寒い中、外を移動しなければいけないときがあります。
自宅と駅の間、塾と自宅の間、バス停から自宅の間。
寒いときは、吐く息も白くなりますね。
寒いだけでも嫌なのに、外を移動しなければいけないときはもっと大変です。
短い距離でも長く感じられるもの。
風の強い日であれば、なおさらつらい。
あまりに寒いときは、冷たい風が痛く感じられますね。
寒いのが嫌だというとき、良い方法があります。
走ればいいのです。
積雪さえしていなければ、普通に走れるはずです。
走ることのメリットは、3つあります。
1つ目のメリットは「移動時間が短くなること」です。
歩いて10分の距離も、走れば3分です。
歩いて15分の距離も、走れば5分です。
およそ3分の1に短縮されます。
移動時間が短くなるということは、寒く感じる時間も短くなるということです。
寒く感じる時間を少しでも短くしたいなら、走るのが得策といえます。
2つめのメリットは「寒さを忘れられること」です。
寒く感じるのは、意識が寒さに向いているためです。
「寒い、寒い」と思えば思うほど、寒さが強調され、ますます寒く感じられます。
走ると「走ること」に意識が向くため、不思議と寒さが感じられなくなるのです。
3つ目のメリットは「適度な運動になること」です。
走ると有酸素運動になるので、全身の血流が良くなります。
全身の筋肉を動かすことになるので、だんだん体がぽかぽか温まってきて、いい感じになってきます。
心肺機能も鍛えられます。
しばらく走っていると、汗ばんでくることも少なくありません。
走ることには「移動時間が短くなる」「寒さを忘れる」「体が温まる」の3拍子がそろっています。
寒いときこそ走りましょう。
ゆっくりのペースでOK。
無理のないペースで走ればいいのです。
もともと体を動かすのが好きな人なら、難なくできるはずです。
「走る者は寒さ知らず」となるのです。