教養の1つとして古典文学を楽しみたいことがあるでしょう。
たとえば、芥川龍之介の『羅生門』、夏目漱石の『こころ』、島崎藤村の『破戒』などは、教科書にも出てくる有名な古典作品です。
ネットでは著作権が消滅した古典文学を無料で楽しめるサイトがあります。
経済的に厳しい人でも、無料で古典文学を楽しめるのは恵まれていることだと感じますね。
一方で「長文を読むのは苦手」「昔の難しい言葉には抵抗がある」という人もいるでしょう。
古典によっては長文の作品もあります。
また古典は古い作品のため、昔の難しい言葉が目立ち、読みにくいと感じることもあるはずです。
古典文学を読みたい一方、人によっては少々ハードルを感じることがあるのです。
そんな人に朗報です。
長文を読むのが苦手な人が、簡単に古典文学を楽しむ方法があります。
「漫画」で読めばいいのです。
現代は本当に恵まれた時代です。
幸い、古典文学の名作の多くは漫画化されています。
漫画であれば、長々した文章を読む必要がありません。
絵が中心となっているので理解しやすいのです。
芥川龍之介『羅生門』、夏目漱石の『こころ』、島崎藤村『破戒』も、もちろん漫画化されています。
国内作品はもちろん、海外作品の多くも漫画化されています。
『古事記』『日本書紀』や、海外の『旧約聖書』『新約聖書』も漫画化されているので驚きです。
有名作品はほぼ網羅されていると言っても過言ではありません。
興味のある方はぜひ手に取ってみると良いでしょう。
漫画で古典を読むのは邪道と思う人もいるかもしれません。
もちろん理想は原典を読むことですが、物語の全体像をつかむうえで漫画は有用です。
漫画を足がかりにして、そこから原典にチャレンジしていく流れも良いでしょう。
最初のつかみとして漫画を活用するのは大いにありです。
物語の全体像が頭に入っていれば、長文や難しい言葉などの抵抗も小さくなるはずです。
漫画であっても古典を読んだことになります。
漫画で古典を読破して、どしどし教養を身につけていきましょう。