問題が起こったとき、私たちはとっさに「難しそう」と思ってしまいます。
問題解決には手間も時間もかかりそうです。
大変な問題であればあるほど「難しそう、大変そう、無理なんじゃないか」と思うのが自然でしょう。
これが良くないのです。
難しいと思った瞬間、意識が後ろ向きになります。
ついネガティブに考えてしまい、なかなか建設的な考えができません。
気が重くなって、暗い気持ちになるばかり。
頭の回転も悪くなります。
まだ何も取りかかっていないのに疲労感を覚えます。
重い腰もなかなか上がらず、フットワークも重くなるのです。
なかなか良い解決策がひらめかず、うんうんうなることになるのです。
ここで意識改革です。
問題が起こったときこそ「簡単だね」と思ってみてください。
「難しそう」と思いそうになっても、さっと振り払いましょう。
まだ取りかかっていなくてもいいのです
先に思うことが大事です。
実際は大きな問題かもしれませんが、それは無視してOK。
自分に暗示をかけるような感じで「簡単だね」と思い込んでみるのです。
簡単と思うと、意識が前向きになります。
それだけ明るい気持ちになり、視界がぱっと開けるような感覚を覚えます。
頭の回転も良くなり、ポジティブな気持ちで取り組めるので、建設的な考えができるようになります。
そうしてぱっと良い解決策がひらめくのです。
一にも二にも、まず意識を前向きにすることが大切です。
「簡単だね」と思うことは、問題解決の魔法の言葉なのです。