「このスポーツは観戦しても楽しめない」という人がいます。
スポーツには、ルールがわかりやすいものと、わかりにくいものがあります。
ルールがわかりやすいスポーツといえば、野球、サッカー、テニス、水泳、バレー、バスケットボールが挙げられます。
学校の体育の授業で習う機会が多いスポーツです。
実際に自分がプレイしたことがあれば、ルールが頭に入っているので、スポーツ観戦も楽しめるでしょう。
習ったことがなくても、ルールがシンプルであれば、試合の流れを見ているうちに理解できます。
一方、ルールがわかりにくいスポーツもあります。
よく挙げられるのが、ラグビー、レスリング、フィギュアスケート、カヌー、体操です。
学校の体育の授業で習う機会が少なかったり、ルールが複雑でわかりにくかったりします。
スポーツ観戦を楽しめないとき、次の一言を自分に問いかけてみてください。
「このスポーツ観戦を楽しめないのは、ルールを知らないせいではないか」と。
実を言うと、スポーツ観戦を楽しめない人の9割は「ルールを知らないこと」が原因です。
それに本人は気づいていません。
ルールがわからなければ、退屈に感じることもあって当然です。
選手が懸命にプレイしているのはわかっても、どこがすごくて、どんなルールで点が取れるのか、いまいちよくわかりません。
見たときの印象や雰囲気くらいしか楽しめなくなります。
ルールを知らないせいで、面白くないと誤解するのは、もったいないことです。
ルールを知るためには勉強が必要です。
ルールを知らずに観戦するのも悪くありませんが、きちんと観戦を楽しみたいなら、やはりルールを知っておくがベストです。
ルールがわからないスポーツは、ぜひネットで調べてみてください。
ルールが多いスポーツもありますが、基本ルールに絞れば、それほど多くはないはずです。
ルールがわかると、スポーツ観戦の見る目が変わります。
プレイのすごさや駆け引きがわかるようになり、がぜん面白くなります。
「こんなに面白かったのか!」と、目からうろこが落ちるでしょう。
ぎりぎりのプレイも理解できるようになり「あとちょっと!」「惜しいなあ!」という感覚も出てくるでしょう。
スポーツの理解を深める勉強にもなるので一石二鳥です。
人生の楽しみが増えることにもなるのです。