執筆者:水口貴博

有意義な浪人生活を送る30の方法

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浪人生は、夜から逃げろ。

浪人生は、夜から逃げろ。 | 有意義な浪人生活を送る30の方法

浪人生は、現役より夜型になりやすくなります。

時間を自由に使えるようになるからです。

実は私も、浪人時代は時間を自由に使えるため、当時は自然と夜型になっていました。

夜のほうが静かで、集中できそうな気がします。

外が暗いほうが、勉強しやすい人もいることでしょう。

しかし、浪人生として勉強をスムーズに進めたければ、朝をおすすめします。

夜は、不安定な心の乱れを助長させてしまう時間帯だからです。

浪人生として苦労するのは、感情との戦いです。

「また落ちたらどうしよう」

「勉強が思ったように進んでいない」

「自分はダメな人間なのではないか」

焦り・不安・絶望・いらいら・憂鬱・悲しみ・怒り。

数を挙げれば切りがありません。

もちろん現役時代にも経験する感情ですが、浪人になると、頻度も度合いもさらに強くなります。

一度、大学受験で失敗しているからです。

失敗がトラウマになり、現役生より精神的に不安定になりやすい。

悪いことばかりを考えてしまいます。

しかも、情緒不安定だけならいい。

妄想はさらに暴走し始め、抜け出せなくなってしまいます。

再度大学に落ちて、お金も希望も夢もなく、ついには自殺……。

恐ろしい妄想が膨らんでしまいます。

こうなってしまうと、勉強どころではありません。

泣いてばかりになってしまいます。

こうした悪循環になるのは、決まって夜です。

浪人時代は、こうした感情に結構振り回されます。

勉強はできるかもしれませんが、感情が邪魔をします。

夜は避けたほうが無難です。

感情に振り回されないためです。

浪人生は、夜から逃げてください。

不安や焦りが頭から離れなくなる時間帯なのです。

有意義な浪人生活を送る方法(9)
  • 感情に振り回されないように、勉強を夜にするのはやめる。
太陽の光には、神なる力が存在する。

有意義な浪人生活を送る30の方法

  1. 浪人生活ほど、つらい時期はない。
  2. 悲しみに暮れるだけでは合格しない。
    肝心なのは、すぐ勉強を始めること。
  3. 自分に合った浪人スタイルで、浪人生活を乗り越えろ。
  4. 浪人スタイルを考えるヒントは、得意なスポーツに隠されている。
  5. 都会に引っ越してまで、予備校が必要とは限らない。
  6. 浪人生活がうまくいくかどうかは「モチベーションの維持」が鍵を握る。
  7. 浪人をすれば、得意な科目を伸ばしやすい。
  8. 焦りや不安は、無理にごまかさない。
    ごまかそうとするほうが、余計に悪化する。
  9. 浪人生は、夜から逃げろ。
  10. 太陽の光には、神なる力が存在する。
  11. 依存から卒業し、孤独に耐えられる人間になる。
  12. 頂上への道は、1つとは限らない。
  13. ゲームをするなら、アクション系やシューティング系がいい。
  14. うっかりRPGに夢中になれば、集中して終わらせ、二度とやらないと誓う。
  15. 羨ましい話を聞いて、勉強へのやる気につなげる。
  16. 意志が強ければ、必ず道は開ける。
  17. 大学に進学した友人からの話は、イメージを膨らませる鍵になる。
  18. 悪条件を言い訳にしているなら、その程度の弱い意志にすぎない。
  19. 浪人をすれば成長するかどうかは、本人しだい。
  20. 浪人生活を必死に乗り越えた後は、現役生合格者以上に素晴らしい人生を送ることができる。
  21. 浪人生には「適当な人生を送らない」という覚悟がある。
  22. 1日全体のリズムを決めるのは、寝起きの瞬間だ。
  23. 単純ミスをしたときこそ、油断していた自分を反省するチャンス。
  24. 泣くだけ泣けば、すっきりする。
    一番よくないのは我慢をし続けること。
  25. 受験とはまったく関係のない時間があるから、勉強がスムーズに進む。
  26. 現役中に見つけられなかった夢を、浪人中に見つけてしまった私の行動。
  27. 浪人生の苦しみは、浪人生にしかわからない。
  28. 勉強と息抜きの区切りがあやふやになると、ストレス管理もあやふやになる。
  29. 力強い言葉を壁に貼り、モチベーションを維持させる。
  30. 地味でみすぼらしい段階を受け入れる。
    アゲハチョウになるために。

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