執筆者:水口貴博

クリエイティブな人になる30の方法

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質を高めるには、量が必要。量をこなすには、スピードが必要。

質を高めるには、量が必要。量をこなすには、スピードが必要。 | クリエイティブな人になる30の方法

作品の質を高めるには、量が必要です。

最初から質を求めようとしても、なかなかうまくいかないでしょう。

まったく経験のない人が、本番でいきなり高い質を発揮することはありません。

未経験者がコンテストに投稿して、いきなり最優秀賞を獲得するようなもの。

非現実的な話であり、あり得ません。

最初からうまくできる人はいません。

まったく経験がなければ、誰でも最初は下手や未熟から始まります。

質を高めるには、まず量をこなすことが必要です。

量は質に転化します。

膨大な量をこなすことで、慣れやコツをつかむことができ、質に転化するのです。

では、量をこなすにはどうすればいいか。

スピードなのです。

量をこなすには、スピードが必要です。

「ゆっくり作ろう」と思うこともあるでしょう。

もちろんゆっくり丁寧に作品を作っていくことも大切ですが、遅すぎるのはよくありません。

いくら丁寧に仕上げても、あまりにペースが遅いと、量をこなしたくてもこなせません。

のんびりしていると、競争相手に追い抜かれるでしょう。

時代や流行が変わってしまうかもしれません。

そのため量をこなすには、スピードが大切です。

もちろん無謀なスピードを出す必要はありません。

「マイペースの範囲で最大のスピードを出す」ということです。

「ゆっくり急ぐ」と言い換えることもできます。

マイペースの範囲でスピードを出せば、冷静な思考を維持できます。

理性と自制心を保てます。

スピードを出すから量をこなせ、量をこなすから質が上がります。

一流の芸術家には、必ずスピードがあります。

作家、画家、漫画家、音楽家、陶芸家。

ジャンルは違っても、実力の高い芸術家にはスピードが定番です。

クリエイティブだから、スピードがあるのではありません。

スピードがあるから、クリエイティブになれたのです。

もともとせっかちな人なら、スピードがあるので、クリエイティブに向いていると言えるでしょう。

「自分の作品は質が低い」と嘆く暇があるなら、まずスピードを意識して量をこなしましょう。

スピードを出すと、運を引き寄せる力も向上します。

スピードを出すと「熱意」「意欲」が出てくるため、人や運を引きつけるようになるのです。

創作活動を生活の一部にしましょう。

生活の一部にすれば、自動的にスピードが出て、量もこなせるようになります。

スピード、スピード、またスピード。

周りから「スピードがありますね」と言われるくらい、スピードを出しましょう。

スピードが量につながり、量が質に転化するのです。

クリエイティブな人になる方法(8)
  • 質を高めるために、スピードを意識する。
1つの価値観にこだわらない。
さまざまな価値観を受け入れる。

クリエイティブな人になる30の方法

  1. 芸術とは、自己表現の手段。
    作品とは、もう1人の自分。
  2. クリエイティブな力は、身につけるものではなく、引き出すもの。
  3. 自然体を意識すると、クリエイティブな力が引き出される。
  4. 「クリエイティブな人になる」と決意をしよう。
  5. 同じパターンの繰り返しばかりでは、クリエイティブな人になれない。
  6. 批判の声に強くなることで、クリエイティブな力を高めていける。
  7. 量は質に転化する。
  8. 質を高めるには、量が必要。
    量をこなすには、スピードが必要。
  9. 1つの価値観にこだわらない。
    さまざまな価値観を受け入れる。
  10. 理屈より感性を大切にすることで、クリエイティブな力が高まる。
  11. クリエイティブで大切なのは、観察力より洞察力。
  12. 観察力と洞察力の違いとは。
  13. 集中力なくして、クリエイティブな仕事はできない。
  14. 一流作品に触れることで、創作意欲が刺激される。
  15. 失敗を避ける姿勢があると、クリエイティブな力を鍛えられない。
  16. 意見は変えていい。
    クリエイティブは、意見を変えながら高めていくもの。
  17. クリエイティブな人は、子どもっぽいところがある。
  18. 個性は、殺すものではなく、生かすもの。
    個性を生かせば、クリエイティブな才能が開花する。
  19. みんなと同じことをしていては、クリエイティブになれない。
  20. 批判や悪口は、クリエイティブな力を低下させる。
  21. 褒める習慣を持つと、クリエイティブなセンスが研ぎ澄まされる。
  22. 100の知識より、1の経験。
  23. クリエイティブは、フットワークが命。
    ぱっとひらめいたら、さっと試そう。
  24. 問題を芸術に生かす発想も、クリエイティブの1つ。
  25. インスピレーションは、いつ浮かぶかわからない。
    あらゆる場所を仕事場にしよう。
  26. 数字に強くなくても、クリエイティブな人になれる。
  27. 問題を解く側ではなく、作る側になる。
  28. クリエイティブだから、夢を持つのではない。
    夢を持つから、クリエイティブになれる。
  29. 駄作でも凡作でもいいから、恥をさらす覚悟で発表する。
  30. 現状に満足しない。
    向上意識を持って、さらなる高みを目指していく。

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