現役中になく、浪人中にある独特の悩みがあります。
「気持ちをわかってくれる人が少ない」という悩みです。
友人のほとんどは、合格して大学生活を送ることになります。
実生活のみならず精神的にも、ほかの人より後れている感があります。
置いてきぼりの浪人生の気持ちは、合格した人には理解が難しく、なかなかわかってもらえません。
先生や両親の励ましの言葉も、何かピントがずれています。
この独特の苦しみは、経験した人でないとわかりません。
すごい孤立感を味わうのが、浪人時代の最大の特徴です。
だからとはいえ、ストレスをため込んでは精神的にもよくありませんね。
共有できる友人が近くにいないとき、何か解決策はないのでしょうか。
そこでおすすめしたいのが「浪人体験記」です。
大学の合格体験記がありますが、同じように浪人を経験して大学に合格した人の体験記があります。
本屋に置いてあれば、ぜひ参考にしてみましょう。
インターネットで調べれば、多種多様な浪人体験談を見つけることができるでしょう。
私も浪人のころは、浪人体験記を読んでは、自分を奮い立たせていました。
浪人した人の話は、自分と共通している部分をたくさん見つけることができます。
やはり境遇が同じ人の話は、ためになり、心にじんと響くものがあります。
浪人中の生活スタイルや勉強法。
どうやってつらい時期を乗り越えたのか。
大変参考になりました。
方法論だけでなく、精神論も参考になります。
なぜ、浪人をする決意をしたのか。
浪人中のストレス、気持ちの管理方法とは。
どうやる気を出していたのか。
方法論・精神論ともに、大変参考になります。
先人の知恵は大いに生かしましょう。