笑いを増やすにはどうすればいいのでしょうか。
面白い話や笑える出来事などあればいいのですが、そうたびたび都合よくあるものではありません。
お笑い番組を見るという方法もありますが、1日中見るわけにもいきませんね。
実はもっと簡単に笑いを増やす方法があります。
「くすっとなる場面」に注目です。
あなたの日常には、くすっとなる場面がときどきあるのではないでしょうか。
たとえば、友人とおしゃべりをしているとき、何となく面白く感じて、くすっとなることがあるはずです。
大きな笑いでなくても、くすっとなる場面ならあるのではないでしょうか。
そのときの、1ミリほどの小さな笑いを、意識的に大きくするのです。
小さな笑いがあるなら、それを大げさにするだけです。
くすっとなっているなら、すでに笑いのスイッチが入っています。
それを誇張し、あえて大げさに表現します。
「1ミリでも面白いことがあれば、積極的に笑う」という感覚でいくのです。
少々演技が入ってもいいのです。
演技であっても笑いに変わりはありません。
小さな笑いを、意識的に誇張して、どんどん大きな笑いに変えてしまいましょう。
自分の中で「これはとても面白いことだ!」と思って誇張させます。
そうすれば小さな笑いをすべて大笑いの機会にできます。
笑い上戸の人は、知らず知らずのうちにこのテクニックを身につけています。
くすっと笑うところでも、自分の中で増幅させて、大笑いするのです。
お笑い芸人は、ちょっとしたことでもすぐ笑います。
1ミリでも小さな面白さがあれば、げらげら笑います。
「なんで、そんなところで笑うの?」「別に普通の話じゃん」という場面でも、腹を抱えて笑うのです。
無意識のうちに誇張のテクニックが身についているのです。
とにかくたくさん笑うほうがいいのです。
明るい気持ちにもなれるし、元気も出ます。
嫌なことがあっても、笑うと、すぐ忘れられます。
研究によると、笑いは免疫力の向上にもつながることがわかっています。
「1ミリでも面白いことがあれば積極的に笑う!」という感覚になれば、笑う機会はたくさんあるはずです。
時には演技も必要です。
演技であっても、笑いに変わりはありません。
小さな笑いをすべて大笑いの機会に買えていきましょう。
くすっとなる場面は、すべて笑いのチャンスなのです。