執筆者:水口貴博

受験勉強の集中力を出す30の方法

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目覚まし時計が鳴ったら、すぐ起きる習慣をつける。

目覚まし時計が鳴ったら、すぐ起きる習慣をつける。 | 受験勉強の集中力を出す30の方法

人間は、面白い生き物です。

つくづくそう感じた、ある実体験を1つご紹介します。

もしかしたらあなたにもすでに経験があるかもしれません。

ある日、朝早くに勉強をしようと、朝4時に目覚まし時計をセットしていました。

セットしたとおり、4時にベルがなり始めました。

当初「4時に起きるぞ」と気合を入れていたので、鳴ってすぐ起きていました。

変化が起き始めたのは、1週間後くらいからです。

朝眠いので「もう5分だけ」と思って、5分後に起きるようになりました。

毎日、ベルが鳴ってから5分後に起きるのが当たり前になったら最後です。

だらけ始めた心は、どんどんだらけ始めていきます。

悪循環になると、抜け出すのが大変です。

最初は4時5分に起きていたのが、慣れてくると4時10分になり、4時20分になり4時30分になり、5時になります。

ついには、目覚まし時計を無意識のうちに止めてしまう、という偉業を達成している自分がいます。

ベルが鳴っているのに気づかないほど、だらしなくなっては終わります。

あなたにも似た経験はありませんか。

特に目覚まし時計が鳴っているのに、無意識のうちに止めてしまうようになったときには、自分でもかなりショックでした。

泥棒か誰かがこっそり部屋に入って、代わりに止めてくれたのかなと思いました。

人間は、つくづく面白い生き物です。

おっと、のんきなことを言っている場合ではありませんね。

そもそも事の発端は、いつからでしょうか。

眠いから「あと5分」と油断し始めたときからです。

ここを境に「あと5分」が「あと10分」になり「あと10分」が「あと20分」へと悪化していきました。

悪化しないためには、どうすればいいのでしょうか。

「ベルが鳴った瞬間に起きるというルールを死守すること」です。

これは習慣です。

「鳴り始めた瞬間に起きる」という約束を、一度の例外も許さず、とにかく死守しましょう。

もう少しくらい、と思ってしまうと、だらしない心はどんどんだらしなくなります。

例外なしで毎日きちんと起きていれば、悪化していくこともないのです。

受験勉強の集中力を出す方法(13)
  • ベルが鳴った瞬間に起きるというルールを死守する。
自分に嘘をついて、いい意味で自分を騙す。

受験勉強の集中力を出す30の方法

受験勉強の集中力を出す30の方法
  1. 「勉強時間×集中力×勉強法=成績」
    「勉強時間×集中力×勉強法=成績」
  2. 勉強時間は短くてもいいから、続ける。
    勉強時間は短くてもいいから、続ける。
  3. やる気を求めて遊牧せよ。
    やる気を求めて遊牧せよ。
  4. うるさい親や先生を黙らせるなら、勉強しろ。
    うるさい親や先生を黙らせるなら、勉強しろ。
  5. なぜ集中力のある人の机は、シンプルなのか。
    なぜ集中力のある人の机は、シンプルなのか。
  6. 音楽からやる気をもらっても、勉強中にはかけないほうがいい。
    音楽からやる気をもらっても、勉強中にはかけないほうがいい。
  7. 勉強中にどうしても音楽を聴きたければ、歌詞のない音楽がいい。
    勉強中にどうしても音楽を聴きたければ、歌詞のない音楽がいい。
  8. 大きすぎると、感覚がつかめなくなる。<br>目標は、小さいほうが集中しやすい。
    大きすぎると、感覚がつかめなくなる。
    目標は、小さいほうが集中しやすい。
  9. 「もう少ししたら勉強」ではなく「今すぐ勉強」がいい。
    「もう少ししたら勉強」ではなく「今すぐ勉強」がいい。
  10. 図書館が勉強に適している、3つの理由。
    図書館が勉強に適している、3つの理由。
  11. 好きな科目から始めれば、重い腰も上がりやすくなる。
    好きな科目から始めれば、重い腰も上がりやすくなる。
  12. 「短い締め切り」があるから、やる気と集中力が生まれる。
    「短い締め切り」があるから、やる気と集中力が生まれる。
  13. 目覚まし時計が鳴ったら、すぐ起きる習慣をつける。
    目覚まし時計が鳴ったら、すぐ起きる習慣をつける。
  14. 自分に嘘をついて、いい意味で自分を騙す。
    自分に嘘をついて、いい意味で自分を騙す。
  15. 勉強の調子を上げるなら、部活は続けたほうがいい。
    勉強の調子を上げるなら、部活は続けたほうがいい。
  16. 常に全力を心がければ、すべてがうまくいく。
    常に全力を心がければ、すべてがうまくいく。
  17. 「成功像を想像して奮起」と「失敗像を想像して奮起」。
    「成功像を想像して奮起」と「失敗像を想像して奮起」。
  18. なぜ、時間がある土日に限って、思うように勉強できないのか。
    なぜ、時間がある土日に限って、思うように勉強できないのか。
  19. わからない問題をその日のうちに解決できれば、記憶にも深く残り続ける。
    わからない問題をその日のうちに解決できれば、記憶にも深く残り続ける。
  20. 予習をするから、勉強が面白くなる。
    予習をするから、勉強が面白くなる。
  21. 予習をするから感動できる。<br>感動するから人生が変わる。
    予習をするから感動できる。
    感動するから人生が変わる。
  22. テストを見せ合う約束をすれば、お互いが向上できる。
    テストを見せ合う約束をすれば、お互いが向上できる。
  23. 「集中の儀式」がある人は、勉強に強い。
    「集中の儀式」がある人は、勉強に強い。
  24. 小腹がすいたときスナック菓子を食べると、集中力が低下する。
    小腹がすいたときスナック菓子を食べると、集中力が低下する。
  25. ダイエット中に勉強をしても、失敗する。
    ダイエット中に勉強をしても、失敗する。
  26. 10回音読して10回書けば、嫌でも覚える。
    10回音読して10回書けば、嫌でも覚える。
  27. クラシック音楽と勉強には、深いつながりがある。
    クラシック音楽と勉強には、深いつながりがある。
  28. 区切りのいいところまでは、手を止めない。
    区切りのいいところまでは、手を止めない。
  29. 姿勢を正すと、集中力が出る。
    姿勢を正すと、集中力が出る。
  30. 落ち込みをパワーに変える人は、必ず試験に強くなる。
    落ち込みをパワーに変える人は、必ず試験に強くなる。

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