脳を活性化させるには「間違えること」が効果的です。
間違えるのは悪いことと思われがちですが、脳にとっては刺激的なイベントです。
正解したら、脳は無反応です。
気に留めることがありません。
さらっと流してしまいます。
「良かった」と思うことはあっても、それ以上がありません。
一方、間違えると、脳は反応します。
要注意のイベントとして、脳の中で黄信号が点滅します。
「しまった、間違えた!」と驚きます。
「正しい正解は何だろうか」と集中します。
正解を確認することで「なるほど、そうだった!」と納得できます。
きちんと覚えようとすることで記憶力も刺激できるのです。
間違えることは良いことです。
間違えることで脳が活性化されます。
驚いたり、考えたり、納得できたりすることは、すべて脳の栄養となります。
子供の脳がぐいぐい発達・成長するのは、たくさん間違えるからです。
大人になるにつれて、保守的な傾向が強くなって慣れたことしかしなくなり、間違える機会が減ります。
これは脳の健康に良くありません。
間違えることを恐れる必要はありません。
間違えることを楽しみ、間違えることに喜びましょう。
間違えることで、照れや恥ずかしさ、ショックや悔しさを感じることもあるかもしれませんが、脳にとってはプラスです。
どんどん間違える機会を作って、どんどん脳を活性化させていきましょう。
あなたは今日、何を間違えましたか。
まだ今日は何も間違えていないのなら、今すぐ新しいことに取りかかり、1つでもいいので間違えてください。
初めて見ること・聞くこと・触れることがあれば、間違えるチャンスです。
間違える人が、成長するのです。