執筆者:水口貴博

業界研究をする30の方法

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情報を知るのは怖いが、情報を知らないのは、もっと怖い。

情報を知るのは怖いが、情報を知らないのは、もっと怖い。 | 業界研究をする30の方法

情報を知るのは、怖い一面もあります。

ポジティブな情報ばかりとは限りません。

中には、ネガティブな情報もあります。

今までよいイメージを抱いていた企業が、企業研究を進めるうちに、ネガティブな情報まで知ることがあります。

その結果、企業の印象が大きく変わることもあるでしょう。

時には、印象が180度変わることも、珍しくありません。

「知らなければよかった」と思うこともあるかもしれません。

では、情報を知らなければいいのかというと、それは違います。

情報を知るのは怖いですが、情報を知らないのは、もっと怖いのです。

企業のことを知らないまま面接を受け、採用されたとしましょう。

入社してから、思わぬネガティブな一面を知っても、遅いのです。

すでに企業の一員となってからでは、前に進むしかありません。

自分に不都合な制度があっても、従わざるを得ません。

自分にできないことがあっても、できるようになるしかありません。

人生を後悔しないためにも、ネガティブな情報でも、知っておいたほうがいいのです。

ポジティブでもネガティブでも、情報は情報です。

どんな情報でも、価値があります。

情報の種類が、ポジティブであれネガティブであれ、情報は情報です。

情報の種類を問わず、今は積極的に集める努力をしましょう。

取捨選択は、後からすればいい話です。

業界研究をする方法(5)
  • さまざまな情報を、積極的に入手する努力をする。
どんな情報も、主観が混じっている可能性がある。

業界研究をする30の方法

  1. 企業研究の前に、業界研究。
  2. 業界研究・企業研究に欠かせない、10の情報源。
  3. 業界地図と業界本の違いとは。
  4. 業界研究は、筆記試験や面接の対策でもある。
  5. 情報を知るのは怖いが、情報を知らないのは、もっと怖い。
  6. どんな情報も、主観が混じっている可能性がある。
  7. 偏見や先入観は、自由な思考を妨げる。
  8. 大切なのは、その業界と一生付き合っていく覚悟。
  9. ニュースの確認も、業界研究の1つ。
  10. やりがいのある仕事を他人に聞くのは、ナンセンス。
  11. 最初から、完全に向いている仕事を探すのは難しい。
  12. やりたいことを基準にすれば、就職活動の幅はもっと広がる。
  13. やりたい仕事はあるが、適正に不安がある場合の考え方。
  14. 知らない用語に出会っても、放置しない。
  15. 関連業界を見落としていませんか。
  16. 初任給より重要なのは、昇給率。
  17. 業界の平均年収に、惑わされるな。
  18. 安定だけが、就職ではない。
  19. 古い情報は、役立つどころか、毒になるリスクがある。
  20. 希望の職種が複数あって迷うときの対処。
  21. 職種を志望しても、就職できると限らないのが、就職活動の難しさ。
  22. 憧れは、就職してしまえば、冷める覚悟をしておく。
  23. 「できるはずがない」ではなく「できるかもしれない」と考える。
  24. 進路が決まっていなくても、就職情報サイトに登録すべきか。
  25. 口コミは、信じやすい一方、主観や誤解が混じりやすい。
  26. 汗をかいて集めた情報で、本当の差がつく。
  27. 余裕があれば、興味のない業界も見ておきたい。
  28. 国内にいながら、海外の求人情報を集める方法。
  29. 希望する業界や業種に確信が持てなくなったときの対処。
  30. 志望業界が複数あって、情報収集の余裕がない。
    どう攻略するか。

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