勇気のトレーニングには「えいっ!」という思い切りが必要です。
頭で考えると「どうしよう、どうしよう」となります。
考えるから恐怖が増幅して、なかなか勇気が出ません。
考えれば考えるほど、悪い妄想が膨らんでいき、恐怖も大きくなります。
余計なことを考えないことです。
勇気のトレーニングに役立つのが「行動のルール化」です。
あらかじめ勇気のトレーニングになる行動をルール化しておけば、迷うことがありません。
ルールに沿って物事を進めるだけでいいので、決断が早くなります。
では、どのようなルールが勇気のトレーニングに有効なのか。
「大変なほうを選ぶ」というルールです。
2択なら、大変なほうを選びます。
たとえば、難しい仕事と簡単な仕事があれば、難しい仕事を選びます。
3択4択なら、一番大変なものを選びます。
一番大変なものを選ぶのは、紛れもなく勇気のある行動です。
ルールを決めておけば、決断が早くなります。
感情を介入させないことです。
大変なほうを選べば、なかなかスムーズに進まず悩みやストレスに苦しめられますが、必ず自分の成長につながります。