セミナーに参加するとき、一番大切なことがあります。
「目的を持って参加する」ということです。
気になる講師がいて、セミナーに興味が湧き、申し込むことがあるでしょう。
著名な講師であれば「とにかく参加してみたい」と思うこともあるはずです。
講義の内容より直接会ってみたい気持ちのほうが大きいこともあるかもしれません。
もちろんセミナーに足を運ぶのはいいのですが、ここで気をつけたいことがあります。
目的もなく参加するのは要注意です。
「セミナー講師が良い話をしてくれるだろう」という程度では、ろくなことになりません。
話を聞いても、すぐ忘れます。
「何か良いことを話していたなあ」で終わります。
受け身になっているので、水をざるですくうような感じになり、何も残りません。
時間とお金を無駄にするだけで終わるのです。
セミナーに参加するなら、目的を決めておきましょう。
自分なりの目的設定でいいのです。
「お金の勉強をする」
「ビジネスマナーを身につける」
「リーダーシップのスキルを学ぶ」
「売上アップのヒントを見つける」
「起業に役立つ情報を収集する」
カリスマ講師の話し方を間近で観察して「引きつける話術を学ぶ」という目的も悪くありません。
目的を持つと、そこに意識が向くので、吸収力がアップします。
目的が明確になると、それに反応するアンテナが張り巡らされ、吸収力も記憶力も高まります。
やや特殊ですが「セミナー後の交流会で人脈を広げる」という目的も、場合によってはありでしょう。
結局のところ、セミナーを有意義にできるかどうかは、自分次第です。
目的を持たずに参加するセミナーは、何も変わりません。
目的を持って参加するセミナーが、人生を変えるのです。