1日で一番大変なのは「寝起き」です。
止まっているエンジンを動かすときが、一番時間がかかりますし、体力も使います。
たしかにつらい寝起きですが、さっと起きることです。
寝起きさえしっかりできれば、1日全体が引き締まります。
寝起きがだらだらすると、その日1日はずっとだらだらになります。
7時に起きるはずが8時になってしまえば、朝食の時間も遅れます。
気合が入っていない状態に加え、午前の勉強も眠気が引きずり、勉強に集中できない。
気持ちの問題です。
そういうだらだらした気持ちは、昼も夕方も夜も続きます。
1日全体のリズムを決めるのは「寝起きの瞬間」です。
寝起きの瞬間だけは気合を入れましょう。
1日全体の調子がよくなります。
眠気が残っていれば、起きてすぐパジャマを脱いで着替えることです。
眠気が残っていれば、温かいお湯ではなく、冷たい水で顔を洗います。
すぐ眠気が吹き飛び、気合が入ります。
きびきびしたスタートを切れば、気合が入ります。
1日の始まりからテンポがよければ、その日全体の調子がよくなります。
朝食をいつもの時間に取ることができ、勉強するときにも気合が入ります。
その調子は、昼も夕方も夜も続きます。
リズムの鍵を握っているのは、寝起きの瞬間です。
充実した1日が、1週間、1カ月となり、1年と積み重なります。
浪人生活の鍵を握っているのは、寝起きなのです。