あなたにとって「良い思い出」は何ですか。
あなたがこれまで生きてきたなかで、良い思い出と呼べる出来事がいくつもあるのではないでしょうか。
良い思い出は、何度も思い出しましょう。
思い出すたびに幸せ気持ちがよみがえります。
元気、やる気、パワーが湧いてきます。
「また良い思い出を作ろう!」と思え、前向きな気持ちになれるのです。
すぐ思い出せないときは、日記や写真が便利です。
そのときの日記や写真があれば、見返しましょう。
「そうそう、こういうことがあったね!」と良い思い出とともに、幸せな感情がこみ上げてきます。
芋づる式に前後の出来事も思い出されます。
良い思い出は、遠い昔のことであっても、昨日のことのように思えるものです。
自然と表情が緩んで、にやにやしますね。
良い思い出は心の宝物です。
心に保存して、事あるごとに思い出し、幸せになってください。
何度思い出しても減るものではないのですから、どんどん思い出せばいいのです。
良いことがあったときは、忘れないよう残しておくこともおすすめです。
残すことは大切です。
写真・日記・ノートなどの形で残しておけば、後から簡単に何度でも振り返れます。
さて、大切なのはこれだけではありません。
嫌な思い出は、すぐ忘れましょう。
わざわざ思い出すようなことはしません。
嫌な思い出には、負の感情がくっついています。
思い出すと、そのときの不快感がよみがえってきます。
ネガティブな気持ちになるだけで良いことはありません。
嫌な思い出を思い出さなければ、心は平穏を保てます。
嫌なことがあったら、その日のうちに忘れるようにしましょう。
嫌なことはさっさと忘れるのが一番。
もともと私たちには「忘れる」という素晴らしい能力が備わっているのですから、こういうときこそフル活用です。
さっさと忘れて、二度と思い出さないくらいにしておきましょう。
失敗や挫折など、嫌な思い出もあるでしょう。
大きな失敗や挫折があっても、忘れてしまえば、乗り越えていけます。
意識的に思い出すことが大切なら、意識的に思い出さないことも大切です。
「忘れること」「思い出さないこと」は、挫折を乗り越えるスキルなのです。