公開日:2026年5月20日
執筆者:水口貴博

人生を賢く生きる30のヒント

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クールベは、世界初の個展を開いた。機会がなければ、自分でつくればいい。

クールベは、世界初の個展を開いた。機会がなければ、自分でつくればいい。 | 人生を賢く生きる30のヒント

自分の作品を見せるために開く展覧会といえば何でしょうか。

そうです「個展」です。

毎年、さまざまな画家の個展が全国各地で開催されています。

特に人気画家の個展ともなると、多くの来場者が押し寄せ、美術館の前には長蛇の列ができるのが定番の光景です。

そんな個展ですが、世界で最初に個展を開いたのは誰かご存じでしょうか。

正解は、フランスの画家、ギュスターヴ・クールベ(1819~1877)です。

彼は、最初から個展を開こうと思ったわけではありません。

そこには面白いエピソードがあります。

クールベは、1855年のパリ万博に作品を出展しようとしました。

自信作を携えて出展に挑んだものの、結果は落選でした。

血と汗の結晶である自信作も、見てもらう機会がなければ報われません。

もはや存在しないのと同じです。

当時、画家が人に作品を見てもらうには、官展であるサロンに出品するのが一般的でした。

つまり、サロンに入選しなければ、発表できる場がなく、存在しないも同然だったのです。

普通の画家ならここで諦めるところでしょう。

しかし、クールベは違いました。

「出展ができないなら、自分で展示会を開けばいい!」

そう考え、万博会場の近くの建物を借り、自分の作品を見せるための展覧会を開きました。

その名も「ギュスターヴ・クールベ作品展」。

入場料は、1フラン。

これが美術史上、初の個展となったのです。

クールベのすごいところは、落選しても諦めなかったことです。

「機会がなければ、自分でつくればいい」という前向きな考え方は、私たちも見習うべき点です。

落選したからといって諦めるのではありません。

クールベのように、機会がなければ、自分でつくればいいのです。

誰もまだやったことないことかもしれません。

だからこそやってみる価値があるともいえます。

そこから思いもよらぬ展開が待っているかもないのです。

ちなみにこのとき落選した作品『画家のアトリエ』『オルナンの埋葬』は、現在オルセー美術館の至宝となっています。

落選した作品が、時を経た今では至宝となっているのですから、審査は1つの意見にすぎません。

もしクールベが個展を開いていなければ、今ほどの名声を手にすることはなかったでしょう。

そのまま多くの画家の中に埋もれ、一生を終えていたかもしれません。

『画家のアトリエ』『オルナンの埋葬』も世に出ることはなく、無名のまま、歴史の陰に埋もれていたかもしれません。

クールベのように「機会がなければ、自分でつくる」という発想があれば、新しい人生を切り開けるのです。

人生を賢く生きるヒント(11)
  • 機会がなければ、自分でつくる。
「無理」「不可能」と言うから、壁を乗り越えられない。
「どうすればできるか」と言えば、壁を乗り越えられる。

人生を賢く生きる30のヒント

  1. 幸せになるコツは「少しずらすこと」にある。
  2. 時間は、自然とできるものではない。
    つくるものだ。
  3. 効率よく楽しみたいなら、運に任せてはいけない。
  4. 次回の予約は、先の予定がわからなくても、入れておくのが賢明。
  5. 約束を守りたいなら、約束の数を減らすこと。
  6. 「自分に問題がある」と考えることで、生き方がうまくなる。
  7. 「やってみよう」は、言われるものではなく、自分で言うものだ。
  8. 割れた食器も、アイデアしだいで、売れるようになる。
  9. 触れないから、恐怖が増える。
    触れると、恐怖が消える。
  10. ニュースで知らない地名が出てきたら、調べる癖をつけよう。
  11. クールベは、世界初の個展を開いた。
    機会がなければ、自分でつくればいい。
  12. 「無理」「不可能」と言うから、壁を乗り越えられない。
    「どうすればできるか」と言えば、壁を乗り越えられる。
  13. 「失敗しないように」と思うから、行動できない。
    「失敗しに行こう」と思えば、行動できる。
  14. 好きなことを仕事にするのは、意外と簡単かもしれない。
  15. 具体的な根拠を示すと、説得しやすくなる。
  16. 遅れるのが確定してから連絡を入れるのではない。
    遅れそうだとわかった時点で連絡を入れる。
  17. 逃げる人をばかにしてはいけない。
    逃げることも立派な戦術。
  18. マナーは、時代によって変化する。
  19. 自分の頭を嘆く暇があれば、勉強の習慣を身につけよう。
  20. 希望があるなら、きちんと伝えること。
    思っているだけでは伝わらない。
  21. 結果を出すのに、スーパープレイは必要ない。
    やるべきことを淡々とこなすだけでいい。
  22. 観光だからといって、バスツアーが安いとは限らない。
  23. お土産を買いたくないなら、旅行に行ったことは内緒にすること。
  24. 行きたい旅行先が複数あるなら、一度に周遊できないか検討してみる。
  25. 「あなただけ」を「みんな」に言い換えよう。
    「特別」は「普通」に言い換えよう。
  26. 嫌な人とうまく付き合うための3つの方法。
  27. 夢は、前倒しで叶えるのが正解。
  28. 未来に進めない人は、条件が多すぎる。
  29. 親に会いに行けるときには、会いに行ったほうがいい。
  30. 崖だからといって、道が途切れているとは限らない。

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