあります。

浪人生活がうまくいくかどうかは「モチベーションの維持」が鍵を握る。

浪人生活を送るうえで、一番重要なことは何か。
こう聞かれれば、私は自信を持って「モチベーションの維持」と即答します。
浪人生活がうまくいくかどうかは、ひとえに、これだけといっても過言ではありません。

浪人をすれば、得意な科目を伸ばしやすい。

浪人時代、私が一番嬉しく感じたのは、好きな時間に好きなことをできる自由でした。
学生時代は、ある程度、時間割が決まっています。
制服があらかじめ決められていました。

焦りや不安は、無理にごまかさない。
ごまかそうとするほうが、余計に悪化する。

浪人になると「このやり方でいいのか。もし、また大学に落ちたらどうしよう」と思います。
不安というのは突然襲ってきます。
もう後がありません。

浪人生は、夜から逃げろ。

浪人生は、現役より夜型になりやすくなります。
時間を自由に使えるようになるからです。
実は私も、浪人時代は時間を自由に使えるため、当時は自然と夜型になっていました。

太陽の光には、神なる力が存在する。

浪人時代に感じる不安には、波があります。
「感情の波は、日中は小さく、夜は大きくなる」
ぜひとも、知っていただきたい法則です。

依存から卒業し、孤独に耐えられる人間になる。

世間では「友人を大切にする。友情を大切にする」という言葉をよく耳にします。
友人がいれば、楽しさは倍増しますし、つらいことは共有できて半減できます。
友人がいるからこそ、人生が豊かになるのはたしかです。

頂上への道は、1つとは限らない。

単調な毎日を送っていると、ふと、おかしなことを考える瞬間があります。
「なぜA大学を目指しているのだろうか」
大学に合格すれば、すべてがうまくいくはず。

ゲームをするなら、アクション系やシューティング系がいい。

勉強のストレスを吹き飛ばすために、ゲームをする人は多いことでしょう。
ゲームをクリアしたときの達成感や満足感は、本当に気持ちがいいですね。
短い時間であるにもかかわらず、ストレス発散の効果はとても大きい。

うっかりRPGに夢中になれば、集中して終わらせ、二度とやらないと誓う。

「昔はよくゲームをやっていたのに、今は完全にやらなくなったな」
ある日、父から言われました。
たしかによくやっていた時期がありました。

羨ましい話を聞いて、勉強へのやる気につなげる。

浪人中は、大学に進学していった友人からさまざまな話を聞かせてもらいました。
もちろん県内の大学に進学していった人もいますが、大半は県外です。
県外へ進出していき、日本各地の生の大学情報を聞けるのは、刺激的で面白くて、ためになりました。

意志が強ければ、必ず道は開ける。

コロンブスがなぜ新大陸の発見ができたのかというと、意志が強かったからです。
数学者トスカネリらの情報を元に、新大陸があるという確信はすでにありました。
後は勇気です。

大学に進学した友人からの話は、イメージを膨らませる鍵になる。

周りにいる友人で浪人しているのは、私1人だけでした。
高校のときに仲のよかった友人は、みんな大学へ進学していきました。
県内もいましたが、大半は県外に行ってしまいました。

悪条件を言い訳にしているなら、その程度の弱い意志にすぎない。

満員電車の中は、最悪のスペースです。
人目も多くて缶詰め状態。
呼吸すら、ままにできません。

浪人をすれば成長するかどうかは、本人しだい。

「浪人は人生の肥やしになる」
ときおり、浪人生にとってプラスになる話を耳にします。
「精神的に成長できた」

浪人生活を必死に乗り越えた後は、現役生合格者以上に素晴らしい人生を送ることができる。

浪人中のある晩のことです。
夜中にふとテレビを見ていると、大変興味深いドキュメンタリー番組が放送されていました。
受刑者が、罪を報いるために、刑務所で数年間過ごすことになります。

浪人生には「適当な人生を送らない」という覚悟がある。

私は現役のときから、狙う大学をはっきりさせ、1つに絞っていました。
滑り止めの大学も考えていませんでした。
希望しない大学に通っても仕方ないし、むしろ空虚感を味わうだけだと思っていました。

1日全体のリズムを決めるのは、寝起きの瞬間だ。

1日で一番大変なのは「寝起き」です。
止まっているエンジンを動かすときが、一番時間がかかりますし、体力も使います。
たしかにつらい寝起きですが、さっと起きることです。

単純ミスをしたときこそ、油断していた自分を反省するチャンス。

受験では「涙」のシーンが数多く登場します。
試験の結果が悪かったとき。
念願の大学に合格したとき。

泣くだけ泣けば、すっきりする。
一番よくないのは我慢をし続けること。

悲しみや落ち込みの涙から早く抜け出す方法があります。
思い切って泣いてしまうことです。
我慢をしないのがポイントです。

受験とはまったく関係のない時間があるから、勉強がスムーズに進む。

アルバート・アインシュタインは、物理の問題に頓挫したとき、ピアノやバイオリンをひいたといいます。
アインシュタインといえば、相対性理論を考え出した有名な物理学者です。
それほど高度な物理学の法則を見つけるくらいですから、いつも、物理学についてのことばかり考えていたのだと思われがちです。

現役中に見つけられなかった夢を、浪人中に見つけてしまった私の行動。

大学は、あなたの夢を叶えるための手段です。
しかし、夢がない場合、入学後の進路変更の融通を利かせるため、とりあえず偏差値の高いところを選びます。
もちろんこれはこれでベストな方法です。

浪人生の苦しみは、浪人生にしかわからない。

現役中になく、浪人中にある独特の悩みがあります。
「気持ちをわかってくれる人が少ない」という悩みです。
友人のほとんどは、合格して大学生活を送ることになります。

勉強と息抜きの区切りがあやふやになると、ストレス管理もあやふやになる。

浪人中とはいえ、遊んでいけないわけではありません。
むしろ勉強ばかりの毎日はよくありません。
勉強ばかりではストレスがたまり、燃え尽きてしまいます。

力強い言葉を壁に貼り、モチベーションを維持させる。

モチベーションを維持する方法として「目標を書いた紙を目につく場所に貼る」という方法があります。
騙されたと思って、一度試してみましょう。
お金はかかりませんし、大きな手間もかからないはずです。

地味でみすぼらしい段階を受け入れる。
アゲハチョウになるために。

「アゲハチョウだ!」
私の実家は、愛媛県の田舎町です。
家は川や畑に囲まれ、幼いころは虫取り用の網を持って、アゲハチョウを追いかけていました。

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