執筆者:水口貴博

就職活動に疲れたときの30の言葉

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就職活動のピンチは、思い出を作るチャンス。

就職活動のピンチは、思い出を作るチャンス。 | 就職活動に疲れたときの30の言葉

「ダメだ。採用が決まらない」

卒業の時期が近づいているにもかかわらず、採用が決まれないと、だんだんピンチの状況に近づいてきます。

思い出は、不思議です。

楽しかった出来事は、意外に思い出せません。

すぐ思い出せるのは、楽しかった出来事より、苦しかった出来事です。

テストでは、良い点より悪い点を取ったときのほうが、よく覚えているでしょう。

人間関係では、仲良くなった瞬間より、けんかした瞬間のほうが、鮮明に覚えているでしょう。

告白は、うまくいったときより、うまくいかなかったときのほうが、はっきり覚えているでしょう。

しかも、当時は苦しかったはずの過去が、今は懐かしく感じられるから、不思議です。

苦しい過去は、美化されます。

苦しんだ過去ほど、よい青春を送っていたように感じるのです。

よい思い出を作るには、どうすればいいのか。

苦しむ状況を作ればいいのです。

苦しめば苦しむほど、後からいい思い出になります。

就職活動でも同じです。

就職活動のピンチは、実は思い出を作るチャンスです。

今は苦しいかもしれませんが、その苦しみが後から美化されます。

「不採用ばかりで本当に焦っていたが、いい思い出だ」

「就職活動で悩んでいた時期が、社会人としてのスタート地点だった」

ピンチをチャンスに変える、いいタイミングなのです。

就職活動に疲れたときの言葉(16)
  • 就職活動のピンチは、いい思い出を作るチャンスだと考える。
「就職活動が前進していない」と、思い込んでいるだけ。

就職活動に疲れたときの30の言葉

  1. あなたの希望とは、誰かを救う可能性。
  2. 不採用は、人間否定と受け止めない。
  3. 友人の内定を素直に喜ぶ人に、幸運が訪れる。
  4. あっという間に感じた日は、よく頑張った1日。
  5. マイペースとはいえ、限界がある。
    一定の活動をした後は、休憩が必要。
  6. 「いつか見返してやる」と思えば、不採用になっても発奮できる。
  7. 「ダメだ、ダメだ」と考えるのが、一番ダメだ。
  8. 不採用にする採用担当者にも、罪悪感がある。
  9. 「報われるはず」と思って取り組むから、うまくいかないとき、腹が立つ。
  10. 無理に続けるくらいなら、無理に休んだほうがいい。
  11. 大逆転は、最悪の状態の人しか、味わえない。
  12. 「就職活動に疲れた」と考えるから、余計に疲れる。
  13. 心配は、小さくすることはできても、完全になくすのは不可能。
  14. なぜ自分だけ、就職活動に苦しまないといけないのか。
  15. 就職活動しか考えていない状況が、余計に就職活動を苦しめる。
  16. 就職活動のピンチは、思い出を作るチャンス。
  17. 「就職活動が前進していない」と、思い込んでいるだけ。
  18. 「落ち込む」と思えば、落ち込む。
    「落ち込んでいられない」と思えば、落ち込まない。
  19. 就職活動に疲れたときは、部屋の掃除。
  20. 就職活動は、賃貸物件を探すようなもの。
    希望が多すぎると、見つからない。
  21. 腐った心で面接を受けても、不採用が見えている。
  22. あなたを縛る制限時間は、底力を発揮する道具でもある。
  23. 就職活動に、勝ち負けはない。
  24. 「無理やりの笑顔」と「楽しんでいる笑顔」は、違う。
  25. 就職活動に疲れたときこそ、シャワーよりお風呂。
  26. 休憩で遅れても、回復すれば、挽回できる。
  27. 就職活動に苦労した分、社会の厳しさを理解できる。
  28. 落ち着けば、簡単。
    焦れば、困難。
  29. 中途半端に涙をこらえるくらいなら、思いきり泣いたほうがいい。
  30. 不採用を受け取れば、自分にこう言おう。
    「さあ、次に行こう」

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