執筆者:水口貴博

有意義な浪人生活を送る30の方法

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浪人をすれば、得意な科目を伸ばしやすい。

浪人をすれば、得意な科目を伸ばしやすい。 | 有意義な浪人生活を送る30の方法

浪人時代、私が一番嬉しく感じたのは、好きな時間に好きなことをできる自由でした。

学生時代は、ある程度、時間割が決まっています。

制服があらかじめ決められていました。

学校が始まる時間と終わる時間、授業の時間割、宿題、締め切りなど、学校側で決められ、従うしかありませんでした。

数学の時間には数学をしないといけないし、国語の時間には国語をしなければいけません。

国語の時間でも、国語ではなく歴史を勉強したいと思うこともあります。

なかなか気分が乗らなくても、なかなか好きな科目を伸ばしにくいです。

しかも、大学受験に全然関係のない授業もあります。

家庭科の授業や音楽の授業も、教養としてはいいですが、やはり大学合格に向けて時間を有効に使いたかった。

その分、浪人生は有利です。

起きる時間、寝る時間、服装は自由です。

勉強をいつ、何をどのくらい勉強してもOKです。

この自由さほど、浪人生の強みはありません。

特に嬉しいのは、得意科目を伸ばしやすくなるということです。

現役時にはできなかった大胆なスケジュールを組むこともできます。

「学校」や「時間割」という制限がなくなるため、好きな時間に好きな科目を好きなだけ勉強できます。

この浪人時代にこそ、自分の得意科目は誰にも負けないくらいの得意科目へと仕上げておきましょう。

好きな勉強なら、調子に乗りやすく、疲れにくい。

それができるという環境がそろっています。

私が一番好きなのは、英語でした。

学生時代には、英語の時間に英語の勉強しかできませんでしたが、浪人時代は好きなだけ英語を勉強しました。

そういう好きな科目を伸ばすことが、受験をするうえでの勝負科目になります。

将来就くであろう就職を決める決定打になる可能性は、大いに考えられます。

有意義な浪人生活を送る方法(7)
  • 浪人時代こそ、得意科目を徹底的に伸ばす。
焦りや不安は、無理にごまかさない。
ごまかそうとするほうが、余計に悪化する。

有意義な浪人生活を送る30の方法

  1. 浪人生活ほど、つらい時期はない。
  2. 悲しみに暮れるだけでは合格しない。
    肝心なのは、すぐ勉強を始めること。
  3. 自分に合った浪人スタイルで、浪人生活を乗り越えろ。
  4. 浪人スタイルを考えるヒントは、得意なスポーツに隠されている。
  5. 都会に引っ越してまで、予備校が必要とは限らない。
  6. 浪人生活がうまくいくかどうかは「モチベーションの維持」が鍵を握る。
  7. 浪人をすれば、得意な科目を伸ばしやすい。
  8. 焦りや不安は、無理にごまかさない。
    ごまかそうとするほうが、余計に悪化する。
  9. 浪人生は、夜から逃げろ。
  10. 太陽の光には、神なる力が存在する。
  11. 依存から卒業し、孤独に耐えられる人間になる。
  12. 頂上への道は、1つとは限らない。
  13. ゲームをするなら、アクション系やシューティング系がいい。
  14. うっかりRPGに夢中になれば、集中して終わらせ、二度とやらないと誓う。
  15. 羨ましい話を聞いて、勉強へのやる気につなげる。
  16. 意志が強ければ、必ず道は開ける。
  17. 大学に進学した友人からの話は、イメージを膨らませる鍵になる。
  18. 悪条件を言い訳にしているなら、その程度の弱い意志にすぎない。
  19. 浪人をすれば成長するかどうかは、本人しだい。
  20. 浪人生活を必死に乗り越えた後は、現役生合格者以上に素晴らしい人生を送ることができる。
  21. 浪人生には「適当な人生を送らない」という覚悟がある。
  22. 1日全体のリズムを決めるのは、寝起きの瞬間だ。
  23. 単純ミスをしたときこそ、油断していた自分を反省するチャンス。
  24. 泣くだけ泣けば、すっきりする。
    一番よくないのは我慢をし続けること。
  25. 受験とはまったく関係のない時間があるから、勉強がスムーズに進む。
  26. 現役中に見つけられなかった夢を、浪人中に見つけてしまった私の行動。
  27. 浪人生の苦しみは、浪人生にしかわからない。
  28. 勉強と息抜きの区切りがあやふやになると、ストレス管理もあやふやになる。
  29. 力強い言葉を壁に貼り、モチベーションを維持させる。
  30. 地味でみすぼらしい段階を受け入れる。
    アゲハチョウになるために。

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