執筆者:水口貴博

有意義な浪人生活を送る30の方法

8

焦りや不安は、無理にごまかさない。ごまかそうとするほうが、余計に悪化する。

焦りや不安は、無理にごまかさない。ごまかそうとするほうが、余計に悪化する。 | 有意義な浪人生活を送る30の方法

浪人になると「このやり方でいいのか。もし、また大学に落ちたらどうしよう」と思います。

不安というのは突然襲ってきます。

もう後がありません。

テレビを見ているとき「こんなことしている場合ではない」と不安になります。

食事をしているとき「のんびり食事をしている場合ではない」と思います。

漫画を読んでいると「もっと有効な時間の使い方があるだろう」と自分を責めてしまいます。

いくら浪人生とはいえ、食事はもちろん、テレビも見ますし、たまには漫画を読むこともあります。

何をやっても、常に「また大学に落ちたらどうしよう」と考えてしまい、落ち着きません。

焦ります。

私は、この感情と戦う方法をいろいろ試行錯誤しました。

解決策を模索した結果、たどり着いた方法は、単純な方法でした。

「不安や焦りを勉強に向けて吐き出す」という方法です。

不安になったら勉強すればいい。

難しいことは考えず、ストレートに吐き出します。

不安があるなら、消えるまで、勉強するのが一番です。

それしか不安をかき消す方法はありません。

不安はあるから出てきます。

しかし、出せば消えます。

シンプルながら、効果的な方法です。

勉強をしていると、とりあえず罪悪感は消えて、落ち着き、勉強も進みます。

焦りや不安を押さえ込むのではなく、吐き出すかのように勉強へのモチベーションに変えればいいのです。

ストレスの対処は、発散ですね。

ストレスを感じれば、勉強に向けて発散しましょう。

有意義な浪人生活を送る方法(8)
  • 不安や焦りは、吐き出すかのように勉強に向ける。
浪人生は、夜から逃げろ。

有意義な浪人生活を送る30の方法

  1. 浪人生活ほど、つらい時期はない。
  2. 悲しみに暮れるだけでは合格しない。
    肝心なのは、すぐ勉強を始めること。
  3. 自分に合った浪人スタイルで、浪人生活を乗り越えろ。
  4. 浪人スタイルを考えるヒントは、得意なスポーツに隠されている。
  5. 都会に引っ越してまで、予備校が必要とは限らない。
  6. 浪人生活がうまくいくかどうかは「モチベーションの維持」が鍵を握る。
  7. 浪人をすれば、得意な科目を伸ばしやすい。
  8. 焦りや不安は、無理にごまかさない。
    ごまかそうとするほうが、余計に悪化する。
  9. 浪人生は、夜から逃げろ。
  10. 太陽の光には、神なる力が存在する。
  11. 依存から卒業し、孤独に耐えられる人間になる。
  12. 頂上への道は、1つとは限らない。
  13. ゲームをするなら、アクション系やシューティング系がいい。
  14. うっかりRPGに夢中になれば、集中して終わらせ、二度とやらないと誓う。
  15. 羨ましい話を聞いて、勉強へのやる気につなげる。
  16. 意志が強ければ、必ず道は開ける。
  17. 大学に進学した友人からの話は、イメージを膨らませる鍵になる。
  18. 悪条件を言い訳にしているなら、その程度の弱い意志にすぎない。
  19. 浪人をすれば成長するかどうかは、本人しだい。
  20. 浪人生活を必死に乗り越えた後は、現役生合格者以上に素晴らしい人生を送ることができる。
  21. 浪人生には「適当な人生を送らない」という覚悟がある。
  22. 1日全体のリズムを決めるのは、寝起きの瞬間だ。
  23. 単純ミスをしたときこそ、油断していた自分を反省するチャンス。
  24. 泣くだけ泣けば、すっきりする。
    一番よくないのは我慢をし続けること。
  25. 受験とはまったく関係のない時間があるから、勉強がスムーズに進む。
  26. 現役中に見つけられなかった夢を、浪人中に見つけてしまった私の行動。
  27. 浪人生の苦しみは、浪人生にしかわからない。
  28. 勉強と息抜きの区切りがあやふやになると、ストレス管理もあやふやになる。
  29. 力強い言葉を壁に貼り、モチベーションを維持させる。
  30. 地味でみすぼらしい段階を受け入れる。
    アゲハチョウになるために。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION